サスペンドミノーはどう使う?狙えるポイントやアクションのコツをご紹介!

サスペンドミノーはどう使う?狙えるポイントやアクションのコツをご紹介!

サスペンドミノーもフローティングミノーも変わらないって思っていませんか。サスペンドミノーだからこそ狙えるバスがいるんです。サスペンドミノーの特徴や機能が分かるだけで釣果は必ず変わってきます。サスペンドミノーをもっと知ってみましょう。

記事の目次

  1. 1.サスペンドミノーって他のミノーとはどう違うの?
  2. 2.サスペンドミノーおすすめアクション
  3. 3.サスペンドミノーでどんなスポットにいるバスを狙うの?
  4. 4.サスペンドミノーはどの季節が良く釣れるの?
  5. 5.サスペンドミノーでバスに口を使わせるポイント
  6. 6.サスペンドミノーの小技
  7. 7.お店でどのサスペンドミノーを買えばいいの?
  8. 8.サスペンドミノーの使い方まとめ

サスペンドミノーって他のミノーとはどう違うの?

Photo bymirandableijenberg

サスペンドミノーの特徴1:浮力

ミノーには大きく2つの種類があります。1つ目がフローティングミノー、2つ目にサスペンドミノーです。フローティングミノーは水中でルアーを止めた時、ルアーが浮き、上昇します。サスペンドミノーはこの正反対で、水中でルアーを止めるとその場で留まります。これがサスペンドミノーの最大の特徴です。

サスペンドミノーの特徴2:重さ

同じブランドの同じミノーでもフローティングタイプとサスペンドタイプは重さが若干違います。フローティングは浮力が欲しいので軽く設計され、サスペンドタイプは水中に留めなくてはいけないのでルアーを重く設計しているのです。

サスペンドミノーおすすめアクション

Photo bypixel2013

サスペンドミノーはトゥイッチングに限る!!

ミノーと言えばトゥイッチングです。リールを細かく巻きながら巻くのと同時に竿を下方向に細かく、鋭く動かします。2回トゥイッチングさせて1ポーズなど、トゥイッチングの回数はスポットの特性やバスの活性によってどの回数がよいかわご自身で探ってみてください。しかし良く分からない人は2回トゥイチングの1ポーズがおすすめです。トゥイッチングをするとルアーが鋭く左右に移動します。この動きがバスを寄せる最大の武器です。そしてポーズ(ルアーを止める)で魚がルアーへ寄って来る時間を作ってあげます。大体のバスはポーズの後の最初のトゥイッチングのアクションで口を使います。何かが当たったと思ったらそのまま合わせましょう。合わせてもバスが乗らなかったとしても引き続き食ってくる可能性があるので最後まで諦めないのがポイントです。

フローティングミノーとサスペンドミノーの使い分け

フローティングミノーとサスペンドミノーの使い分けは始めに説明した通り、フローティングは浮く、サスペンドは留まるです。フローティングミノーを使用しトゥイッチングで寄せてポーズのさいにルアーは水面に浮き始めます。この時のバスの動きが見れると一番分かりやすいのですが、ルアーが水面に向かい浮き始めた時にバスがルアーを追いかけるのか、追いかけないのかで使い分けます。追いかけない場合はサスペンドミノーに変更をおすすめします。バスの活性や天気、気圧の関係でこれ以上水面方向に行きたくないのかも知れません。また逆にサスペンドすることでバスがルアーを見切ってしまう時があります。そのさいはルアーを止めても浮いて動き続けるフローティングミノーが有効になる場面もあります。使い分けはミノーをいろいろな場面でたくさん使用することで感覚でわかってきます。

サスペンドミノーでどんなスポットにいるバスを狙うの?

Photo by jinkemoole

狙うスポット1:オープンエリア

釣れそうなストラクチャーが特に無く目の前のオープンなエリアしかない場合、ミノーはバスを寄せる力が強いし、手返しが良いのでテンポよくバスを探せます。また水深が浅い場合はフローティングミノーでいいのですが、水深が深い場合は断然サスペンドミノーがおすすめです。フローティングミノーだと浮いてくるので水面周辺しかサーチできません。サスペンドミノーであれば一定の層をサーチ出来るので上下広い範囲をカバーしてくれます。一番の理想は下から浮かせて食わせるのが理想です。

狙うスポット2:水中のストラクチャー周辺

水中にはよく色々なストラクチャーがあります。例えば、木、水草、岩などさまざまあります。そこにミノーでストラクチャーの周辺をトゥイッチングで通すことでストラクチャーの中にいるバスを引き出します。水深が浅いのであればフローティングミノーでいいのですが、深い場合はフローティングミノーだとルアーのレンジをキープするのが難しいのでサスペンドミノーの出番になります。狙っているストラクチャーよりも少し遠くにキャストし調整しながらストラクチャー周辺を通すのが、ちょっとしたテクニックです。

狙うスポット3:駆け上がり(ブレイク)

ブレイクとは足元から水中に行けば行くほど深くなって行きますよね。これが駆け上がり(ブレイク)と言われる地形変化です。バスは浅場でよく獲物を捕食します。いつでも浅場に行けるように駆け上がり(ブレイク)周辺にバスはよく待機している時があります。しかし駆け上がり(ブレイク)は地形変化なので岸際がずっと駆け上がり(ブレイク)なんてよくあることです。そこでバスの寄せが強いミノーの出番です。素早くサーチができます。特に偏光グラスで駈け上がりを見た時に、見えるか見えなくなるかのライン上を狙うと効率がいいです。

サスペンドミノーはどの季節が良く釣れるの?

