マグロは刺身以外の料理でおいしく食べられる?
マグロは刺身以外にもさまざまな食べ方を楽しめる魚です。新鮮なマグロが手に入ればそのままお刺身で食べてももちろんおいしいですが、必ずしもいつもおいしいマグロが手に入るとは限りません。味付けや付け合わせを少し工夫するだけでマグロをおいしくアレンジできます。
刺身だけじゃないマグロの魅力
マグロは生の刺身だけではなく、火を通して調理してもおいしく食べられます。マグロはコクや風味がしっかりしているので加熱するとあっという間にごはんのおかずに変身します。
マグロの赤身は高タンパク質、低カロリー、低脂質と、栄養面でも優れているのでたまにお刺身で食べるだけではもったいない食材です。調味料を加えたり加熱するなど少しの工夫で赤身も刺身とは違った楽しみ方ができます。
マグロと相性のよい食材
マグロと相性がよい人気の食材はアボカドや山芋などです。マグロの赤身の触感とは違ったとろりとした触感がお口の中でマッチするのでアレンジレシピの中でもよく使われています。他にもごま油やラー油、ネギ、バター、にんにくなど香りのある食材ともよく合い、和風・洋風・中華風とマグロ料理に変化を持たせてくれます。
簡単にできるマグロ料理
マグロをアレンジした料理はたくさんあります。混ぜるだけ、のせるだけの簡単レシピは、少しのアレンジだけでもいつもの刺身とは違ったおいしいマグロを楽しめるので、料理初心者の方でも気軽に挑戦できます。
①マグロの漬け丼
マグロの漬け丼は調味料を混ぜ合わせたものにマグロの刺身または塊をしばらく漬け込むだけの簡単なレシピとです。マグロの赤身を使用することで調味料とマグロの風味がマッチするのでおすすめで、シンプルですが刺身で食べるマグロとは違うおいしさを楽しめます。
マグロの漬け丼の材料
- マグロ(お好みの分量)
- しょうゆ(大さじ3)
- みりん(大さじ2)
- 酒(大さじ2)
- 白ごま、ネギ、海苔など(お好みで)
マグロの漬け丼の作り方
- しょうゆ、みりん、酒を鍋で火にかけひと煮立ちさせてアルコールを飛ばす
- 粗熱が取れたらマグロと合わせて30分ほど漬ける
- 丼にご飯を盛り付け2のマグロをのせる
- お好みで白ごま、ネギ、海苔をトッピング
②マグロユッケ
マグロユッケは中華風の味付けでいつもの刺身とは一味違ったマグロを味わえます。砂糖の甘味とコチュジャンのピリ辛がとてもマッチしておかずとしてもおつまみとしても人気の食べ方です。ごま油の香りも赤身との相性抜群で食欲がそそられます。
マグロユッケの材料
- マグロの赤身(100グラム)
- しょうゆ(大さじ1)
- 酒(小さじ1)
- 砂糖(小さじ1)
- ごま油(小さじ1)
- 白ごま(少々)
- コチュジャン(少々)
- 生姜チューブ(少々)
- にんにくチューブ(少々)
- 卵黄(お好みで)
マグロユッケの作り方
- マグロの赤身を一口サイズに切る
- しょうゆ、酒、砂糖、ごま油、白ごま、コチュジャン、生姜チューブ、にんにくチューブをマグロと和える
- お好みで卵黄をのせる
③マグロの山かけ
マグロの山かけはシンプルですがご飯がよくすすむ人気の食べ方です。タレに漬け込んだマグロがポイントで、長芋のとろりとした触感とよく合います。炊き立てのご飯にのせれば簡単おいしい山かけ丼です。
マグロの山かけの材料
- マグロ(100グラム)
- しょうゆ(小さじ3)
- みりん(小さじ2)
- 酒(小さじ1)
- 長芋(60グラム)
- ネギ、海苔など(お好みで)
マグロの山かけの作り方
- しょうゆ、みりん、酒合わせ、ひと煮立ちさせる
- 粗熱が取れたら一口サイズに切ったマグロをしばらく漬けておく
- すりおろした長芋とマグロをご飯にのせ、お好みでネギや海苔をトッピング
④ハワイ風マグロとアボカドのポキ丼
ハワイでよく食べられているポキ丼を和風にアレンジしたレシピです。マグロと相性のよいアボカドを使用した料理で、カフェ風ごはんとしても人気のメニューをおうちで簡単に再現できます。お好みでごま油やラー油をかけたり、子供向けにマヨネーズを使用してもおいしく食べられるメニューです。
ハワイ風マグロとアボカドのポキ丼の材料
- マグロ(200グラム)
- しょうゆ(大さじ1.5)
- みりん(大さじ1.5)
- アボカド(1個)
- 水菜(2束)
- わさび(お好みで)
ハワイ風マグロとアボカドのポキ丼の作り方
- マグロの水気をキッチンペーパーでふき取り、食べやすい大きさに切る
- しょうゆ、みりんを合わせ、冷蔵庫に入れておく
- 食べる直前に、カットしたアボカドとマグロを混ぜ合わせ、ご飯に水菜と一緒に盛り付ける
- お好みでわさびを添える
⑤ピリ辛マグロそうめん
ピリ辛マグロそうめんはマグロの赤身を麺と合わせためずらしいマグロ料理です。キムチやコチュジャンのピリ辛でいつものそうめんをおいしくアレンジできます。夏の暑いときやヘルシーな食事がしたい時にもさっぱりと食べられますし、栄養も取れるのでおすすめです。
ピリ辛マグロそうめんの材料
- マグロ(200グラム)
- キムチ(70グラム)
- めんつゆストレート(300ミリリットル)
- コチュジャン(小さじ2)
- ごま油(小さじ1)
- レタス、キュウリ、白ごま、ネギなど(お好みで)
ピリ辛マグロそうめんの作り方
- マグロを幅5ミリくらい、キムチは食べやすい大きさに切る
- めんつゆにコチュジャン、ごま油を合わせる
- そうめんを茹でて水洗いする
- そうめんの上にレタスやキュウリなどお好きな野菜と1のマグロを盛り付け、めんつゆをかける
- お好みで白ごまや刻みネギをトッピング
⑥マグロの照り焼き
マグロの照り焼きは短時間でさっと作れるおかずでご飯にもよく合います。加熱用の安価なマグロでもおいしく調理できますし、残った刺身を活用するのにもぴったりの食べ方です。あまじょっぱい味付けがどの年代の人にも好まれる品気メニューなので、一度試してみてはいかがでしょうか。
マグロの照り焼きの材料
- マグロ(200グラム)
- しょうゆ(大さじ2)
- みりん(大さじ3)
- 酒(大さじ3)
- 砂糖(小さじ2)
マグロの照り焼きの作り方
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖を混ぜておく
- マグロをごま油で焼く
- マグロに焦げ目がついたら1の調味料を合わせて煮詰める