フッキングのコツは?アタリに合わせるタイミングややり方などを解説!

フッキングのコツは?アタリに合わせるタイミングややり方などを解説!

バス釣り初心者に最も多い悩みがフッキングのやり方。タイミングがわからずに、初めての1匹をなかなか手にすることができない方も多いようです。今回は、アタリの種類や基本的なフッキングのコツをご紹介しますので釣行した際には是非、1度試してみてくださいね。

記事の目次

  1. 1.バス釣りのフッキングについて
  2. 2.ルアーへのアタリの種類【基本的なバイトってどんな感覚?】
  3. 3.フッキングのテクニックとコツ【基本的なやり方】
  4. 4.正しいフックセッティングのポイント
  5. 5.初心者だけでなく、ベテランバサーにも多くみられる【のらない...!?】場合の対処法
  6. 6.フッキングに定評のあるバス釣りおすすめフックとルアー
  7. 7.初心者でも合わせるタイミングがわかればバス釣りは上手くなる!

バス釣りのフッキングについて

ロッドの硬さとフッキング率の関係

MH(ミディアムヘビー)やL(ライト)といったロッドの硬さは、フッキング率に大きく影響してきます。一般的には、柔らかい先調子の竿は、向こう合わせでフッキングすることが多く、無理に合わせる必要がないことも多々あります。反対に、ヘビーロッドのように硬い竿である場合は、魚の口に針を貫通させる必要があるため、ロッドを大きくあおる合わせのアクションが必要です。

ルアーへのアタリの種類【基本的なバイトってどんな感覚?】

巻き物系ルアーに多い【ガツンッ】という本気食いバイト

バス釣りでのバイト(アタリ)の感覚は、フィールドや状況によって様々です。初夏から秋口にかけての活性の高い時期、または活性の高い時間帯であれば、スピナーベイトやクランクベイトなどのハードルアーに果敢にアタックしてくる「ガツン!」という本気食いバイトを楽しむことができます。ロッドティップからリールを握る手元まではっきりと伝わるアタリなので、初心者の方でも明確に生命反応を感じ取れるでしょう。

バス釣りのアタリの基本は、【コンッ!】というショートバイトが多い

アタリの中で最も多いのが、「コンッ!」というショートバイト。ワームなどのソフトベイトを使っている場合に感じることが多く、竿先に伝わるわずかなアタリなので、見逃すことも多いのが特徴です。タフコンディション時やプレッシャーの高いフィールドで傾向の強い基本的なバイトです。

初心者だと合わせるタイミングが難しい【スーッ!】というラインに違和感を感じるバイト

初心者の方にとって最も合わせるのが難しいとされるラインに違和感を感じるだけのバイト。ある一か所を点で攻めている時に、ラインが「スーッ」と何の変哲もなく動き、それ以外はロッドティップなどに変わった変化を感じません。すかさずフッキングを入れるも、すっぽ抜ける場合も多く、魚がルアーを加えているだけという場合も考えられます。

アタリかどうかがわかりづらい、根掛かりのような重みを感じるバイト

ルアーをボトムに沿ってリトリーブしている最中に多いのが、根掛かりのような重みを感じるバイト。明確なアタリというのを区別することが難しく、沈下物に引っかかったと思ってロッドを大きくあおったりすると、途端にグイッと引き込まれる生命感に襲われます。時として40cmクラスのランカーバスに多くみられるアタリです。

ルアーフィッシングの醍醐味を肌で感じられる【落ちパクバイト】

ハイシーズンに入ってルアーを投げている最中、着水と同時に「ガボッ!」と下からバスが果敢に食いついてくるダイナミックなアタリが「落ちパク」と言われるバイトです。ブッシュやオーバーハングといったヘビーカバーに撃ち込んだ時が最大のチャンスで、魚には、ルアーが何かしらの虫などに見えるのかもしれません。リールを巻かずに一瞬にして水面でバイトするトップウォーターゲームは、夏の風物詩の1つと言えるでしょう。

アタリの種類5選

  • ガツン!という本気バイト
  • コンッ!というショートバイト
  • スーッという違和感のあるバイト
  • 根掛かりのような重いバイト
  • 落ちパクバイト

