ルアーの簡単な自作方法を解説!オリジナルルアーの作り方や材料をご紹介!

ルアーの簡単な自作方法を解説!オリジナルルアーの作り方や材料をご紹介!

ルアーフィッシングの一つの楽しみでもあるルアー選び。タックルボックスの中身を開くだけでもわくわくするようなルアーがたくさん存在しますがオリジナルの自作ルアーを実際に作ったことはありますか?今回はルアーの簡単な自作方法や材料などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.自作ハンドメイドルアーの魅力
  2. 2.自作ハンドメイドルアーの材料と必要な道具
  3. 3.自作ハンドメイドルアーの作り方(木材加工)
  4. 4.身近な材料でも作れる簡単自作ルアー
  5. 5.自作ハンドメイドルアーを釣り場で試そう
  6. 6.まとめ

自作ハンドメイドルアーの魅力

世界に一つだけのオリジナルルアー

海釣りやバス釣りなど用途に合わせて様々なタイプのルアーが存在しそれぞれのお気に入りルアーがあると思いますが、実際にオリジナルルアーを自作したことはありますか?難しいイメージもありますが初めての方でも簡単に作れるタイプのルアーもあるので作り方や材料、必要な道具などもご紹介していきます。唯一無二のオリジナルルアーを作ってみませんか?

形や色も自由

ハンドメイドルアーの良いところは自分好みでOKという部分です。また、見た目が整っていなければ釣れないという決まりもありませんし、フィールドによって魚が普段食べているエサのタイプも違うので釣り場環境を把握しているアングラーの方であればアイディアや加工次第では市販のルアーよりも釣れるルアーが作れる可能性もあります。

ハンドメイドルアーと市販品ルアーの違いは?

ハンドメイドルアーと市販のメーカールアーの違いとしてはまずどんなショップでも買えないという部分と使用感や面白さなどにも違いがあります。既製品のカレーよりも味見をしながら調整し手間暇かけて作ったカレーが美味しいのと同様に、ルアーも手作りすることで手を掛けた分釣れた時の喜びも倍増します。作った人にしか味わうことのできない満足感がフィッシングライフをさらに充実させてくれることでしょう。

自作ハンドメイドルアーの材料と必要な道具

木材

ハンドメイドルアーの材料としては木材が定番で色々な材質の物がありますが、初めての方でも加工しやすいのがバルサ素材です。ホームセンター等で手軽に購入することができる部分も魅力です。

シンカー(ウエイト)

ルアーの重心とバランスを整える重要な役割をします。シンカーを選ぶ際にキャスティングのことを意識して、重い方がキャストしやすいと思い大きめのシンカーを選んでしまう場合もありますがあくまでもルアーのバランス重視で見ていきましょう。釣具店でハンドメイド用のウエイトも販売されているので作成するルアーに合った重さの物を選びましょう。

塗料とコーティング剤

木材の質感を活かしあえて塗らないという方もいますが、お好みのカラーで塗装することでよりリアリティーが増します。また、市販品にはあまりないようなカラーで加工することで魚たちの興味を引くかもしれません。塗装の上からコーティング剤を塗ることで見た目のツヤが出るとともに耐久性アップの役割もあります。コーティング剤の代わりに瞬間接着剤等でも可能です。

樹脂粘土(プラスチック粘土)

樹脂粘土と聞くと一体どんな素材だろうと想像する方も多いかと思いますが100円ショップなどで売っているプラスチック粘土のことで通称「おゆまる」とも呼ばれています。80℃以上の熱湯に入れると柔らかくなり好きな形を作ることができ、固まってきてもまた熱いお湯に入れると形を変更することができるのでルアーの形が整えやすいという部分も樹脂粘土の利点です。

設計図

アバウトで作る方もいますが、方眼紙などにある程度のイメージを設計図として書き出すとより作成しやすくなります。また、市販のルアーで大体こんな仕上がりにしたいというルアーがあれば参考にすることで設計図が書きやすくなります。形状やサイズ、カラーイメージやフックの取り付け位置などを決めるとある程度の完成像が見えてきます。

