SiCリングとは?ガイドの種類による特徴の違いや見分け方をご紹介!

SiCリングとは?ガイドの種類による特徴の違いや見分け方をご紹介!

SiCガイドとは何か?SiCガイドとその他ガイド(Oリング、トルザイト)との比較を行い、メリット、デメリット、その他情報をまとめたページ。比較的初心者の方々が、より楽しく、効率的に釣りを行うために知っておいた方が良い情報です。

記事の目次

  1. 1.SiCリング SiCガイドとは?ロッドのどの部分?
  2. 2.SiCガイド?Oリング?ロッドガイドにはどんな種類があるの?
  3. 3.ロッドガイドの見分け方は?
  4. 4.SiCガイド(ロッドガイド)の値段はどのぐらい?
  5. 5.SiCガイド(ロッドガイド)が壊れたら交換できるのか?
  6. 6.まとめ

SiCリング SiCガイドとは?ロッドのどの部分?

釣りをするために必要な道具といえば、もちろん真っ先にロッドが挙げられます。そのロッドの中でも、重要なパーツの一つといえるロッドガイド。この記事ではそのロッドガイドに注目し、どのようなパーツなのか説明していきます。ちなみに、竿の中にラインを通す構造を持ったロッドも存在していて、インナーガイドと呼ばれています。このロッドにロッドガイドはついていません。

SiCガイド(ロッドガイド)とは?

出展:写真AC https://www.photo-ac.com

ロッドガイドとは、簡単に言うとロッドのラインを通すリング状のパーツです。先端(ティップ)から手元(バット)まで、複数ついているのが通常で、先端をトップガイド、手元側をバットガイドと呼んでいます。中間はトップ側から順にG1,G2・・・ #1,#2などと呼ばれていて、ロッドにより個数が変わります。ロッドガイドの材質、個数は、釣りをする際の力強さ、感度、ロッドの動きに大きく影響を及ぼす重要パーツです。

SiCガイド(ロッドガイド)の役割とは?

出展:写真AC https://www.photo-ac.com

ロッドガイドはラインを通すパーツですが、ラインと直接触れるのはこのパーツだけです。したがって、ロッドガイドの位置、個数により、手元に伝わるパワーが変わることは想像できるかと思います。また、釣りをする際にはロッドがたわみますが、こちらも位置、個数により、しなり具合、調子が変わってきます。ロッドは用途によりいろいろな種類が存在しますが、その特性を決めるために、ロッドガイドが大きく活躍しています。

ロッドガイドリングの役割とは?

出展:写真AC https://www.photo-ac.com

クラシックロッドなど、リングが無いものもありますが、ロッドガイドのリング部分、ここは別パーツがついており、ロッドガイドリングといいます。ロッドガイドの中でも、直接ラインと接触するのはこのリングです。キャスティング時、巻取り時、ラインが激しくこすり付けられます。そのさいに、リングの硬さ、滑らかさにより、ラインの滑り具合が変わりますので、巻取り時の重さ、キャスティング時の正確性、飛距離に効いてきます。とても重要なパーツです。

SiCガイド?Oリング?ロッドガイドにはどんな種類があるの?

ロッドガイド(フレーム、リング)にはいくつかの種類が存在します。形状の違い、材質の違い、サイズの違い、組み合わせると非常にたくさんの種類が存在します。ロッドの長さ、大きさによりサイズが変わる事は何となく想像できますが、それ以外にも、いくつもの理由が存在します。少しでも軽くしたい、少しでも性能を良くしたい、または少しでも安くしたい。それぞれの目的によって使い分けられています。

SiCガイドなどのロッドガイド種類について

ロッドガイドはさまざまな形状をしており、いくつかの異なった材質が使われており、目的別で使い分けられています。ロッドガイドリングは主にOリング、SiC、トルザイト、が使われています。また、ロッドガイドフレームはステンレス、チタンが使われることが多いです。もちろん、それ以外も使われますが、今現在は上記の材料が多く使われています。それぞれの特徴、使用目的について説明します。

ロッドガイド(リング)の違い、種類による特徴

ロッドガイドリングの主要3種(Oリング,SiC,トルザイト)について細かく見ていきます。リングは、ラインとの摩擦によって熱が発生します。この熱によってラインが劣化し、せっかくヒットしてもライン切れが起きてしまうかもしれません。また、例えばPEラインの様に、砂を巻き込んだラインに激しくこすれることを考えると、リング自体が摩耗するため、硬い材料が有利になります。それぞれの材料について掘り下げてみます。

SiC(シリコンカーバイト)ガイド

SiCとは、シリコンカーバイト(Si:ケイ素<シリコン>、C:カーボン)を使用したリングです。まず特筆すべきは硬度。シリコンと聞くと柔らかく感じますが、シリコンカーバイトはダイヤモンドの次に硬い物質で、リング材質として、シリコンカーバイトは最も硬いものです。また、熱伝導率もリング材質として最も高く、ラインとの摩擦で発生した熱を素早く放出する事ができ、ラインへのダメージを軽減できます。

Oリング

Oリングとは、ハードガイド、とも呼ばれますが、基本的にはアルミナオキサイド(酸化アルミニウム)セラミックの材料を指します。物性、製造方法も安定しているので、比較的値段を上げずに性能を上げる事が可能になり、汎用品、値段が安いロッドに多く使われています。ナイロン系のラインでは問題なく使用できていましたが、PEラインで使用した場合、使い方によっては容易にすり減ってしまいます。

トルザイトガイド

トルザイトとは、新開発セラミックをベースとしたリングの商標です。硬度、熱伝導率はシリコンカーバイト(SiC)に劣りますが、高密度で曲げにも強く、表面を滑らかにできるため、釣りの際、ラインに与えるダメージを減らせます。また、これが一番のメリットとも言えますが、薄型にできるため、重量を軽くできます。繊細な釣りにはロッドの重量が軽いほうが有利であるため、トルザイトを採用するケースも増えています。

その他

その他リングとしては、ガラス、タングステン、ゴールドサーメット、変わったところでは人工のルビー、サファイヤ(限定品)などでも作られています。見た目も含めて一長一短、という事ですが、技術の向上と共に使われなくなり、現状は今回説明したOリング3種にほぼ集約されます。小さく目立たないパーツですが、操作性、強度などに大きく寄与するパーツのため、技術開発が積極的に行われています。

ロッドガイドフレームの種類は何があるの?

