釣り糸につけるハリスの意味とは?種類による強度の違いや選び方もご紹介!

釣り糸につけるハリスの意味とは?種類による強度の違いや選び方もご紹介!

釣り仲間と話をすると「ハリスは何号使っているよ」とか「ハリス」というワードがよく出てきますが、釣りを始めたばかりの初心者の方はそもそも「ハリスってなに?」と疑問になります。そんな疑問をお持ちの釣り初心者の方のために「ハリス」の意味や必要性を解説していきます。

記事の目次

  1. 1.ハリスとは
  2. 2.釣りで使われるハリスの種類
  3. 3.ハリスの選び方
  4. 4.釣り糸(道糸)とハリスを結束するときの注意点
  5. 5.まとめ

ハリスとは

Photo byTheDigitalWay

ハリスとは、リールに巻かれている釣り糸(道糸)の先端とつなぐ道糸とは違う釣り糸のことになります。ルアーでの釣りをする方は、「ショックリーダー」とも呼ばれたり、堤防や船での釣りに使う仕掛けもこの「ハリス」の一種です。

なぜハリスが必要なのか?ハリスを使う意味は?

ハリスを使う理由として一番の理由は、釣り(主に海釣り)で使われる道糸が「PEライン」と呼ばれる釣り糸が使われているからです。この「PEライン」は引っ張り強度がすごく強い釣り糸ですが、根擦れや摩擦に弱い糸のため根擦れや摩擦に強い釣り糸を「ハリス」に使うことにより釣り糸が切れることを防ぐ役目を持っています。このハリスを「ショックリーダー」と呼ように魚がかかった時の衝撃を吸収してくれるという意味もあります。

ハリスを付けることによるメリットとデメリット

ハリスは、根擦れや摩擦によるラインブレイクを防ぐだけではなく、魚がかかった時の衝撃を和らげる役目も持っています。しかし、道糸とハリスを連結させるのに特殊な結び方をするため結びが弱いとすっぽ抜けてしまったり、結び目が太いと竿のガイドに引っかかったりとライントラブルの原因になりったりします。

どんな釣りにハリスが必要なのか

このハリスが使われるのは主にルアー(疑似餌)で魚を釣る方がよく使用しています。このルアーでの釣りは疑似餌を底をズル引きしたり、大型の魚を狙ったりするので根擦れや衝撃の緩和のためにハリスを使います。また堤防や船釣りの仕掛けも擦れや衝撃を緩和するためにハリスに使われる釣り糸で作られることが多くなっています。

釣りで使われるハリスの種類

では「ハリス」に使われる釣り糸はどんな釣り糸を使えばいいのか、初心者の方は疑問を抱くと思いますが、今回は、数ある釣り糸の中で、最もハリスとして使われていると釣り糸と初心者向けの入門用のハリスについて解説します。

定番かつ王道のフロロカーボン

釣り人のほとんどが使っているであろうこのフロロカーボンという素材の釣り糸は、道糸に使われるPEラインと比べ擦れや摩擦に強いのが特徴で魚がかかった時の衝撃の吸収性も高いことからハリスとして定番かつ王道の釣り糸です。また、船や堤防で使う釣りの仕掛けもこのフロロカーボンが使用されていることが多い釣り糸です。

初心者向けの入門用ハリス ナイロンライン

一般的に価格も安く釣り具専門店以外でも手に入れやすいナイロンラインは、よく伸びるという特性があり衝撃吸収において特化している釣り糸となり、フロロカーボンより柔らかいため道糸と結束するときの結び(ノット)がしやすく、値段も安価で手に入れやすい理由から初心者の入門用として選ばれることが多い釣り糸です。
 

フロロやナイロン以外の釣り糸はハリスに使ってはいけないの?

ナイロンやフロロ以外にもエステルラインやPEラインなどがあり、狙っている魚種や釣り方によっては使われることもありますが、初心者の方や釣りが疑似餌を使ったルアー釣りや大きな魚を狙った釣りでは、強度や摩擦に対する強さがナイロンやフロロと比べ弱いことからあまり使われていないです。

ハリスの選び方

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ハリスに使われる釣り糸の種類がわかれば、次は実際に釣りに使うハリスを選ぶことになりますが、ハリスに使われるナイロンやフロロの中にも、「太さ」「色」「メーカー」などさまざまな種類が販売されており、自分がしたい釣りにはどれを買えばいいか悩んでしまいます。そんな悩みを解決するために今回はハリスの選び方について解説します。

基本は道糸の号数に対して4倍~5倍の号数のハリスを選ぶ

海釣りで基本となる道糸がPEラインですが、例えばPEラインの1号を道糸にしたらハリスはフロロまたはナイロンの4号の釣り糸がハリスとして基本の太さです。この理由として、PEラインのポンド数(海外での強度の強さの単位)とナイロンやフロロのポンド数が同じであることが望ましく、どちらか一方が強かったり、弱かったりするとラインブレイクの原因となるため同じ強さにする必要があります。

