ショアキャスティング初心者向けに釣り方&タックルの選び方をご紹介!

ショアキャスティング初心者向けに釣り方&タックルの選び方をご紹介!

ショアキャスティングは、堤防や河口からルアーを使って行う初心者にもおすすめの釣りです。狙うターゲットは青物やシーバス、フラットフィッシュが人気です。ショアキャスティングに適切なタックルを選び、基本的な釣り方を覚えて、初心者も釣果UPを目指しましょう。

記事の目次

  1. 1.ショアキャスティングとは
  2. 2.ショアキャスティングの基本的な釣り方
  3. 3.ショアキャスティングのコツ
  4. 4.ショアキャスティングで使うタックルの選び方
  5. 5.初心者へおすすめのタックル
  6. 6.ショアキャスティング初心者は基本を守ろう

ショアキャスティングとは

Photo byfkabay

ショアキャスティングとは、陸からミノーやトップウォーターなどプラグ系ルアーを使う初心者にも人気の釣りです。ターゲットとなる魚も幅広く、さまざまな魚種を狙えます。釣り方は簡単な仕掛けだけで、投げては巻きの繰り返しなので体力を使いますが、その分釣りをしていると実感しやすいので初心者も楽しめます。
 

ショアキャスティングで狙うターゲット

Photo bypixel2013

ショアキャスティングのターゲット
ブリ・ハマチ
カンパチ・シオ
ヒラメ
シーバス
太刀魚

ショアキャスティングで狙うターゲットは幅広く、釣りをするポイントや時期でターゲットが変わります。ターゲットとして人気がある青物やロックフィッシュも釣れやすい時期を狙えば、初心者も釣れる可能性が高いです。特にターゲットとして人気の高いシーバス・青物・フラットフィッシュの釣れやすい時期を紹介します。

シーバス:1年中狙える

シーバスは全国的に分布しており、1年中狙えるため初心者におすすめのターゲットです。シーバスが捕食しているのは、イワシなど小魚類やゴカイなどの多毛類、カニなどの甲殻類と幅広く、興味が湧いたものを捕食します。多毛類が多くなる2~5月頃が、特に釣れやすい時期です。釣れるポイントは、河川や漁港が中心で足場も安定しているため安心して釣りができます。

青物:7〜10月

青物は7~10月ごろが初心者におすすめの時期です。夏場は数釣りの季節で、小型ですが群れで陸地近くを回遊するため、初心者でも釣れます。捕食しているのはイワシなどの小型魚ですので、サイズを合わせたルアーを選びます。釣れるポイントは、潮通しの良い外洋に面した堤防やサーフ(砂浜)です。10月以降は数釣りではなく良型狙いになるので、初心者は釣れやすい夏場を狙い経験を積むのをおすすめします。

フラットフィッシュ:10〜2月

ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュは、10~2月が釣りやすい時期です。特に10~11月は、小型魚が陸地近くに寄ってくる時期で、ベイト狙いのヒラメやマゴチが接岸してきています。釣れるポイントはサーフと河口が主流です。フラットフィッシュは、ショアキャスティングで狙うターゲットの中では釣れにくい部類ですが、とてもおいしい高級魚なので、挑戦してみましょう。

釣り場所は潮通しのいい所

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ターゲットを狙う釣り場所は、潮通しのいい所を選びます。潮通しがいい所というのは、潮の流れがあり常に新しい海水が流れているところのことです。潮通しがいい所は、ターゲットが捕食している小型魚などがたまりやすいです。潮の流れがないと、酸素量が低下してるなどの理由で魚が寄りつきません。

ショアキャスティングの基本的な釣り方

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ショアキャスティングの釣り方は、シンプルです。釣り方は複雑な仕掛けは使わないので、ロッド・リール・ルアーが揃えば釣りに行けるのがショアキャスティングの人気の一つです。それでは、ショアキャスティングの基本的な釣り方について詳しく紹介します。

餌は使わずルアーを使って陸から釣る

ショアキャスティングでは、餌は使いません。堤防や河口などの陸地から、ルアーを使って釣りをします。ショアキャスティングは、ロッド・リール・ルアーを揃えればすぐに釣りに行くことができます。基本仕掛けはPEラインとショックリーダーを結ぶFGノットが一般的なので、しっかり覚えましょう。