Photo by Naoki Natsume/Ishii , 夏目直樹 ,石井直樹

春はバスの産卵シーズン。でもミノーで狙うのは産卵後のアフター(休憩)が終わったバスです。小さなベイトがたくさん泳いでいたり、ボトム(水底)に新しい水草が生えてき所を重点的に狙って行きます。何でサスペンドミノーかと言うと、まだまだバスの活性が悪く、フローティングミノーだと食いきれないバスが多いからです。また、追いかけるスピードも遅いので近ずいてくるのに少し時間がかかりその場に止めとくのが一番いいからです。なのでこの時期はサイトフィッシングでバスを釣る事が多くなります。トゥイッチングで寄せて、サスペンドで留めて、次のトゥイッチングで口を使わせると言う使い方です。ぜひ釣れるので試して見てください。

秋はよく巻きの秋って言いますよね。水温が適した温度になるのでバスが広範囲に散ります。なので巻物で手返しよくサーチしていきます。その中でサスペンドミノーの使い所は晩秋です。気温も低くなり水温低下と共にバスの活性も低下していきます。そこでサスペンドミノーの出番です。ポーズを長く取れるのでバスがルアーに寄ってくる時間を稼げます。イメージとしてはトゥイッチングでバスにルアーを気づかせてポーズで寄せます。寄ってきていれば次のトゥイッチングで反応します。

サスペンドミノーでバスに口を使わせるポイント

Photo by imgdive

バスに口を使わすコツ1:ルアーサイズの選び方

ミノーのレギュラーサイズは9㎝。今では小さくて5㎝や6㎝もあり、大きくて11㎝や13㎝までたくさんあります。釣り場のバスのアベレージや他の小魚のサイズに近いサイズを使用したり、釣り場の広さで大きさをチョイスしてください。大きいバスだけ釣りたいなら大きいのを使用したり、とにかく釣りたいなら小さいのをチョイスしましょう。しかしどのサイズがいいのか迷ってしまったらレギュラーサイズの9㎝を使用しましょう。

バスに口を使わすコツ2:カラーチョイス

現代ではたくさんのカラーがあり複雑になっていますが、釣り場に着いたらまず水を見ましょう。きれいなのか、濁っているのか。ただそれだけで十分です。きれいな水ならリアル系やゴースト系をチョイスしましょう。濁っているならチャート系や光を反射してくれる黒金系、反射プレートが入っているカラーを選びましょう。またカラーは難しく考えずに感覚で選ぶのも楽しいと思います。

バスに口を使わすコツ3:トゥイッチングさせる時のリズムと間

前でも紹介したトゥイッチングですが、バスの活性に寄ってリズムが違ってきます。活性がいいときは、1(トゥイッチング)2(トゥイッチング)3(ポーズ)の繰り返しですが、このリズムでバスが追いかけて来ない場合は1(トゥイッチング)2(トゥイッチング)3、4(ポーズ)などとポーズの時間を長くします。これが間です。またトゥイッチングの鋭さも強弱を変えてその日のバスの活性に合わしたリズム、強弱を見つけるのもテクニックの一つです。

サスペンドミノーの小技

Photo bymohamed_hassan

ルアーの重さを活かせ!!

最初にサスペンドミノーはフローティングミノーより重いと説明しました。この特徴を活かした技が遠投です。特に陸っぱりアングラーは必要な技ですよね。サスペンドミノーは浮力を抑えるために重りが入っているので同じブランドの同じサイズのフローティングミノーよりも重いんです。こんな使い方もあるんですよ。

お店でどのサスペンドミノーを買えばいいの?

フリー写真素材ぱくたそ

動き

大体の動きはどのブランドも一緒ですが、微妙に違うんです。トゥイッチングさせた時のルアーの動き方、ヌメッと動くのか、バシッと動くのかなど。またポーズ中の姿勢だったり、ただ巻きした時の振るえだったりが微妙に違います。投げて、着水し、巻き始めのルアー立ち上がりや、あまり潜らない、深く潜るなどたくさんあります。今では各ブランドでアクション動画が上がっていますのでそれを見たり、インプレ等で色々な人の意見が描かれているのでそれらを参考にし、自分がイメージしてるミノーフィッシングに近い物を選べば間違い無いです。

何よりも好きなブランドを買う!!

一番は釣りたいルアーで釣るのが一番なんです。好きなブランドや好きなバスプロがよく使ってるなど、そんなもんでいいんです。好きなブランドを使用して釣りに行くだけでテンションも上がりますし、釣れたらインスタグラムでタグ付けして投稿するなんて妄想をして釣るのが楽しいんです。

サスペンドミノーの使い方まとめ

Photo byHoangTuan_photography

サスペンドミノーの使い方、テクニック、ポイントなどお分かり頂けたでしょうか。この記事を拝見してやる気になってもらえたらうれしいです。一番大事なのは実際にやってみる事だと思います。何百回〜何千回も投げることでどんどん自分のテクニックが増えます。ここに書いてない使い方を見つけたら教えてください。最後まで読んで頂きありがとうございます。

わたこう
ライター

わたこう

バス釣りに出会って早11年。 色々なアングラーさんや、色々なバスさんと出会い、自然の豊かさや四季の魅力などを感じ、バス釣りを通して感じた事や自分なりに発見したスキルを伝えていけたらと思っています。

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