Revo LT7とはどんなベイトリール?
Revo LT7の特長・インプレッション①
Revo LT7は、この数年で完全にその地位を確立したベイトフィネスタックルに適したベイトリールです。この軽量で小型なサイズのリールは軽いルアーを使用するのに適しています。さらにギア比が7とハイギアで、スモールラバージグなどを、テンポ良くカバーや障害物に打っていく釣り方に完全にマッチするリールです。一目見ると他のベイトリールとのサイズの違いに驚きます。
Revo LT7の特長・インプレッション②
ラインキャパシティは8lbが100m、10lbが80mセットできるようになっています。これは5~10g程度の重さのルアーを使用するのに、適したラインの太さを意識した設計になっています。実際に使用した釣り人のインプレッションでは、I字系のルアーの使用にも適しているようです。スピニングタックルではちょっと重く、一般的なベイトタックルでは軽すぎるといった点を改善した、痒い所に手が届くリールです。
Revo LT7の特長・インプレッション③
軽いルアーを使用するなら、スピニングタックルがあれば十分という釣り人もいます。しかし近年の大きな人的プレッシャーがかかったフィールドでは、ベイトフィネスは必須になっています。ルアーをキャストするのを躊躇するような、ヘビーなカバーへ軽いワームを送り込むことで、他の釣り人が釣れないバスを手にすることができます。そのためには、このRevo LT7は必須リールです。
Revo LT7は使いやすい?疲れにくい?
サイズは?
Revo LT7は32mmスプールを搭載しています。そのため、重いルアーよりも10g以下の軽いルアーを扱うのに適しているリールです。特に5g前後の重さが最も快適に使用できるため、ベイトフィネスリールとして重宝します。リールの高さが38mmのため、手の小さい女性やお子様でも、パーミングしやすいという特長を持っています。ハンドルも85mmと最も使い勝手の良いサイズが採用されています。
重さは?
Revo LT7の最も大きな特徴はリール自体の軽さです。わずか166gという重さは近年のベイトリールの中でも、トップクラスの軽さです。丸1日ルアーをキャストすることの疲れを考慮すると、この軽さは大きな利点であり、他のリールとの大きな違いです。バスを釣るためには、当然多くキャストを行った方が確率は高くなるため、この疲れを軽減する軽量という点は、大きなメリットといえます。
Revo LT7の使い所 フィールド編
野池
中規模以下の大きさの野池では、リールはRevo LT7が1つあれば十分だと思います。基本的に野池で使用されるルアーウエイトは重いもので10g前後、軽いものでは3g程度が一般的なので、Revo LT7で十分快適に使用できます。特にタックルの本数が制限される陸っぱり釣行では、幅広くルアーを使用することができるRevo LT7は重宝します。
湖
湖での釣行で障害物の無い、オープンなポイントでは効率良くルアーをキャストして、巻いていくことが大切です。Revo LT7はI字系ルアーやシャッド、3インチ程度の小型なシャッドテールワームなどを早巻きで探るような状況で、とても役に立ちます。またボートでの釣行で、カバーをずっと打っていくようなポイントでは、このリールの軽さとハイギアが威力を発揮します。疲れにくく、効率良く釣りを行うことが可能です。
川
川での陸っぱり釣行時では、湖や野池以上にタックルが制限されるので、幅広いウエイトのルアーをキャストできるRevo LT7が大きな助けになります。ビックベイトなどの使用は難しいですが、川は湖以上にラン&ガンでポイントを回った方良いです。高確率でバスが釣れるので、移動の際も軽量なリールのメリットは大きいです。
ダム湖
増水した状況でのダム湖釣行では、岸際が全てオーバーハングなどのカバーになるので、Revo LT7はかなり重宝します。ハイギアの特性を生かして、永遠と続くカバーを効率良く打ち続けて攻略することが可能です。また冬場に深いポイントを攻める際には、リールの軽さとハイギアは大きなメリットになります。メタルジグをリフト&フォールするアクションや回収するときにも軽量なRevo LT7は疲れにくいのでうれしいです。
