バス釣りで使うバイブレーションルアーの特徴
バイブレーションルアーとは?
バイブレーションルアーはベイトリールでも遠投できて、広範囲をテンポ良く探るのに最強のルアーです。小型で空気抵抗が少なく飛行姿勢が良いため、他のルアーでは届かないポイントに遠投し、バスをヒットさせることができます。
バイブレーションルアーのアクションは?
バイブレーションルアーのアクションは、バイブレーションの名の通り細かく振動することが特徴です。振動時のフラッシングで視覚にもアピールします。リールを巻くだけでルアーがアクションし、バスを誘いますので初心者の方でも扱いやすいルアーです。しかし根がかりしやすいルアーなので、オープンウォーターでバスの居場所を探す時が使い時となります。
バイブレーションルアーのサイズは?
サイズは大~小型までいろいろありますので、ベイトのサイズに合わせた選び方もポイントとなります。
バス釣りで人気のバイブレーションルアーの種類の選び方
バイブレーションルアーの音の種類の選び方
ラトル音タイプ
ラトル音タイプはバイブレーションルアーを振ると中から「ジャラジャラ」「ゴトゴト」というような音が鳴る特徴があります。小型なルアーの中にラトルが入っており、ボディと干渉して音が鳴ります。ですのでアクションだけでなく、ラトル音によりルアーの存在を広範囲にアピールできるというメリットがあります。釣り場で何を投げればいいか迷う状況の時にパイロットルアーとして良く使われます。バスの活性の高い時は、広範囲にアピールできるラトル音タイプの使い時です。
サイレントタイプ
サイレントタイプはルアーの中にラトルが入ってなく、音が鳴らないタイプのバイブレーションルアーです。バスの警戒心が強い時や、ラトル音タイプではアピールが強すぎる場合に効果があります。サイレントタイプは、フィールドに先行者が多くプレッシャーのかかった状況が使い時です。またラトル音タイプで釣った後に、サイレントタイプをルアーローテーションに加えるという使い方も効果的です。
バイブレーションルアーの重さの種類の選び方
シンキングタイプ
シンキングタイプは水に沈むタイプのバイブレーションルアーです。リールを巻くことにより水中を細かく振動しながら泳ぎ、バスを誘います。シンキングタイプはボトムまで沈めて深場を攻めるという使い方が向いています。また小型な部類のルアーですが重量が十分ありますので良く飛び、キャストしていて気持ちのいいルアーです。しかし水に沈むタイプのルアーであるため、根がかりしやすいので注意が必要です。
サスペンドタイプ
サスペンドタイプはゆっくり沈んで中層で一時停止(サスペンド)するタイプのバイブレーションルアーです。キャストした先で根がかりしにくいというメリットがあります。またリトリーブする時、中層レンジをキープしやすいという特徴もあります。サスペンドするという特徴を活かして、ルアーを止めてバスの喰わすきっかけを作るという使い方も有効です。ですので春先にバスがルアーを追いきれない時に、サスペンドタイプの使い時となります。
フローティングタイプ
フローティングタイプは水に浮くタイプのバイブレーションルアーです。リトリーブをやめると浮き上がります。浅いエリアで使いやすく、根がかりしにくいという特徴があります。例えば「水中のウィードの上を探りたい」といった使い方をする時には、フローティングタイプのルアーを選ぶと根がかりしにくく、テンポ良く釣りをすることができます。
バイブレーションルアーの素材の種類の選び方
プラスチック素材
比重が軽いプラスチック素材を使った基本的な種類のバイブレーションルアーです。中空ボディでラトル入りのタイプや中が詰まったソリッドタイプなど、さまざまな種類があります。また、プラスチック素材で作られたタイプは大型~小型までさまざまなサイズがあるので、選び方の幅も広がります。
メタル素材
高比重なメタル素材を使ったタイプです。小型で自重があるため、向かい風でも負けず飛距離が出ます。ですので、強風の時もメタルバイブレーションの使い時です。また、フォールスピードも速いので、テンポ良くボトムを探るという使い方にも向いています。メタルバイブレーションのルアーアクションの特徴として、強い水押しとフラッシング効果があります。
バスが釣れるバイブレーションルアーの使い時
バイブレーションルアーはオープンエリアをテンポ良く探りたい時に使います。小型なルアーですがある程度重さがあり、飛距離も十分出ますので広範囲を探るのに効果的です。また、ルアーが着水してからリールを巻き始めるタイミングや、リトリーブスピードを変えることによっていろいろなレンジを探ることができ、パイロットルアーとして最強のルアーです。例えば、初めてのフィールドでバスの様子を知りたいような状況や、秋の荒食いシーズンでバスが広範囲に散ってしまい居場所がつかみにくい時などが使い時といえます。
バスが釣れるバイブレーションルアーの使い方
カウントダウン
カウントダウンはルアーが沈んでいく秒数をカウントして上層、中層、底層ルアーを通す使い方です。例えば底を取るまで数えて10カウントかかったとします。次は3カウントから巻き始めます。その次は7カウントから巻き始めるという風に、上層から底層までルアーを通してバスがヒットした層を中心に攻めていきます。そうすることによりバスが釣れるレンジを絞っていきます。自分が探っているレンジを意識してルアーを通すことが重要となります。
