3つのテクニックで簡単に飛距離up
自分が持っているルアー・ロッドを用いて、ペンデュラムキャストの基本であるコツをつかんだら、次は実戦形式です。他のルアー・ロッドでペンデュラムキャストをするための「3つのテクニック」について解説します。
①ルアーの選定
実際に釣りをするポイントで、自分が狙っている魚に有効的なルアーを選ぶことが多いです。ペンデュラムキャストをする前に、使用するルアーの重量を確認してください。
ロッドの先端から垂らす釣り糸の長さは、基準となるルアーの重量よりも軽かったら長く、重かったら短くなります。
②ロッドの選定
自分が使用するルアーを選んだら、ルアーの重量に適したロッドを選びます。先ほどと同じようにコツの中にある、ロッドのしなり具合を確認してください。使用するロッドのしなり具合によってリリースタイミングが異なるので要確認です。
③サーフにて練習あるのみ!
最終的には、実際に釣りのポイントで練習するのが一番効率的で、場所・時間帯に適したルアーとロッドを選んで、何回もキャスティングします。あくまで練習兼実践なので、練習中に釣れたらラッキー程度に抑えることで、モチベーションにもつながります。
ルアーの選び方
ペンデュラムキャストで使用するルアーの選び方について解説します。どういった獲物を釣るのかで変わってくるルアーの種類と、穂先から垂らす糸の長さが変わってくるルアーの重量の2点から紹介していきます。
①〝種類〟で選ぶ!
使用するルアーを選ぶ上で、ほとんどの人が釣る対象に適したルアー、つまり「ルアーの種類」から選びます。ルアーの種類と一言で言ってもたくさんあり、ペンデュラムキャストに適している初心者におすすめなルアーの種類は以下の5種類です。
- ポッパー
- ペンシルベイト
- ミノー
- バイブレーション
- メタルジグ
②〝重量〟で選ぶ!
ペンデュラムキャストで使用するルアーの選び方として、ルアーの「重量」で決める方法もあり、選び方としては、使用するロッドの適合ルアーウェイトによって異なります。
適合ルアーウェイトの範囲の中でも、最大値付近が最も飛距離が伸びやすいです。理由としては、軽いと空気抵抗を受けて減速しやすく、ロッドのしなりを生かしきれないからです。
ロッドの選び方
ペンデュラムキャストで使用するロッドについて解説します。解説する「ロッドの種類と硬さ」が組み合わさることで、ペンデュラムキャストで重要となるしなり(反発力)が生まれ、飛距離が伸びやすくなります。
①〝種類〟で選ぶ!
使用するロッドを選ぶ際に、確認してほしいのがロッドの種類です。一口に種類といってもいろいろありますが、種類の中でもロッドの「調子(テーパー)」について確認してください。
調子(テーパー)とは、ロッドがどのくらい曲がるのかを指し、エキストラファースト(ロッドの先端)<ファースト<レギュラー<スロー(ロッド全体)という順番で曲がります。
②〝硬さ〟で選ぶ!
ペンデュラムキャストで使用するルアーの重さを左右するのがロッドの「硬さ(パワー)」です。ロッドごとに硬さ(パワー)が決まっていて、ペンデュラムキャストで飛距離を出すのであれば、硬さの上限付近が伸びやすいです。
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