釣り場の環境や狙う魚のサイズによってハリスの号数を上げたり下げたりと微調整は必要

釣り場の環境はどの場所でも同じということは無く岩礁地帯であったり砂地、砂利浜であったりと釣り場の環境は違い、根擦れをしやすい場所や狙う魚がブリやヒラマサの20キロクラスとかの場合は基準の号数で選ぶと強度に不安が残りますのでその場合はハリスの号数を上げたり、また釣り場が釣り人でいっぱいの人気スポットや魚のサイズが小さい場合はハリスの号数を少し下げたりと釣り場や狙う魚によってハリスの号数の微調整は必要です。

水に浸かったときの透明度

ハリスの選び方でかなり重要なのが透明度です。魚を釣るときに最も重要なのは、魚をいかに騙して釣りあげるかということです。魚も命がかかっていますので人間に釣られないようにバレバレのエサには食いつきません。特にハリスは釣り針に直接つながっている部分ですので出来るだけ水に浸かった時に透明色に近い釣り糸ほどハリスに向いています。

透明度はメーカーの違いによって差があり人間の目では判断しにくい

透明度が重要なのが分かったところで、メーカーや同じメーカーでも商品によって色や透明度も違い、海の中での透明度のため人間の目では判断しにくいという難点があるためこればかりはさまざまなメーカーや商品を使って自分の釣果で判断する以外ありません。

ハリスの長さは1ヒロから3ヒロぐらいが定番の長さ

ヒロとは釣り用語でハリスの長さを表す単位で大体1ヒロが1~1.5メートルの長さです。基本は1ヒロぐらいの長さが扱いやすいのですが、ラインブレイクした時など一からハリスを結び直さなければいけないので3ヒロぐらい長くとるとラインブレイクした時でもそのまま釣りをすることが可能となります。

ハリスは長くとるとメリットたくさん

ハリスの定番の長さは1ヒロから3ヒロぐらいが目安となりますが、それ以上にハリスの長くとることでたくさんのメリットがあります。まずは結び直す手間が省けるのとウキ釣りや生き餌での泳がせ釣りではハリスの長さ=探れる範囲ですので、魚を探れる範囲が広いほどより釣れやすくなるというメリットがあり、極端に長くとるのではなく4ヒロや5ヒロぐらいの長さも視野に入れて長さを決めるのも1つの方法です。

釣り糸(道糸)とハリスを結束するときの注意点

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道糸とハリスを結束するときただ固結びをするのではなく正しい結束方法(ノット)をしないと魚がかかった肝心な時にハリスとしての役目を発揮せず道糸とハリスが外れてしまうなどのラインブレイクに繋がります。そんなトラブルを回避するために道糸とハリスを結束するときの注意点を解説していきます。

結束方法(ノット)によって強度は変わる

結束方法(ノット)はマイナーなものからメジャーなものまでたくさんの方法があり、その一つ一つには初心者でもやりやすいものから難しいけどかなりの強度が出るものなどそれぞれに特徴があります。また簡単なものはすぐできるが強度が弱かったり強度が強いものは結束するのに時間がかかったりとデメリットもありますので、結束方法の特徴を理解しとくと無駄なライントラブルを回避できます。

主に使われている結束方法の種類

  • FGノット・・・最も定番な結束方法で道糸とハリスを交互に編み込む摩擦系ノットとなりますが、初心者の方には難しく慣れるまでに時間がかかる結束方法
  • 電車結び・・・初心者でも簡単にできる結束方法となり、ノットの入門的な結束方法になります。ただし強度はあまり強くないですが、簡単のため釣り場でのラインブレイクしたあとのハリスを付け替えるときなどに便利な結束方法です。
  • ボビンノット・・・専用の道具が必要な結束方法になるのですが、強度はFGノットよりも強く、簡単のため道具を買えるならこの結束方法は強力な武器となります。

根がかりや擦れによる高切れした時のために予備のハリスを持ち歩こう

釣りをしていると根がかりや魚とのファイト中にラインブレイクするときがありますが、そんな時に予備のハリスがないと釣りができなかったり、ハリスがない状態で釣りを続けていると高価な道糸を無駄に消耗したりと損なことばかり起きてしまうので必ずラインブレイクしたとき用に予備のハリスは持ち歩くように心がけましょう。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。ハリスは釣りをする上でかなり重要な役割を持っているのが理解していただけたでしょうか。しかし、消耗品であるハリスは意外と値が張るものがあったり、と決して安いものではありません。これから釣りを始める初心者の方は高価な道具をそろえるよりもまず釣りの楽しさを知るために入門用のハリスなどで釣りをしてみてはいかがでしょうか。

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