リトリーブでのルアーの動かし方は?スピードなどコツを掴んでしっかり釣ろう!

リトリーブでのルアーの動かし方は?スピードなどコツを掴んでしっかり釣ろう!

リトリーブはルアーフィッシングの世界で基本的なアクションとも言えます。ただ巻いてくるだけですが、狙っている魚種によって巻くときのスピードやタイミングを変えることにより、釣果に大きな差が出てきます。そんな奥深いリトリーブの世界をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.リトリーブとは?
  2. 2.リトリーブが大事な理由
  3. 3.リトリーブ時のルアーの動かし方は?
  4. 4.リトリーブのコツ
  5. 5.巻いてくる時のスピードは?
  6. 6.リトリーブが上手くいかないときは?
  7. 7.応用編!リトリーブと一緒に使えるテクニック
  8. 8.コツをつかんで釣果に差をつけよう!

リトリーブとは?

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リトリーブとは、リールを巻いてルアーを手前の方に引っ張ってくるタダ巻きのことを言います。ルアーフィッシングにおいては、釣果を左右しやすい大事なテクニックです。初心者の方も、釣りの経験がある方も覚えておきたいポイントがいくつかありますので詳しく解説していきます。

リトリーブが大事な理由

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リトリーブは、比較的簡単なように思われがちです。実際は、奥が深く意外とうまくできていないものです。さまざまなメディアに出ている釣りのプロと呼ばれる方たちは、「釣果を出すためには、リトリーブがしっかりとできているかが大事だ」と言っています。なぜ大事なのかについて解説していきます。

①:リトリーブの巻き方で釣果が変わる

ルアーフィッシングで大事なことは、ターゲットの魚に対して、いかにルアーを生きているかのように見せることです。リトリーブするときの巻き方次第では、魚に違和感を与えてしまい全く反応しない魚もいます。

釣りの上手い人ほど、キャスティングしてからのリトリーブに全神経を集中させています。難しいテクニックではありませんが、それほど釣果に直結するシビアなものです。

②:リトリーブが効果的な魚が多い

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リトリーブが効果的な魚は多いです。むやみにアクションを付けるのではなく、ルアーを自然な動きに近づけます。リトリーブのテクニックの中に中に、I字系というものがあります。警戒心の高い魚に効果的で、ゆっくりとリトリーブさせることです。

③:釣り場の状況がつかみやすい

リトリーブが大事な理由の一つに、釣り場の状況が把握しやすいということがあります。特に、初めて釣りに訪れるフィールドに関しては、どこに障害物あるかはわかりずらいものです。コースを丁寧にリトリーブさせることにより、早く障害物の位置を把握でき、根掛かり防止や障害物についた魚を攻められる意味があります。

④:ルアーの特徴、動かし方がわかる

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ルアーには、適切な巻くスピードというものがあります。それは、クランクベイトやミノーと言った同じルアーの中でも、各メーカーの商品によっても違くなっています。リトリーブに重点を置くことにより、そのルアーの持つ意味、使い方がわかる様になり、最大限ルアーの特徴を活かせます。

リトリーブ時のルアーの動かし方は?

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リトリーブしているときの基本的な動かし方は、同じ一定のスピードで巻いてくることです。ルアーの種類によって適正な巻き方があり、特徴によって使いわけます。また、リトリーブ時の基本的なアクションを紹介します。

ルアーの種類によって動かし方が違う

リトリーブの基本として、一定の速度を保ちながら、適切なスピードで巻きます。ルアーには釣れるアクションをするスピードがあります。さまざまな形状のプラグ、ソフトルアーを使うときは、表層の見えるところで動きを確認して使います。

ストップ&ゴーでルアーを動かそう

リトリーブときのアクションとして、ストップ&ゴーがあります。ずっと、動かしているだけではなく、食わせる間を与えてやることで、アタリが出たりします。巻いてるリールを一旦止めてから、再度巻き始めることでリトリーブがより効果的になります。

リトリーブのコツ

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ここまでは、リトリーブの重要性について書いてきましたが、上達するために大事なのはいくつかのコツを掴むことです。難しいことはなく、スピード感や釣りの意識を変えることで、さらなる釣果アップに繋がります。上手くなるコツについて解説します。

ポイント①:一定のスピードで巻いてくる

コツの一つ目は、一定のスピードでルアーを巻いてくると言うことです。巻いてくる時のスピードがバラバラになってしまうと、魚に対して違和感を与えてしまいます。一定に巻くやり方のコツは、カウントしながらリールを巻くことです。一秒間にリールを一回転など数えながらやると同じスピードで巻けます。

ポイント②:竿先と角度を安定させる

コツの二つ目は、竿先と竿の角度を安定させることです。キャスティングし、着水してから巻き始めるときに、竿先がぶれてしまう人が多いです。水中のルアー自体も安定せずリトリーブがうまくいきません。巻くときは、竿先と角度を意識しましょう。

ポイント③:水中のルアーの動きをイメージする

コツの三つ目は、水中のルアーの動きをイメージしながら巻いてくることです。実際に見られるわけではないので、難しいですが、ラインと竿先から伝わる感覚で、どのような動き方をしているのかイメージしましょう。これが、できれば、同じコースを巻くことができ、リトリーブが上達できます。

巻いてくる時のスピードは?