フッキングのテクニックとコツ【基本的なやり方】

ハードベイトをリトリーブしている最中のアタリというのは、比較的わかりやすくキャッチ率も高いため、ここでは、初心者に難しいソフトベイトでのフィネスな釣りに限ったフッキングのコツ、手順を簡単にご紹介します。

基本的なフッキングのやり方と手順

【やり方手順その①】初心者なら、アタリかどうかを見極められるかが最大のコツ

どのようなシチュエーションにおいても、まずは魚のアタリを感じ取れなければフッキングにつなげることはできません。些細な反応を見逃さず、ティップに違和感はないか、手元にわずかな振動を感じないか、ラインがかすかに動いていないかなど、ちょっとした変化に全神経を集中してみてください。バイトがあれば、ラインが引き込まれるなど、わずかな魚信を感じ取れるはずです。

【やり方手順その②】リールを慎重に回し、糸ふけを取るのが基本

何かしらの魚からのバイトを感じたら、まず一呼吸おいてみましょう!ショートバイトの場合、ルアーを咥えたりつついているだけの場合も多いです。ゆっくりリールを巻きながらラインスラッグを回収します。ラインが張り過ぎず、たわみ過ぎずの状態に持ってきたら、そこから一気にフッキングの状態へと持って行きます。ポイントは、次に来る強いアタリを待ってからフッキングの動作を行う点です。

【やり方手順その③】タイミングをはかり、魚の上顎を貫くイメージでロッドを立てる

ラインが一気に持って行かれたり、強烈なバイトが訪れたら、そのタイミングで同時にフッキングの動作を行います。中には、「鬼フッキング」や「電撃フッキング」のような難しいやり方もありますが、初心者の方であれば軽くロッドを立てるだけでも十分フッキングさせることが可能です。バスの口は硬いので、あくまでも針が上顎を貫通するイメージでロッドを立てるのがポイントです。

バス釣り初心者は、まず始めにアタリに合わせるタイミングを掴もう!

上手くフッキングさせるコツというのは、ベテランアングラーでも語るのがなかなか難しいものです。初心者の方であればなおさらですが、いかにタイミングを合わせてロッドを煽れるかが最大のポイントと言えます。最初にくる小さなショートバイトで早合わせしてしまうと、すっぽ抜けたりしてしまう場合が多いので、できるだけ強いバイトを待ってから勢いよく合わせるようにしてください。

正しいフックセッティングのポイント

フックポイントは常に外側を向くようにセットするのがコツ

バスの口を正確に捉えうまくフッキングさせるには、タイミングやある程度のテクニックも必要ですが、タックル自体を見直すことも重要です。特にフックをセッティングする際の向きに注意し、ラインに対して必ずフックポイントが外側になる位置に結びます。ラインを手でピンと張ったときに、逆さまになるような結び方も極力避けてください。

使うワームのサイズに合ったフックを選ぶ

使うワームとフックのサイズにバラツキが出てしまうと、フッキングに持ち込める最大のチャンスを逃しかねません!基準となるフックサイズは、大抵ワームのパッケージに記載してありますので、購入時、もしくはフィールドで確認してから、個々にあったものを使うようにしてください。

錆びたり劣化しているフックは使用しない

錆びていたり、極端に古く劣化したフックは、フックそのもののパフォーマンスを落とします。また、一度バスを釣った針を再度使うこともできるだけ避けるようにしましょう。選ぶフックひとつで、確実に釣果は変わってくると言い切れます!

ラインチェックはこまめに...

確実にフッキングしたはずなのに、一瞬でラインが切れてしまったという苦い経験はありませんか?これは、根ズレなどの摩耗からくるラインブレイク、もしくは針の結び方の弱さが原因であることが多いようです。特にゴロタやカバー周り、障害物周りでは、ラインの摩耗に注意して、日頃からこまめにチェックする習慣を身に付けましょう。

初心者だけでなく、ベテランバサーにも多くみられる【のらない...!?】場合の対処法

なぜ合わせてものらないのか?