Revo LT7の使い所 季節編
春
春はバスがシャローを意識する時期ではありますが、日によってかなり釣果にバラツキが出る時期でもあります。こういった時には、早めにフィールドやポイントをチェックしていく必要があるため、ハイギアのRevo LT7で広範囲にバスの有無や反応をサーチするのが有効です。I字系やシャッドなどで手早くキャストし、その日のバスの状態を、確認していくことが釣果をアップさせるコツです。
夏
暑い夏、バスが日差しを避けてカバーに入る時期はRevo LT7が大活躍するタイミングです。ベイトフィネスタックルで、カバーを攻略する際には、軽量・ハイギアという特長は大きなメリットです。この時期は暑さもあり、釣り人も普段よりも疲れやすい時期になります。そんな中での釣りでは、釣り人の疲れを軽減してくれるRevo LT7はもってこいのリールです。
秋
秋は1年の中で最もバスが広範囲に散っている時期です。こういった時期は、手返し良く、ルアーをキャストして、バスのいるエリアを探していくことが重要です。ハイギアというRevo LT7の特徴を生かして、表層から深い水深までルアーを引いて、どの層にバスがいるのかを探っていくことが釣果につながります。時間帯によっても、バスの反応が大きく変わる時期でもあるので、良いポイントには時間を変えて、入り直すことも大切です。
冬
冬場の水深のあるポイントで、メタルジグやバイブレーションのリフト&フォールを行う際には、Revo LT7はとても有効なリールです。寒い時にはいかに快適に釣りができるかということが、釣果に繋がってきます。ストレスなくルアーをキャストでき、操作できるRevo LT7は冬の釣りでもその使いやすさから、重宝されています。ルアーの回収やフッキングを考慮すると、深い水深を攻める際にハイギアは有効です。
Revo LT7に合わせるロッドは?
おすすめロッド1
巻物でも打ち物でも使いやすいRevo LT7ですが、打ち物をメインにするのであれば、このレジットデザイン社のベイトフィネスロッドがおすすめです。64Lという長さは、キャスト精度も高まり、Revo LT7との相性も良く、5g前後のスモールラバージグやネコリグを面白いほど正確にキャストすることができます。一般的にベイトフィネスでは、ロングキャストを考慮していないため、その点の除けばパーフェクトなロッドです。
おすすめロッド2
打ち物よりも巻物をメインに使用する場合には、エバーグリーン社のレザーショットがおすすめです。10g程度の軽めのハードルアーを、かなり快適に扱うことが可能です。6フィート3インチという長さも、ミノーやジャークベイト、シャッドなどでジャークやトゥッチといった細かいアクションを行う際に、とても操作しやすい絶妙な長さです。
Revo LT7に合うルアーは?
ジャッカル デラクー
巻物でおすすめなのが、デラクーです。サイズは最も小さい1/4ozがおすすめです。野池などの小規模なフィールドでバスのサイズを問わず、とにかく1匹釣りたいという時に、本当に釣れるルアーです。Revo LT7との相性も抜群で、ハイギアという特性を生かして、短時間で効率良く活性の高いバスを釣っていくことが可能です。またサーチベイトとしても優秀で、バスの有無を確認できます。そこで、口を使わなかったバスへワームなどのフィネスでアプローチします。
レイドジャパン ウィップクローラー
ワームでおすすめなのが、ウィップクローラーです。最も使いやすいサイズは4.9インチで、おすすめのリグはネコリグです。もともと巻物よりも打ち物に適しているRevo LT7が最大の能力を発揮するのが、この使い方です。ある程度練習すれば、まるでプロになったと勘違いしてしまうような使い心地の良さで、ワームを思った所にキャストすることができます。1日中ルアーをキャストしてもリールが軽量のため、他のリールとは疲れ方が違います。
まとめ
Revo LT7は軽量かつハイギアという特徴があり、初心者の方が最初に使用するベイトリールとしても、おすすめできる優秀なリールです。幅広いウエイトのルアーを使用することができるため、これ1個あれば様々なルアーを高次元で、使用することができます。