ただ巻き
ただ巻きは、一定のスピードでリトリーブする基本的な使い方です。投げて巻くだけなので、初心者の方でも簡単にできます。バイブレーションルアーはキャスト回数を増やすと比例して釣れる確率も上がります。どんどんキャストして広範囲を探ることをおすすめします。あと気に掛けるとすれば、レンジコントロールとリトリーブスピードです。狙うレンジやリールを巻くスピードを変えただけでバスが釣れるということも良くあります。
早巻き
早巻きはできる限りリールを速く巻く使い方です。バイブレーションルアーはかなり早くリトリーブしても、ルアーアクションを破綻させることなく泳ぎ切ってくれます。手返し良く広範囲を探れますので、テンポ良く釣りをすることができます。また高速でリトリーブすることによりルアーを見切られにくく、リアクションバイトを狙えるというメリットもあります。
ボトムノック
ボトムノックはコツコツとルアーをボトムに当てながらリールを巻く使い方です。根がかりの少ない場所で、小石が広がっているボトムを攻める時に有効です。ルアーがボトムぶつかることによって、イレギュラーな動きが発生しバスを誘います。釣れる時は、コツ…コツコツ…コツ、ドン!グイーン!といった感じでアタリがでます。しかし根がかりの多い場所では向かない使い方なので、先にテキサスリグ等でボトムの状態を把握することをおすすめします。
リフト&フォール
リフト&フォールはロッドをタテにあおりルアーをリフトさせ、その後ルアーをフォールさせてバスを誘う使い方です。冬に水温が下がった時、小型のメタルバイブレーションでボトムに集まっているバスを狙うときに有効な使い方です。リフト&フォールの動きで捕食のスイッチを入れバイトを誘います。また、ルアーの横方向の動きにバスの反応が悪い時、リフト&フォールのタテの動きにバスの目先が変わり釣れることもあります。フォール時にアタリが出ることが多いのでラインを張らず緩めずの状態にしておくとアタリを取りやすいです。
ストップ&ゴー
ストップ&ゴーはリトリーブ中にリールを巻くのをやめ、一瞬ストップを入れてまた巻き始めることにより、バイブレーションルアーにイレギュラーなアクションをつける使い方です。ただ巻きに反応しないバスに有効なテクニックです。ストップを入れるタイミングやストップする時間の長さによってバスの反応も変わりますので、その日の状況に合わせて工夫することをおすすめします。サスペンドタイプなら水中で一時停止させることができ、喰わせる間を作ることもできます。バスがルアーを追いきれない時などに有効な手段です。
バス釣りのおすすめバイブレーションルアー人気ランキング
人気!最強バイブレーションルアーのおすすめ①
他のバイブレーションルアーより、広範囲にアピールすることを得意としています。ヘッドの部分が広く、多くの水を受けることによって強い振動を生みだします。また、ラトル音も大きくサウンドによるアピールも優れています。ただ巻きでも広いエリアからバスを寄せる効果がありますので、秋が深まりバスが散らばった状況の時に活躍してくれます。
人気!最強バイブレーションルアーのおすすめ②
ルアーの口の部分にタングステンウエイトが埋め込まれているのが特徴です。そのためボトム感知能力に優れ、ルアーが泳ぐ姿勢も安定しています。コツコツとボトムを感じながら引いてくる釣り方に向いています。またウエイトバランスが良いため飛行姿勢がよく、飛距離も出ます。カラーやサウンドの種類も豊富なので、TNシリーズでルアーバリエーションを増やすことも出来ます。
人気!最強バイブレーションルアーのおすすめ③
冬の厳寒期に定番のルアーですが、一年中使うこともできます。岸釣りで他のルアーでは届かないようなポイントまで飛ばせるぐらいの飛距離がでます。水押しの強いルアーで、振動も竿を握っている手元までしっかり伝わってきます。ただ巻きでもしっかりアピールでき、良く釣れるルアーです。力強い振動とメタルボディのフラッシングで、リアクションバイトを誘うこともできます。またリフト&フォールでボトムを攻めることも多いと思います。フックの種類はダブルフック仕様になっていますので、根がかりを回避しやすくなっています。
人気!最強バイブレーションルアーのおすすめ④
ダイワ ルアー T.D.バイブレーション 63S クロキン
参考価格: 945円
昔からある人気のバイブレーションルアーです。ルアーアクションを感じられるしっかりとした巻き心地があり、早巻き~リフト&フォールまでそつなくこなす優等生です。最大のメリットは他のバイブレーションルアーと比べるとコストパフォーマンスが良い点です。バイブレーションルアーを使用すると根がかりがつきものです。根がかりでルアーをロストすると精神的にもダメージが大きいので、価格が安いというのはアングラーにとって強い味方となります。
人気!最強バイブレーションルアーのおすすめ⑤
ルアーサイズは54㎜、3/8ozと小型ながら飛距離がでます。ルアーの泳ぎだしが良く、表層を引きやすいといった特徴を持ったバイブレーションルアーです。水の抵抗を受けにくい形状をしているため、他のバイブレーションルアーと比べるとリールの巻き抵抗が少ないです。長時間使用していても疲れにくいルアーで、釣りの集中力を高めます。岸釣りで使うことを目的としたバイブレーションルアーに必要になる能力として飛距離、早巻き時の泳ぐ姿勢、泳ぎだし、レンジキープ力などに高次元で対応します。