管釣りの楽しさ
初めて釣りをする初心者も上級者も幅広く楽しめる管釣りですが、管釣りの楽しさは釣果の追求だけでなく、魚との駆け引きを楽しんだり、場の雰囲気を楽しんだり、釣り以外のアウトドアを楽しんだりと、多岐にわたります。
①自然を楽しむ
管釣りの楽しさ1つは自然です。都市部だと珍しいですが、地方の管釣りだと大体自然に囲まれています。東京在住の私ですが帰省の際には必ず管釣りに行きます。目的は魚を釣りたいのもそうですが、釣りたい気持ち以上に自然を楽しみたいという思いのほうが大人になってからは強いです。
都市部で生活する人にとって日ごろの疲れをリフレッシュできるいい機会です。
②魚との引き合い
管釣りの楽しさ2つ目は魚との引き合いです。陸上から見える小さな体からは想像できないほどの強い引きに、釣り初心者の方だと皆さんびっくりします。特にいる管釣りにいる魚獰猛な性格の魚が多いので、魚との引き合いを一度経験してしまうと、ハマってしまう人も多いです。
③食べる
基本的に管釣りでは、釣った魚を持ち帰ります。しかし、中には飲食店が併設されている管釣りもあるので、釣った魚をすぐ調理して食べられます。大きな囲炉裏でじっくり焼かれ、自然に囲まれながら食べる魚は格別です。
もちろん飲食店には魚料理以外の料理もありますので、魚の内臓の処理だけお願いして、他の料理も楽しめます。
④アウトドアを楽しむ
地方や渓流タイプの管釣りは山の中に作られることが多いので、豊かな自然と土地を生かしてアウトドアを楽しめます。中にはキャンプ場やバーベキュー場が併設されている管釣りもあるので、大人数で食材を持ち合ってキャンプやバーベキューを楽しむのもよいですし、お肉に飽きたら魚を釣って食べるのもよいです。
管釣りで使えるテクニック5選!
管釣りは自然の釣りと違い、釣り方のコツや管釣りで使えるテクニックを覚えて要点を抑えさえすれば、誰でも釣れます。理由は管釣りは自然と違い、決まった場所に魚がいるからです。管釣りには管釣りだから使えるテクニックやコツもありますので、5つのテクニックを使って釣果を向上させましょう。
①秋冬を狙う
魚は春夏より、秋冬は魚が釣れやすいです。理由は、魚の活性(元気の良さ)が関係してきます。魚は温度が上がると活性が下がり、温度が下がると活性が上がるので、温度の低い秋冬は魚が釣れやすい季節です。ニジマスはもともと活性が高い魚ですが、秋冬を狙えばより釣りやすいです。
②朝を狙う
ニジマスなどのサケ類は、日の出前から朝7時くらいまでが活性が高いです。加えて朝はエサをもらっていないことが多く、旺盛な食欲も相まって朝は釣りやすい時間帯です。実際に開場直後に行って釣りをすると、5投以内に魚が食いつくこともたくさんあります。
釣果向上には釣り方の工夫だけでなく、釣りをする時間も重要なので、朝を狙って釣りをしてみましょう。
③エサの高さを調節する
なかなか魚が食いつかないときは、エサの高さを調節して、魚がいるタナ(水深)を探してみてください。魚には各々に泳ぐタナがあり、魚は下方にあるエサより目の前のエサに食いつきます。
ウキ釣りでしたら、ウキはゴムで糸に挟まっているだけなので、初めての人でもウキの位置を簡単に調節できます。タナの調節だけでも釣果はだいぶ向上します。
④放流直後を狙う
魚の放流直後は魚が1つの場所に固まって泳ぐので、簡単に釣れます。放流は1日の決まった時間に数回行われます。
自分の釣り場に魚の入ったバケツを待った人が近づいてきたら、新しいエサをつけていつでもエサを投げ入れられるように待機していましょう。放流直後を狙うことも、棚の調節と同じくらい釣果に直結するテクニックです。
⑤スプーンを使ってみる
なかなか釣れないときは、ルアーを使うことをおすすめします。おすすめはスプーンと呼ばれるルアーで、操作方法もリールを巻くだけなので初めてルアーを使う初心者でも簡単です。
スプーン特有の形と光の反射で、魚からは生きた魚が泳いでいると錯覚するので、警戒心の強い魚でも食いつかせられます。スプーンは値段も200円~400円程度で安いこともおすすめポイントです。
管釣りに行ってみよう
管釣りの楽しさは、自然や魚とのファイトなど外的要因からくる楽しさだけでなく、自分で釣り方のコツやテクニックを試行錯誤して釣果を向上させ、自分自身が成長していく、内的要因からくる楽しさもあります。
管釣り初心者の方は、騙されたと思って1回行ってみてください。きっと管釣りの楽しさにハマること間違いなしです。
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