基本仕掛けはFGノットを使う。

Photo bypasja1000

FGノットとは、道糸のPEラインとハリスのショックリーダーを結ぶために使う仕掛けのことです。2本の糸を編み込む仕掛けになり、仕掛けが不十分だと接続部分から糸が切れたり結びがほどけてしまいます。慣れるまで時間がかかりますが、重要な仕掛けなのでしっかり覚えましょう。YouTubeなどの動画サイトで仕掛けの仕方を説明している動画があるので、参考にすると覚えやすいです。

ショアキャスティングのコツ

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ショアキャスティングの釣果を向上させるには、コツがあります。以下では、釣りをする時間帯や場所取りについてなど、ショアキャスティングで知っておいた方が良いコツを紹介します。

初心者は場所取りが重要

ショアキャスティングは、良い釣り場所を確保できるかどうかで釣果が変わってきます。人気のある釣り場所は狙いをつけている人が多いため、場所取りが激しくなりやすいです。場所取りが早い人だと、朝マズメに釣りをするために0〜1時ごろから場所取りにきています。人気のポイントを狙うなら早めに場所取りに行くことをおすすめします。

朝マズメを狙う

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ショアキャスティングで釣れる可能性が高いのは、朝日が登りはじめる朝マズメと夕暮れ時の夕マズメです。特に狙うのは朝マズメです。朝マズメが釣れやすい理由は、植物性プランクトンが光合成のために水面に上がってくるため、植物性プランクトンを狙い小型魚が集まり、さらにその小型魚を狙いターゲットが集まるからです。青物狙いの場合、特に朝マズメをおすすめします。

ショアキャスティングで使うタックルの選び方

Photo byTheDigitalWay

ショアキャスティングで使うタックルは、小型狙いなのか大型狙いなのかで違ってきます。基本的に、青物などの大型魚が狙うターゲットとなるため、大型狙いに適したショアキャスティングで使うロッドやリールなどの選び方を詳しく説明します。

ロッドの選び方

Photo byCalinPikeFishingPro

ロッドを選ぶときに重要なのは、ロッドの長さと硬さです。ロッドの長さはルアーの飛距離に関係し、ロッドが長くなるほど遠投能力が高くなりますが、長いほど扱いづらいです。ロッドの硬さは投げられるルアーの重さとターゲットを釣りあげる能力に関係し、硬いほど重いルアーに対応し、軽いルアーが投げられません。硬さが足りないとパワー不足で大型のターゲットを取り逃がす可能性が高くなります。

①長さは96Mが初心者におすすめ

ショアキャスティング初心者におすすめの長さは9.6ftです。長さは8ft後半から11ftまであり、短いと遠投能力が低くショアキャスティングに向いておらず、長くなるほど重くて扱いづらいです。9.6ftを選んでおけば、遠投能力も高く重さも初心者でも扱いやすいです。初めに購入するロッドは9.6ftをおすすめします。

②硬さはMHかMがいい

ショアキャスティング初心者に向いている硬さはMHかHです。硬さはL~Hまであり、M~Hまでがショアキャスティングに適しています。ショアキャスティングで使うルアーは重さが軽いものもありますが、M~MHなら対応できますし、大物が掛かってもパワー不足で釣り上げらなれない心配がありません。

リールの選び方

Photo byRegalShave

リールを選ぶときに重要なのはリールの番数です。ショアキャスティングでは、主に4000~5000番代のリールを使います。リールの番数が高いほど、重たいルアーに対応しており大型のターゲットを狙う時に必要になります。

①大きさは4000番代を選ぶ

ショアキャスティングで使うリールは、4000番代が一般的で使いやすいです。番手が小さいと大型のターゲットが掛かったときにパワー負けしてしまい、取り込むことが難しくなります。リールに巻くラインは1.5~3号のPEラインを200~300メートル巻くのが一般的なので、4000番代が適してます。大手メーカーのシマノは他のメーカーと規格が違うため、5000番代がおすすめです。

