スプリットショットリグとキャロライナリグの違いは?
スプリットショットリグとキャロライナリグとでは、タックルや使用するシチュエーションなど大きな違いがあります。釣果を上げるためにはリグの特徴に合わせて適正なタックルの選択、シチュエーションに合わせたリグの使い方が肝心です。
タックルの違い
スプリットショットリグとキャロライナリグとでは、使用するシンカーの重さが違うことからタックルセレクトに違いがあります。
スプリットショットリグは軽めのシンカーを使用するのでULクラスのスピニングタックルを、ライトキャロではLクラス以上のスピニングタックル、ヘビキャロではMH以上のベイトタックルを使用します。
シンカーの種類
スプリットショットリグとキャロライナリグとでは使用するシンカーの種類が異なります。スプリットショットリグは1g~2.5gの重さのガン玉をシンカーに使用しますが、キャロライナリグでは、バレットシンカーやスティックシンカーを使用します。
シンカーの重さ
スプリットショットとキャロライナリグでは、使用するシンカーの重さが大きく異なります。
スプリットショットリグは1gを基準に2.5gまでの重さが使用範囲です。キャロライナリグではライトキャロで1.8g~7g、ヘビーキャロライナリグで10g~28g以上のシンカーを使用します。
スイベルの有無
スプリットショットリグとキャロライナリグとでは、スイベルを使用するかという部分に違いがあります。スプリットショットリグはスイベルを使用せず、メインラインにガン玉を挟むことでリグを組みますが、キャロライナリグはメインラインにスイベルを接続し、リーダーを結んでリグを組みます。
使いどころ
スプリットショットリグとキャロライナリグとでは、使用するシチュエーションに大きな違いがあります。
スプリットショットリグはライトリグなので、水深が浅いポイントやバスがいるであろうピンポイントでの使用でメリットを発揮します。キャロライナリグは、水深が深いポイントや広大なポイントで遠投して広範囲を探るシチュエーションでメリットを発揮するリグです。
アクションの仕方
スプリットショットリグとキャロライナリグではアクション方法が異なり、ロッドの動かし方に違いがあります。
スプリットショットリグの動かし方は、グラブやピンテールワームをロッドでシェイクしながら引いてきたり、ただ巻きでスイミングします。キャロライナリグはロッドの位置を10時から12時までの幅で動かしながらグラブやホッグ系のワームをズル引いてくる動かし方が基本です。
出典:写真AC