必要な道具

紙やすり、カッターナイフ、ニッパー、片丸ペンチ、電子はかり、定規、ステンレスワイヤーなど身の回りにある工具でも作成可能です。作成するルアーのタイプによっては木材を貼り合わせる工程がある為、ルアーを固定し加工する補助をしてくれる治具という器具があると作業しやすく精度も高まります。ルアーづくりの経験者になるとルアーに合わせて治具を自作する方もいます。また、材料や道具を揃えるのが難しいという方は、雑誌やネット販売などでルアー作成キットも販売されているのでそちらのキットを使用すれば初めての方でも安心してルアー作りにチャレンジすることができます。

自作ハンドメイドルアーの作り方(木材加工)

ボディ作成

木材をイメージしたルアーの形状に削り出し同じ形の物を2つ作成します。この時のボディフォルムによってもルアーアクションが変わってきます。削り出しの際に力を入れすぎると木材が割れてしますので出来上がりをイメージしてリラックスしながら作業しましょう。

内部(内軸の作成)

ステンレスワイヤーを使用しルアーの内軸を作成します。基本的にUの字に曲げるやり方が一般的で強度にも優れています。あまり細すぎるワイヤーだと根掛かりをした際などに歪む可能性もあるので0.9mm位の太さの物を使用すると良いでしょう。ラインを結ぶ部分と、フックを取り付ける部分であるアイを作成します。作り方としては片丸ペンチを使用し回すことで簡単に丸く曲げることができます。

ウエイト設置

ウエイト(シンカー)はバランスをとる為の必需品であり数量によって重心も変わります。アクションにも影響する部分で重くしすぎるとその分動きも鈍ります。また、シンカーを入れる位置も需要となりますのでしっかりと調整し穴を掘って設置します。

ボディの貼り合せ

瞬間接着剤を内側に塗り両側のボディをしっかりと密着させます。この時に隙間が無いように注意してください。治具という固定して押さえつける器具を使用すると手で押さえている手間が省けるとと共に全体にバラつきなく力を加えることが出来ます。

削り

貼り合せ作業を終えたら金属やすりや紙やすりを使用して角をとり、イメージしたルアーのフォルムに整えていきます。削る際に左右が対称の形になるように意識しながら行いましょう。

下地塗り

塗料を塗る前の下地コーティング作業です。ルアーの耐久性を高めるために何回かに分けて重ね塗りをしましょう。ルアーの浮力にも関わる作業なので入念に行いましょう。充分に乾いてから次の塗装作業に移りましょう。

塗装・仕上げ

筆やスプレー、エアブラシなどを使用しお好みのカラーで塗装します。カラーに関しては多少ムラが発生してもオリジナリティーが出て面白いかもしれません。仕上げにコーティング剤を塗りアイとフックを取り付けて自作ルアーの完成です。

身近な材料でも作れる簡単自作ルアー

木材などの材料を使わなくても身近にある身の回りの素材でも簡単にルアーを作ることができるのでいくつかご紹介します。

鉛筆ルアー

その名の通り文房具の鉛筆を使用したアイディアルアーです。長さによってサイズ調整も可能ですすのでバリエーションを増やしてみても面白いでしょう。

ボタンルアー

ボタンやビーズを使ったルアーです。初めての作成でも超簡単に作ることができます。芯の針金の曲げ具合によっては面白い動きをするので様々なアクションを楽しんでみてください。

おもちゃルアー

こちらはおもちゃの虫にフックを付けた簡単ルアーですが実際にありそうなクオリティです。初めてでも簡単に作ることが出来るルアー作成キットも便利ですが、このように身の回りにある物でもルアーは簡単に作れるので色々試してみてください。新たな爆釣ルアーが誕生するかもしれませんよ。

自作ハンドメイドルアーを釣り場で試そう

ハンドメイドルアーが完成したら水槽や実際の釣り場で動きを試してみましょう。しっかり浮くかどうか、バランスは取れているか、アクションの様子などを確かめてみましょう。イメージ通りにはならないかもしれませんが試行錯誤を重ねることもハンドメイドルアーの醍醐味でもあります。

まとめ

ハンドメイドルアーの魅力は伝わったでしょうか?みなさんも是非一度オリジナルルアーを作成してみてはいかがでしょうか?海釣りやバス釣り、トラウトなど狙うターゲットによってルアーのタイプも変わりますがまずは身の回りにある材料や作成キットから試してみるのもよいでしょう。釣りをしている時間はもちろんですが色々とイメージして作業している時間も至福のひとときとなりますよ。

マサ
ライター

マサ

夢に野池が出てくるほど釣り好きです。 宜しくお願い致します。

関連記事

ランキング