②初心者はハイギアがおすすめ

リールにはハイギアが付いているものと付いていないものがあります。ハイギアが付いているとギア比が高くなり、1回転の糸の巻取り量が多くなるため巻取りスピードが速くなります。ショアキャスティングは速い動きで誘う釣りになるため、ハイギアが付いているリールのほうが有利です。

ラインの選び方

Photo bycratigan55

ショアキャスティングで使うラインは2種類です。道糸で使うのがPEラインで、ショックリーダーで使うのがフロロカーボンラインかナイロンラインになります。PEラインは摩擦に弱いため、根ずれで簡単に切れてしまうのでショックリーダーが必須です。

①PEラインは1.5号から2号を選ぶ

ショアキャスティングで使うPEラインは1.5~2号をおすすめします。PEラインは、フロロカーボンやナイロンと比べて直線強度が強く低伸度なため高感度です。他のラインと同じ号数で比べても細く距離がでるため、ある程度飛距離が必要なショアキャスティングで必須です。上記で紹介したタックルに適合している1.5~2号のPEラインを巻いておけば、大物が掛かっても大丈夫です。

②リーダーは30lbから40lbを選ぶ

ショックリーダーは30~40lbをおすすめします。基本的にショックリーダーは、メインのPEラインと強度が同等か低いものを選びます。ショックリーダーにはフロロカーボンとナイロンがあり、一般的に使われているのは、擦れに強いフロロカーボンが多いです。PEラインが1.5~2号の場合、おすすめしている30~40lbが適合で、大物の青物がかかってもパワー負けしません。

初心者へおすすめのタックル

Photo bybaminnovations

初心者におすすめのタックルを紹介します。ショアキャスティングの入門タックルとして評価されている、有名メーカーDAIWAのロッド・リールを詳しく解説します。ショアキャスティングで持っていた方がいいおすすめルアーも紹介します。

ロッド:DAIWAジグキャスター96MH・H

DAIWAジグキャスター96MH・H

出典元:Amazon

DAIWA ジグキャスター96MH・H

現在在庫切れです。

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有名メーカーであるDAIWAのショアジギング・ショアキャスティングの入門ロッドです。96MHはジグキャスターのスタンダードモデルで、プラグは最大65グラムまで対応しています。リールシート長を長めに設定しているので、力が弱い方でも遠投しやすく、グリップも長めなので脇に挟んでしゃくりやすいです。

リール:DAIWAレグザLT4000D-CXH

DAIWAレグザLT4000D-CXH

出典元:Amazon

DAIWA レグザ LT4000D-CXH

参考価格:¥14,000(税込)

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有名メーカーであるDAIWAのショアジギング・ショアキャスティングの入門モデルです。タフなソルトゲームに最適なリールで、高剛性メタルボディ、マグシールド、ATDの採用などハイスペック機に見劣りしない充実したスペックを持っています。コスパが高いリーズナブルなリールなので、初心者にもぴったりです。

ルアー:COREMANバイブレーションジグヘッドVJシリーズ

COREMANバイブレーションジグヘッドVJシリーズ

出典元:Amazon

COREMAN バイブレーションジグヘッド VJシリーズ

参考価格:¥2,550(税込)

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日本の釣り具メーカーCOREMANが製造している反則的に釣れるバイブレーションジグヘッドです。ボディ全体が絶妙に揺れるバイブレーションとシャッドテールのピリピリとした細かいアクション、潮の流れで自動的に発生する千鳥アクションが特徴的です。青物からフラットフィッシュまで、ショアキャスティングのターゲット全部に対応できます。

ショアキャスティング初心者は基本を守ろう

Photo byqimono

ショアキャスティング初心者は必要なタックルを揃えて、釣り方やターゲットが狙える時期など基本を守ってショアキャスティングに挑みましょう。ショアキャスティングは基本を守っていけば、必ず釣果はアップしていきます。大物ゲットを目指してショアキャスティングを楽しみましょう。

Syog89
ライター

Syog89

こんにちは!徳島県在住の2児のパパアングラーです!主にエギングとショアジギをしていますが、いろんな釣りに挑戦中です! 読者の方々に少しでも役立つ記事を頑張って書きますのでよろしくお願いします!!

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