出展:写真AC https://www.photo-ac.com

ロッドガイドフレームとは、ロッドガイドの金属部分を指します。ロッド本体との接続部分、かつ、リングを保持する役割も担っています。ラインを引くときにはガイド部分に力が加わりますので、強度を求められるパーツであり、水分、海水と触れますので、腐食しやすいと言えます。また、ロッド1本あたり複数個使うため、全体の重量にも大きく影響することから、軽量化が求められます。使用されている主な材料について説明します。

ステンレス

ステンレスとは鉄にニッケル、クロムを混ぜた合金です。stainlessと書くだけあり、stain=汚れ(錆び)less=ない。まったく錆びないと言うことはありませんが、鉄と比べるとさびにくい素材です。屋外製品にもよく使われており、市場にも多く流通していることから、比較的値段が安いです。溶接などの加工もしやすいため、ガイドにも多く使われています。

チタン

チタンは、元素記号にも登場するように、純金属です。応用の場合には合金になることが多いですが、ステンレスより錆びにくい特徴があります。また、比重、ひっぱり強度、耐腐食性、硬度についてもステンレスを上回っています。比重が低いことからパーツとして軽量化が可能で、ロッド重量も軽くでき、繊細な釣りに対応できます。ただ欠点もあり、値段が高いこと、溶接等が困難であるため、変形、破損時に修理をすることが困難です。

その他

その他材質として、AGSが挙げられます。これはカーボン繊維を使用したガイドで、非常に軽量です。ただし、他の材料より強度が劣りますので、大物狙いには厳しい面があります。小さいアタリを逃さない様、非常に繊細な釣りで活躍するフレームといえます。ステンレス、チタン、カーボン、歴史によって素材が変わってきた一面もありますが、それぞれに長所短所がありますので、釣りの狙いによって使い分けるのが理想です。

ロッドガイドの見分け方は?

ここまで読んでいただいた方で、特に材質にこだわらずに購入したのであれば、今持っているロッドは何がついているのか気になるかもしれません。これから購入される方については、それぞれの特性を考慮してロッド選びをしていただければと思いますが、どのような見分け方があるか説明します。

ロッドガイドリングの見分け方

ゴールドサーメット(金色)、セラミック(白色)、ルビー(ピンク色)等のリングであれば見た目で判断する事は可能です。今回紹介したOリング、SiC、トルザイトなどは、明確に見分けるのは非常に困難ですが、見分け方の目安としての特徴を書いてみます。

色での見分け方

  • Oリング・・・光沢のない濃いグレー
  • SiC・・・光沢があり、黒に近いグレー
  • トルザイト・・・光沢があり、黒に近いグレー
  • Oリング以外は、色で違いを見つけるのは困難です

形状での見分け方

トルザイトは、特徴でも説明したとおり、薄型にすることができる材質です。SiCと比較すると、一回り小さく(同一の外径で比較すると、内径が大きい)できています。また、非常に見にくいですが、トルザイトの刻印がされている場合もあります。ただし、同一材料でも形状は複数ありますので、どうしても正確に知りたい場合には、釣り具店に相談するか、メーカーに問い合わせするのが良いかもしれません。

SiCガイド(ロッドガイド)フレームの見分け方

ロッドガイドフレームの見分け方は、主に目視ですが、非常に困難です。ステンレスとチタンを持ち比べれば違いは感じますが、ロッドについた状態ではなかなか違いを見分けるのが困難です。すべてではありませんが、金属部品は材料が表示(>TITANIUM<の様に)されているケースもあり、その場合は判別可能です。

SiCガイド(ロッドガイド)の値段はどのぐらい?

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色々とガイドについて説明してきましたが、値段について説明します。大きさ、形状によって左右されるため、一概に言えない部分もありますが、今現在、流通量が多いであろうSiCを基準にすると、Oリングが0.3、トルザイトが1.05という感じです。わかりやすくSiCガイドの値段を1,000円とした場合、Oリングが300円、トルザイトが1,050円になります。

SiCガイド(ロッドガイド)が壊れたら交換できるのか?

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ガイドリングが破損してしまった場合、リングのみでは交換できません(単体で入手できれば可能です)。ただし、ガイドとしては豊富に販売されていますので、交換可能です。ステンレスかチタンか、つける場所のサイズは合っているか、仕様、値段を調査し、購入してください。また、ガイド単位で交換できますので、グレードアップも可能です。TOPガイドだけ交換するなど、用途に合わせてガイドを変えれば、更に釣りが楽しくなります。

まとめ

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今回はロッドガイドについて説明してきました。全体的にトルザイトが良いイメージもあったかと思いますが、使用するラインによって、音鳴りが発生する場合があります。繊細な釣りでは釣果を下げる原因になるかもしれません。用途に合わせて、には変わりありませんが、ガイドを意識してロッドを購入する場合、ガイドを交換、という場合には、まずは性能、価格のバランスが取れたシリコンカーバイト、SiCをおすすめします。

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