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巻いてくる時のスピードは、さまざまです。ターゲットの魚や、ルアーの種類によって異なります。キャスティングするごとに、スピードを変えて魚からの反応を確かめなければなりません。具体的にリトリーブのスピードについて解説します。

リトリーブのスピードは3種類

Photo by asobitsuchiya

リトリーブのスピードは大きく分けて3種類あります。人それぞれ感覚によって違いがありますが、魚の活性が高いかどうか、狙っている魚の種類によって以下の3種類を使い分けてみましょう。

スローリトリーブ

スローリトリーブは、魚に対してゆっくりとルアーをアピールしたい時に有効な巻き方です。特に、魚の動きが鈍い低水温のときには、使っていきたい巻き方です。ゆっくりと一秒間を数えながら、リールを巻いてくるとちょうどよいでしょう。

ミディアムリトリーブ

ミディアムリトリーブは、一番基本的なスピードのやり方になります。リールを一秒間に一周させてくるぐらいのスピードです。まず、このスピードを基準に考えて、魚からの反応が無ければ遅く巻いてみたり、速く巻いてみたりするのがよいでしょう。

ファストリトリーブ

ファストリトリーブは、魚がルアーの動きを見慣れてしまい、完全に見切ってしまっているときに使いたい巻き方です。また、活性の低い魚に対して、リアクションさせて口を使わせることができます。青物などの魚は、ルアーを見切るのが早いので積極的に使っていきましょう。

リトリーブが上手くいかないときは?

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一定のスピードで巻いてきて、やり方はあっているはずなのに上手くいかないことがあるはずです。そのときは、道具や、竿の持ち方、ラインの張り加減に原因があります。確認するだけでさらに上達しますので、解説します。

①:リールのギア比を見直そう

リールにはギア比と呼ばれるものがあります。つまり、リールを一回転させた時に何センチ巻き取ることができるかと言う意味です。リールによって異なってきますので、巻き取りが早いと感じるときはギア比が低いものを、逆に早く巻きたいときはギア比が高いものを選びます。

②:ロッドは正しく握りましょう

ロッドを正しく握り、ルアーの動きを安定させることが必要です。リールの足の所を中指と薬指で挟むように握るのが基本的な握り方になります。キャスティングしてからは、力を抜いて握ると安定したリトリーブになります。

③:ラインの張り加減で動かし方を確認

リトリーブするときの目線は、竿先の動きを確認することも大事ですが、ラインの張り加減を目で確認すると、ルアーの状態がわかりやすくなります。ラインを若干たるませながら巻くとゆっくり巻くことができます。また、魚からのアタリも早くに察知する効果もあります。

応用編!リトリーブと一緒に使えるテクニック

Photo by cotaro70s

ここまでは、リトリーブの基本的なやり方を解説してきましたが、ここからは応用編として、一緒に使えるテクニックについて解説していきます。これらの、アクションも取り入れいきながら釣果アップを狙っていきましょう。

釣れない時のコツ!アクションを付けてみましょう!

リトリーブだけでは、ルアーを見切られてしまいます。釣れる魚も多いですが、すれるのも早いです。リトリーブを基本として考えるのは当たり前ですが、さまざまなアクションを加えていき、魚に飽きさせない工夫をしましょう。リトリーブがより効果的になります。

応用編①:ボトムのズル引き

一つ目は、ボトムのズル引きです。メリットとしては活性の低い魚は底の方でじっとしていることがあり、効果的にアピールすることができます。デメリットとしては、根掛かりをしてしまう可能性が高いことです。リトリーブをして障害物の位置を把握して、回避するようにしましょう。

応用編②:リフトアンドフォール

二つ目は、リフトアンドフォールです。リトリーブをしてきて、竿先を持ち上げてからリールを止めて落としていきます。リフトして多くの魚にアピールすることができますし、フォールで食わせの間も演出することができます。ソフトルアーなどではリフト幅や持ち上げるスピードを変えたりするとより効果的です。

応用編③:フォールからのステイ、シェイク

三つ目ですが、フォールからのステイとシェイクになります。実際に釣りをしていると全く動かしていないのに魚が食べていたという状況があります。それを、自ら演出し、時々竿先を小刻みに振ってシェイクさせることで、釣れてくる魚も多くいます。

応用編④:トゥイッチング、ジャーク

四つ目は、トゥイッチングとジャークになります。いわゆるリアクションの釣りとなりますが、活性の低い魚に口を使わせることができます。しかし、タイミングを間違うと魚が警戒してしまうことがあるので注意が必要です。時々加えてみて魚からの反応をみるとよいでしょう。

コツをつかんで釣果に差をつけよう!

Photo by1643606

いかかがだったでしょうか?難しいテクニックではありませんが、釣りの流れでは必ず使うものであり、釣果に直結する大事なものです。意外とできていない方も多いので丁寧なリトリーブを心がけるのが上達の近道です。きっと、沢山の魚に出会えるきっかけになります。

中津 翔太
ライター

中津 翔太

よろしくお願いいたします。

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