ミジュンってどんな魚?
ミジュンはミズンという和名が一般的な呼び方で、ミジュンは沖縄の方言で別名です。鹿児島県より南に生息する小魚で、いわしやニシンの仲間とされることが多く、いわしの稚魚と紹介される場合もあります。
沖縄ではスーパーで売られているほどメジャーな魚です。群れで行動するので初心者でも簡単に釣れますが、本州ではなじみがないミジュンについて、食べ方や釣り方をみていきましょう。
ミジュンは沖縄の大衆魚!
ミジュンは沖縄では大衆魚として知られています。ミジュンは夜になると海洋沖に移動し、朝方になると浅瀬にやってきますが、その移動の最北が沖縄や鹿児島県です。海外ではマダガスカルやオーストラリアの東側などに生息し、ハワイにも移入しています。沖縄では、どのように扱われている魚なのでしょうか。
ミジュンは沖縄の方言
ミジュンは、ミズンという一般的な名称が沖縄の方言でなまった呼び方です。濁点をつけるのが沖縄の方言の特徴のひとつで、ミジュンの他にはガチュンと呼ばれるアジの仲間の魚がいます。沖縄にはミジュンと外洋に生息するヤマトミジュンがいるため、混合しないようにしましょう。
英名ではニシンの仲間
日本では「いわしのような小魚」という説明が多いのですが、英名ではニシンの仲間とされています。「どっちだろう?」と疑問に感じますが、いわしはニシン科です。大きく区分するとニシンが筆頭になり、いわし、ミジュンと続きます。ミジュンもいわしもニシンの仲間ということです。
ミジュンはスーパーで売っている
沖縄のスーパーの鮮魚コーナーでミジュンは販売されています。通常のパックに魚の形のまま丸ごと何尾か入っていたり、下処理を終えた状態で入って売られていますので、用途によって選びましょう。スーパーのスタッフに「どんな魚ですか?」と尋ねると「いわしです」という答えが返ってきます。
出典:写真AC