セルロースセメントとは?ルアーのコーディング剤をご紹介!

セルロースセメントとは?ルアーのコーディング剤をご紹介!

セルロースセメントはハンドメイドのルアー作成時に使うコーティング剤です。セルロースセメントをルアーに塗装すると色が美しく仕上がり、強度が増します。さまざまなメーカーから販売されているセルロースセメントの用途や使い方、おすすめメーカーをみていきましょう。

記事の目次

  1. 1.セルロースセメントの成分
  2. 2.セルロースセメントの使い方
  3. 3.セルロースセメントの強度
  4. 4.セルロースセメントの注意点
  5. 5.おすすめセルロースセメントメーカー4選
  6. 6.コーティングはセルロースセメントで!

セルロースセメントの強度

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セルロースセメントはうすい膜を張り、すぐにかたまります。膜はメーカーによって、やわらかいものとかたいものがありますのでルアーの用途にあわせて選びましょう。

やわらかい仕上がりになる膜は耐衝撃性が欲しい時におすすめです。岩などに当たった時にクッションのような役割りをしてくれます。膜がかた過ぎたら、ウレタンコートを吹きかけてやわらかさを出す方法もあります。

セルロースセメントの注意点

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ルアー作成に欠かせないセルロースセメントですが、色落ちと白濁化に注意が必要です。色落ちはセルロースセメントにふくまれる溶剤によるもので、白濁化は気化で起こり湿度と関係があります。それぞれ解決方法や防ぐポイントをみていきましょう。

色落ちに注意!

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セルロースセメントの溶剤は、塗装を溶かしてしまう成分が入っています。ルアーの仕上げのコーティングで色が流れてしまうと下地からやり直しが必要です。いきなりドブ漬けすると色が流れてしまうので、使い方➂のうすめたセルロースセメントを使用した、使い方②のエアブラシの工程は必須だと覚えましょう。

白濁化にはリターダーを使用

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セルロースセメントにふくまれるシンナーの乾燥が早く、ルアーの熱が乾燥の気化熱で奪われてしまい、残っている水分が瞬間的にかたまる現象が白濁化です。湿度が高い梅雨や夏は白濁化が起きやすく、白濁化したままドブ漬けを続けるとルアーに気泡が入って見た目が悪くなります。

リターダーをルアーに吹きかけると白色がキレイに落ちますので、落としてから再度ドブ漬けをしましょう。

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おすすめセルロースセメントメーカー4選

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