イワシのさばき方は?簡単にできる料理に合わせたさばき方をご紹介!

イワシのさばき方は?簡単にできる料理に合わせたさばき方をご紹介!

国民的鮮魚であるイワシ。日本人としても庶民的な味としても食べられている魚ですが、安いだけでなく食味も豊かでとてもおいしいです!しかもさばき方によっては骨まで食べられるイワシ、そんなイワシのさばき方のコツと調理法を簡単に説明させていただきます!

記事の目次

  1. 1.イワシとはどんな魚?
  2. 2.イワシの簡単なさばき方は?
  3. 3.簡単にできるイワシのさばき方に合わせた料理は?
  4. 4.まとめ

イワシとはどんな魚?

オリジナル画像

出典:ライター撮影

イワシは日本全国に生息する代表的な水産物です。種類はマイワシ・ウルメイワシ・カタクチイワシの3種がもっとも有名です。食味が豊かで栄養素もあり、刺身・天ぷら・フライとなんでも料理に合う魚です。これからマイワシのさばき方と調理法について紹介させていただきます。

イワシの簡単なさばき方は?

オリジナル画像

出典:ライター撮影

イワシは魚のなかでもっとも、さばき方が簡単な魚のひとつといえます。素手でおこなうさばき方から包丁を使っておこなうさばき方、調理法によって変えていくといいでしょう。これから包丁と素手での下処理とさばき方を紹介します。

イワシを包丁で簡単に行うさばき方

オリジナル画像

出典:ライター撮影

イワシは専用の包丁(刺身包丁)でなくても、簡単にさばく事ができます。骨も柔らかく、身もしっかりと切れてくれるので手順さえ覚えていれば、特に問題なく作業できるでしょう。それでは今から包丁での手順を簡単に説明します!

①イワシのウロコをとる

オリジナル画像

出典:ライター撮影

最初にうろこをとります。包丁の刃先を画像のように左右に動かしてください。うろこがはねる時があるのでシンクの中で行っても構いません。イワシは柔らかいので力を入れすぎてしまうと、身を傷つける場合があるので注意してください。

②イワシの頭をとる

オリジナル画像

出典:ライター撮影

頭を軽くおさえて、エラのあたりから頭を切り落としましょう。とくに難しいことではないですが、血がでてくる場合があるので、頭をとったあとはまな板を水で流すか、ふき取りましょう。

③腹をひらいて内臓をとり下処理をしよう

オリジナル画像

出典:ライター撮影

イワシの頭から尻の肛門まで刃先をいれて、ひらきましょう。開いたら内臓を刃先でとりだし、流水で洗い流しましょう。ボウルに水をためてきれいにしても良いです。内臓はすぐ別のふくろにわけて置いておくと臭いが気にならないのでおすすめです。

④最後にイワシを開いた中央に刃先をいれて、さらに開きましょう!

オリジナル画像

出典:ライター撮影

中央に刃先をいれると簡単にひらくことができます。開いたあとは両側に腹骨があるので切り落としてしまいましょう。中央にも大きな骨がみえるので包丁で削いでおとすか、素手を使って引っ張ってもかまいません。ここまで来たら終了です。

手を使って下処理をすませ、簡単に骨をとる取り方

オリジナル画像

出典:ライター撮影

イワシは身や皮と骨すべてが柔らかいので、コツさえわかれば簡単にさばく事ができます。これから素手で下処理から骨の取り方と画像を使って説明していきたいと思います。

①イワシの頭の取り方

オリジナル画像

出典:ライター撮影

イワシを両手で持ち、左手で頭をささえて右手の親指をエラにいれましょう(左利きの方は逆向きでお願いします)そのいれた親指からイワシの頭の頂点からもぎとるようにして頭をぬきましょう。柔らかいので簡単にとれます。

②イワシの内臓の取り方と開き方!!

オリジナル画像

出典:ライター撮影

頭をおとしたあとは、お腹をひらいていきます。開いた腹の頭のほうから親指をいれて画像のように尾尻に向けてあけていきましょう。この時に内臓もいっしょに処理して下さい。血がまな板にたまりやすいので掃除も忘れずに。

③最後に完全にひらいて、大骨をとりだしましょう

オリジナル画像

出典:ライター撮影

両手でいわしをひっぱり完全に開いてしまいましょう。その後、中央の大骨を尾尻に向けて引っ張り外します。最初はコツがいるかもしれませんが慣れてくると力加減がわかり素早く処理できますよ。気になるならお腹の骨もとりのぞきましょう!

