雨の日の釣りの持ち物
- レインウェア
- レインキャップ
- レインブーツ
- 各種の防水ケース
- ビニール袋
- 下着
- インナー
- 着替え
- グローブ
- フタつきのケース
- ボートバッグ
- タオル
- 救急セット
雨の日は釣りの基本の持ち物に、防水・防寒対策が必須です。水が服のなかに入ることを考えて、着替えは下着まで用意してください。ケガに備えて救急セットも持っていきましょう。
子どもや初心者は、雨ではなく、夏の晴れた日の釣行がおすすめです。釣り場によりますが、夏の晴れた日なら普段着で釣りができます。持ち物も、釣り竿と餌とバケツだけと身軽です。
防水グッズは必須
雨の日の釣りで、防水グッズは必須の持ち物です。レインウェアやレインブーツを着ていなければ、体が冷えてカゼを引きますし、防水ケースに入れなかったスマホは、役に立たなくなります。餌は使えなくなり、防水加工しなかったロッドや釣り具は、錆びてしまうでしょう。
防水グッズは、高性能なものほど自分の身を守ってくれます。とくに初心者は、安いものを買わないようにしてください。
タオル・着替えは多めに
雨の日に釣りへ行くなら、タオルや着替えは多めに持っていきましょう。雨の日は、袖口が絞れるタイプのレインウエアを着て、レインブーツを履いても、服のなかに水が入ってきます。雨が強ければ、なおさらです。
インナーや下着を忘れる人が多いので、持ち物をしっかり確認してください。海へ行く人は、高い波をかぶる場合を考えて、大きめのタオルが必要です。
救急セットがあると安心
雨の日の釣りへ行くなら、持ち物のなかに救急セットがあると安心です。雨の日は視界が悪く、手もと・足もとが見えにくくなります。針で指を刺した、つまずいて転んだら血が出たなど、ちょっとしたケガに対応できるようにしましょう。
雨の日におすすめの仕掛け
雨の日の釣りでおすすめの仕掛けは、サビキ仕掛けとルアーフィッシングです。サビキ仕掛けを使うサビキ釣りは、雨との関係性がよく、全体に釣果が上がるといわれています。
雨の日のルアーフィッシングは、シーバスを狙うのにぴったりです。水の濁りが好きなシーバスは、雨だと警戒心がやわらぐので活性し、ルアーへの食いつきがよくなります。
仕掛け①:サビキ仕掛け
サビキ仕掛けは、ゲリラ豪雨や台風のような土砂降りじゃなければ、天気に関係なく楽しめます。仕掛け方も、天気によって大きな違いはありません。
港や防潮堤などの足場が安定したポイントを確保して、サビキを仕掛け、餌を撒きつつヒットを待ちましょう。初心者でも釣果が上がりやすいので、雨の日の釣りデビューを考えている人におすすめです。
サビキ仕掛けのコツ①:たくさん餌を撒く
雨の日にサビキ仕掛けを活かすコツは、「たくさん餌を撒く」です。水の濁りが酷いと、魚が仕掛けたサビキを認識できない可能性があります。魚の活性が高くなるのに、認識できないのはもったいないですよね。
たくさん餌を撒いて、視覚だけでなく嗅覚にも訴えると、仕掛けに食いつく確率が高くなります。港や防潮堤で餌を撒くときは、他の釣り人に配慮して撒きましょう。
サビキ仕掛けのコツ②:深めのタナを攻める
2つ目の雨の日のサビキ仕掛けのコツは、「深めのタナを攻める」です。海水を好む魚は、雨が混ざって海の塩分濃度が低くなると、いつもより深いタナで回遊します。堤防や港でサビキ釣りをする場合は、意識してタナを下げましょう。
仕掛け②:ルアーフィッシング
雨の日のルアーフィッシングは、ルアーへの食いつきがよくなるのでおすすめです。雨の日は、水面に雨粒があたったり、流れが激しくなったり、濁ったり、海や川が変化します。雨の日の魚は、すべての感覚がいつもより鈍いです。餌と仕掛けを勘違いする場面が増え、釣果につながります。
ルアーを仕掛けるコツ①:派手なルアーを選ぶ
ルアーを仕掛けるコツは、「派手なルアーを選ぶ」です。魚は目がよくないので雨で濁りがあったり、流れが激しかったりすると、地味なルアーを見つけられません。魚に見つけてもらわないと仕掛けの意味がないので、目立つものを使いましょう。
ルアーを仕掛けるコツ②:浅いタナを攻める
ルアーを仕掛けるコツの2つ目は、「浅いタナを攻める」です。雨の日は急な気圧の変化で、浮力調整がうまくいかなくなり、魚が浮き気味になるといわれています。水面に落ちる雨粒の動きでも、魚は警戒心を解いて、浅めのタナにやってくるのです。
流れてくる餌を食べるために、浅いタナを泳ぐ魚もいます。餌とルアーを勘違いしてもらえるようにロッドを動かしましょう。