ソアレBB C2000PGSSの特徴
ソアレBB C2000PGSSは、アジングを中心とするライトソルトゲームをより繊細に楽しみむための機能を備えています。エントリーモデルとは思えない高級感や機能を備えており、これからアジングを本格的に始めたい人にもおすすめの1台です。
海釣り以外でも、管理釣り場のトラウトやライトリグを使ったブラックバスのフィネスタックルとしても流用できます。
アジング用極細PEライン対応のスプール
ソアレBB C2000PGSSはPEライン0.4号がおよそ200m入るラインキャパシティです。不意の高切れも不安にならなず、ライントラブルも極限まで減らした高性能なスプールを採用しています。近年人気の0.4号以下の極細PEラインを使ったスリルあるアジングにぴったりです。
アジング専用ドラグで繊細なやり取りも
ソアレBB C2000PGSSは、通常のドラグに比べてよりシビアな調整が可能なドラグを搭載しています。1kgという実用ドラグの範囲で魚の動きにスムーズに追従するため、繊細さが求められるアジングには欠かせない機能です。
高級感のあるカラーリング
ソアレBB C2000PGSSは、ハイエンドモデルさながらの高級感のあるゴールドとつややかな黒を基調としたカラーリングです。ハンドルやリールフットには特殊なグラデーション塗装をしており、ユーザーのテンションを引き立たせる特徴があります。
ソアレBB C2000PGSSのスペック
ギア比 | 4.3:1 |
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実用ドラグ | 1kg |
最大ドラグ | 3kg |
自重 | 200g |
フロロ糸巻き量 | 2lb:170m |
3lb:95m | |
4lb:75m | |
PE糸巻き量 | 0.4号:200m |
0.6号:140m | |
0.8号:100m | |
最大巻上長(ハンドル1回転) | 57cm |
ハンドル長さ | 40mm |
ベアリング数BB/ローラー | 5/1 |
メーカー希望価格 | 17500円 |
ソアレBB C2000PGSSはエントリーモデルながら十分に繊細なアジングを満喫できるハイスペックなリールです。ギアの構造やハンドルの設計、ベアリングを多く使った高い回転性能などあらゆる部分をアジングに特化させています。
アジングに最適なギア比
ソアレBB C2000PGSSのギア比は4.3:1に設定されており、アジングに求められるゆっくりなアクションが可能です。ハンドル1回転の最大巻き上げ量が57cmなので、水中でより多くの時間ルアーを魚にアピールできます。
スローな巻きを演出できるハンドル
ソアレBB C2000PGSSのハンドルは40mmで造られており、繊細なリトリーブでスローな巻きを演出できる設計です。同サイズのリールに比べて短めのハンドルは、アジングのハンドル操作に慣れない人でも一定のリズムで簡単に巻き続けられます。
魅力的な値段
ソアレBB C2000PGSSは、値段が倍以上するハイエンドモデルに採用されている機能を入門機ながら多く搭載しています。高級リールに劣らないスペックを兼ね備えながら、Amazonの実売価格で12000円を切るという魅力的な値段も特徴の1つです。
旧モデルからの変化
ソアレBB C2000PGSSには現行の18年モデルと旧モデルの13年モデルがあります。18年モデルは、13年モデルから外装のフレーム構造や内部スペックまで多くの面でグレードアップしているモデルです。シリーズも一新し、旧モデルとは違ったコンセプトで現行モデルは造られています。
防水機構コアプロテクトの導入
18ソアレBB C2000PGSSから新たにシマノの防水機構であるコアプロテクトが導入されました。コアプロテクトはアジングに必要不可欠な回転性能を落とさずに、水の侵入をシャットアウトできる機能です。防水効果が大幅に向上したことで、繊細さを維持しながらもよりタフにアジングを楽しめます。
ギア周りの強化