初心者でも比較的容易に魚を手にできるハイシーズンなのに、なぜか「のらない...」といった経験は、誰しもあることでしょう。ルアーのカラーや形、大きさといったミスマッチが原因の1つとして考えられますが、大抵は、環境の変化が要因であることが多いです。水中のプランクトンの状態や水温の急激な変化、水質・溶存酸素量など、魚の活性に影響を与える外的要因は日々変化しているのです。

基本は、一呼吸おいてからゆっくり合わせるのがコツ!

ショートバイトが続き何回合わせても乗らない場合は、魚の活性が低いと判断し、一呼吸おいてから次の強いアタリを待ってフッキングするように努めてください。釣れる可能性のあるやる気のある魚のバイトなら、ワンテンポ置くことで確実に手にできるはずです。すっぽ抜けを回避する方法としては、無理に合わせないのも1つのやり方として有効です。

ルアーのサイズをワンサイズ下げる

あまりにも魚の活性が低い場合は、使っているルアーのサイズを少し小さいものに下げてみましょう!基準は、4インチなら3~3.5インチ、時には2インチほどの極小ワームに切り替えるのもおすすめです。ブルーギルなどの外道に邪魔される可能性も高まりますが、運が良ければ小バスの数釣りパターンに切り替わる最大のチャンスが生まれることも珍しくありません!

ハードベイトに切り替える

バスの反応は個体差によって違いがあるので、スピナーベイトやクランクベイト、時にはビッグベイトなどのハードルアーに釣り方を切り替えるのも1つの方法です。ワームでは、全く反応が得られなかったポイントでも、急に釣れ始めることが多々あります。特にバスの居所が定まらない秋口は、今まで釣れていたポイントが全くの壊滅状態になることがよくあるのです。

ミスバイトやのらない時の対処法

  • ショートバイトに騙されず、次の強いバイトでフッキングするのがコツ
  • ルアーのサイズを下げてみる
  • 思い切ってハードベイトに切り替える

フッキングに定評のあるバス釣りおすすめフックとルアー

わずかなアタリも見逃さない!FINA 深掛けオフセットフック【パワーステージ】

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針先の鋭さとフッキング率に定評のあるFINA【パワーステージ】は、シャンクの部分にテーパーを付けることで、バレにくさや掛かりやすさを実現しています。また、フックポイントを若干外向きにすることで、瞬時にフッキングが可能。1度フッキングすれば、ほとんどバレることがないおすすめの即掛けフックです。

カツイチ 【マキサスブレードワーム】ならバスに食わせのタイミングを与えられる

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DECOYからリリースされている【マキサスブレード】は、ブレードによる派手なアピール力と高いスナッグレス性能を兼ね備えた高性能ウエイテッドフック。シンカーは前後に移動可能で、障害物の多いエリアでは、重心を移動させてバランスを調整したりと食わせのタイミングを与えられるのでおすすめ。ボトムを這わせてキラメキと不規則な動きでバスを誘えるリアクション対応の厳選モデルです。

バス釣りに革命をもたらす新型リグ【フェロモンチェリー】

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【チェリーリグ】という言葉にあまり聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。フックとつながる1本のワイヤーにサクランボのように吊るされたバレットシンカーが特徴の最新型のこのリグ。スナッグレス性能が高く、その特異な形状からワームが水平姿勢を維持しやすいととても評判です。意外なポイントで効果が期待できるはず。

ENGINE 【ストライクマジック】は初心者に奇跡を呼び起こすルアー

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村川勇介プロ監修の【ストライクマジック】は、同じレンジをキープし引き続けるために開発された低重心型ヘッドを採用したスピナーベイト。上へ上へと向かう動きを見せる一般的なスピナーベイトの弱点を補強した信頼できるワイヤーベイトです。フックサイズも大きめにセッティングされているので、ショートバイトも逃さず確実にフッキングまで持ち込むことが可能です。

初心者でも合わせるタイミングがわかればバス釣りは上手くなる!

初心者が1匹を手にする上で最も基本的なことは、アタリに合わせるタイミングを見極めること。確実に食ってきているのか、甘噛みなのか、引っ張っているだけなのかなど、水中の状態を想像できるようになれば、おのずと合わせるタイミングが掴めるようになるでしょう!ショートバイトをモノにすることができるようになれば、「釣りウマ」への道も近いですよ!

テナガエビ太郎
ライター

テナガエビ太郎

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