雨の日は釣りに行っちゃダメ?
雨の日の釣りは、おすすめできません。雨で足場や視界が悪くなるため、転んだり、ケガをしたりする確率が高くなります。釣りに慣れていない初心者には、とくに危険がいっぱいです。
しかし、釣果が上がるといわれているので、あえて雨の日を狙い、出かけるアングラーも多くいます。天気が釣果に及ぼす影響を知り、危険を回避しながら釣りを楽しめるようにしましょう。
雨が釣りに及ぼす影響は?
雨が釣りに及ぼす影響は、釣り場が空く・釣果が上がる・餌の扱いに注意が必要と3点あります。雨に濡れると、体力や気力を消耗するので外出する人が減り、釣り場が空きます。
しかし、天気と釣りの関係は興味深く、人がいないから釣れないわけではありません。魚の種類によっては活性が上がるため、釣果も上がります。餌の扱いも重要です。
釣り場が空いている
天気が悪いと釣り場が空きます。雨の日は足場が悪くなり、危険が増すため、初心者や家族連れは、わざわざ天気の悪い日を選んで釣りをしません。防潮堤などで大波を防いでくれる場所もありますが、足を滑らせればケガをします。
雨が降っていると、外に出るのがめんどくさい人も多いです。晴れの日より釣り人の足が遠のくので、釣れるポイントの競争率が下がります。
天気が悪いと釣果が上がる
天気が悪いと釣果が上がります。しかし、すべての魚種ではありません。雨の量が関係し、小雨が好き・雨上がりが好きなど、魚の性質によって変化します。陸や川から流れ込んだもの(昆虫・小魚・酸素など)を喜んで食べにくる魚や、水の濁りが好きな魚の釣果もよいです。雨で活性して、仕掛けへの食いつきがよくなります。
餌の扱いに注意が必要
雨の日は、餌の扱いに注意しましょう。例えば、サビキ釣りで使う餌のアミエビは、濡れてしまうと使いものになりません。餌に虫を使う場合も、雨水に濡れると使いにくくなります。絶対に濡れないように、フタつきの入れ物が必要です。フタつきの入れ物は、100均などに売っている、料理用の保存ケースで対応できます。