ベイトリールのキャスティング練習方法
ベイトリールのキャスティングの練習法は竿のしなりの感覚をつかむ練習や近距離のピッチング練習があります。普段は釣り場で行うキャスティングですが、自宅で練習をしておくとベイトリールのキャスティングが早く上達します。テレビや音楽鑑賞をしながらできる練習もありますので、ぜひ空き時間にお試しください。
自宅でできる練習方法
自宅の庭でできる練習方の一つに竿のしなりを体感する練習があります。練習は重りをつけた竿を体の前で上下に動かし、竿のしなり具合を確認します。竿のしなりに合わせてどの位置にルアーがある時にスプールから指を離すとルアーが飛んでいくかを確認しましょう。
竿のしなりを体感する練習は、フックを外したルアーやキャスティング専用の重りを用意しましょう。
キャスト精度の練習方法
キャスト精度の練習方法は室内で練習ができます。室内の上方に制約が課せられた中での練習は周りを障害物に囲まれた小場所で投げる際にとても有効です。室内でのキャスティングの練習は数メートル離れた距離に目標となる的を用意し、的に目掛けてピッチングを行いましょう。
ピッチングの練習は、距離感とスプールから指を離すタイミングのコツを習得できます。
ベイトリールでキャスティングする際の上達ポイント
ベイトロッドの投げ方で上達するためのポイントは竿のしなりと手首の使い方です。利き手と反対の手の使い方も意識すると遠投の際により飛距離が伸びます。投げている最中に発生するライントラブルを軽減させる方法としてベイトリールのブレーキの調整やサミングについても知識をつけておく必要があリます。
手首のスナップ
手首のスナップはベイトリールでの投げ方に置いて最も重要なポイントです。手首のスナップを使ってルアーを投げると飛距離もコントロールも上達します。手首のスナップを正しく使えれば、ベイトリールによる投げ方を安定させてくれますので、ぜひ意識してみてください。
利き手と反対の手
ダブルハンドルの両手持ちでルアーを投げる際の上達ポイントは、利き手と反対の手の動きです。利き手と反対の手をグリップに添えておくだけではなく、ルアーを飛ばすタイミングで胸元に向かってしっかり握り込むと反動で竿のしなりがよりシャープになり、飛距離が飛躍的に向上します。
7フィートを超えるロングロッドはダブルハンドルが竿が多いので、投げるときは意識してみてください。
ロッドのしなり
ルアーの重さをしっかりと竿のしなりとしてのせることは飛距離、コントロールに大きく影響します。竿をテイクバックで振りかぶる時点でしっかり竿をしならせられれば、竿の反動を上手く利用してより遠くまでルアーを投げられます。ルアーを遠くへ投げたい時などはより竿のしなりを意識しましょう。
サミング
ルアーが飛び出すスピードより、ベイトリールのスプールの回転スピードが早いとバックラッシュが発生します。サミングはバックラッシュを抑えるためにベイトのクラッチを切った親指の先端を回転するスプールに触れさせて調節します。
サミングはスプールの調整以外にも自分がルアーを入れたいポイントにピタッとアプローチするときのコントロールにも利用します。
ブレーキ調整
ベイトリールのブレーキ機能を適性な強さに調整しましょう。ブレーキが強すぎると飛距離が伸びません。ブレーキは強めの設定から徐々に緩めていき、最適なブレーキ調整を見つけながら釣りをしていきましょう。投げるルアーの抵抗やポイントの状況に応じて、ブレーキは常に調整する必要がありますので、意識しましょう。
ベイトリールの投げ方を習得して脱初心者へ
ベイトリールの投げ方を習得できれば、バスを釣り上げるための選択肢が増えます。ベイトリールを扱えることで、攻略できなかったポイントへルアーをアプローチでき、バスを釣るチャンスが増えることもあります。ベイトタックルを揃えたら、フィールドに立つ前に自宅でキャスティングの練習をしてみませんか。
出典:ライター撮影