イワシの頭を残して行うさばき方

オリジナル画像

出典:ライター撮影

イワシの頭を残してさばくと、揚物・煮物・干物・塩焼きなどの料理におすすめです。さばき方も今までのように難しくありません。素手と包丁を使った方法で頭を残してさばく手順を簡単に説明します。ちなみに頭部はカルシウムもたっぷりなのでお子様にもおすすめです!

①イワシの肛門からエラの下ぐらいまで開き、内臓をとる

オリジナル画像

出典:ライター撮影

イワシの肛門からエラの下辺りまで包丁をいれて、イワシを開きます。内臓をとり下処理をすませ水もしくはボウルの中で洗い流しましょう。勢いあまってアゴのほうまで切り過ぎないように注意して下さい。

②エラを包丁でさばくか若しくは素手でエラをとる取り方

オリジナル画像

出典:ライター撮影

包丁では、まずエラに刃先をいれエラの付け根を切り離します。そして刃先でエラを引き出して下さい。素手で行う場合は、まずエラの中に指をいれて付け根をもぎとるようにして引き出します。やってみると素手のほうが簡単かもしれません。

③最後に

オリジナル画像

出典:ライター撮影

エラをとって開いたら、中央の骨と腹側の骨をとり、小骨があるようでしたら包丁か素手でとって下さい。エラまわりに血がついている場合もあるので、水洗いをして下さい。ここまできたら、後はフライでも煮物でもおいしく頂けますよ!

簡単にできるイワシのさばき方に合わせた料理は?

Photo by whitefield_d

イワシはこれまで紹介させていただいた通り、さばきやすく調理もしやすいので日本の代表的な国民的魚種といえます。しかも栄養素もたっぷり詰まっていますので、積極的に食したい食べ物です。イワシにはたくさんの調理法があるのですが、代表的な天ぷら・フライ・刺身をご紹介させていただきます。

コツのいらない簡単な天ぷら

オリジナル画像

出典:ライター撮影

①天ぷらの種の準備と揚げ方

ボウルに天ぷら粉と水をまぜ合わせ、種をつくります。メーカーはどこでも良いですが、簡単な「コツのいらない天ぷら粉」がおすすめです。そこにさばいたイワシに衣をつけ、鍋に油を熱します。少し高めの温度180~200℃がおすすめです。

②揚げ終わりのタイミングと揚げ終わった後

高い温度で揚げるので、ちょうどいい食べころの時に取り出したいものです。色は発色の良い黄色、そして箸で持ち上げた時にカラっとしているようなら食べごろです。長くしてしまうと焦げてしまうので、注意が必要です。揚げた後はキッチンペーパーをひいて置くとよいでしょう。

子供達に大人気!イワシのフライ!

オリジナル画像

出典:ライター撮影

イワシのフライはサクサクッと触感も良く、タルタルソースをつければ子供達に大人気!しかも酒のおつまみにも最適です!頭を残して調理すればカルシウムまでとれて栄養満点!特におすすめの調理法ですよ!これから衣の用意と揚げ方をご紹介させていただきます。

①衣の準備をして、油で揚げる

溶かした卵とパン粉と、小麦粉をまぶしたイワシを用意します。イワシを卵につけパン粉をつけますが、この時卵をしっかりつけないと、パン粉がつかない原因となりますのでご注意ください。油の温度は180℃程で揚げていきましょう!小骨を残して食べる事もできますよ!

②揚げあがりのタイミング

揚げているとイワシの色がちょうど良いきつね色に揚がってきますので、箸で持ち上げカラっとしていましたら完成です。揚げた後はキッチンペーパーなどを敷いて余分な油を吸って下さい。その後はタルタルソースなどお好みでかけて食べるとおいしいですよ!

素材の味を頂く王道の刺身

Photo by Koji Horaguchi

釣り上げた後やスーパーで鮮度が良いイワシを入手したときは刺身で頂くのもおすすめです。刺身はさばいた後に皮引きが必要となりますが、イワシは皮も剥ぎやすいですので、ぜひ調理して頂きたいです!日本酒のおともにも良いですね!

①皮をひくコツ

オリジナル画像

出典:ライター撮影

イワシを、まだ皮がある状態までさばいた後に、写真のようにエラ側から素手でひいていきます。難しそうにみえるかもしれませんが、やってみると簡単ですよ!その後、包丁でお好きな大きさに切り分け、お皿に盛り付けてわさび醤油などで頂くとおいしいです!

まとめ

いかがだったでしょうか?イワシは釣りで調達することもでき、スーパーや近くの店でも入手しやすい魚です。しかも栄養価も高いので子供達にもおすすめできる食材です。ぜひいろいろな調理法に挑戦してみて下さい!!

エボ
ライター

エボ

関連記事

ランキング