13年モデルは亜鉛のギアでしたが、18年モデルはHAGANEギアを採用しています。劣化が早い亜鉛に比べ、よりタフに使い込んでも初期の回転性能を失わない強い耐久性が特徴です。シマノ独自の精密冷間鋳造技術で仕上げられたHAGANEギアは、アジングに欠かせない滑らかな巻き心地を実現します。
重量は10g増加
いろいろなスペックが向上した現行モデルですが、重量は10g増加しています。重量が上がったのは、コンセプトが軽さ重視のクイックレスポンスから堅さを意識したコアソリッドに変わったことが原因です。
繊細なアジングにとって重量UPは痛い面ですが、不意の大物にも対応する堅牢性や手元のバランスを保ちやすいメリットもあります。
ソアレBBのタックルセッティング例
ソアレBBシリーズは、リール以外にロッドも販売されています。これからアジングを始める方や専用の道具でトライしてみたいという人はソアレBBシリーズでタックルを組んでみましょう。リールとロッドをあわせても値段を十分に抑えれる非常にコスパのよいエントリータックルです。
S64UL-S
19ソアレ BB アジング S64UL-Sはシリーズの中でも比較的短いロッドで操作性に優れています。ジグヘッドの釣りに特化しており、豆アジの繊細なバイトも逃しません。穂先はソリッドティップを採用しており、掛けてから簡単に魚を乗せてくれるため初心者の方にも使いやすい評判のよいロッドです。
S610L-S
19ソアレBB アジング S610L-Sは長さや強さなどどこをとっても使いやすいオールラウンドなロッドです。適合ウエイトも0.5g~12gなので、軽量ジグヘッドからメタルジグまで幅広く対応できます。自重も72gと非常に軽いので、ソアレBB C2000PGSSとの相性も抜群です。
S74L-S
19ソアレBB アジングS74L-Sはシリーズの中でも遠投に特化したロングロッドです。フロートを用いたキャスティングに向いており、ショートロッドでは届かなかった沖にいるギガアジも簡単に狙えます。PEラインを巻いたソアレBB C2000PGSSとあわせて遠投タックルとして使うと面白いでしょう。
ソアレBB C2000PGSSの評判
18ソアレBB C2000PGSSは、旧モデルから多くの部分を大幅に改良した機種です。エントリーモデルとは思えないほどの性能の高さは、ユーザーからも非常によい評判を呼んでいます。一方で、旧モデルからソアレBBシリーズを愛用している人の一部からは、少し納得いかないという声もあるようです。
入門機とは思えない巻き心地
入門機ながら、ハイエンドモデルに劣らない巻き感が18ソアレBB C2000PGSSの1つの特徴でもあります。繊細なアジングでは、巻きの技術が釣果を左右するとも言われているほどです。使用インプレからも、18ソアレBB C2000PGSSがノイズの少ない滑らかな巻き心地であると伝わります。
専用ドラグはかなり安心できる
自分はソアレBBの2000番と500番使ってます😁
— かか (@2121kaka6719) November 16, 2021
アジング専用ドラグってので細かく設定できます
18ソアレBB C2000PGSSのもう1つの特徴として、専用ドラグの存在は欠かせないでしょう。口切れしやすいアジの引きにもスムーズに対応するため、ばらす確率もかなり少ないです。使用インプレでも、細かいドラグ調整ができる点が評価の理由と推測できます。
旧モデルから重量がUPして残念という声も
18ソアレBB、回し心地はいいけど回し始めとリール本体が重いんですよねぇ(;´∀`)<まだメインは13ソアレBBかなぁ~
— 湯加減てんゆ~(趣味垢🦾🤖) (@tenyu_yukagen_s) September 11, 2018
18ソアレBB C2000PGSSが旧モデルの同番代から10g増加したことはマイナスと捉えるインプレもあります。タックルバランスや感度に影響が出るなど、繊細なアジングにおいて10gの増加はユーザーの評価を左右する大きなポイントです。
ソアレBB C2000PGSSでアジングを攻略
ソアレBB C2000PGSSはハイエンドモデルの最新機能を多く受け継いだ、アジングのエントリーに最適なリールです。それぞれのスタイルにあわせてロッドとのバランスを見極めることで、アジングでよりよい釣果を出せます。皆さんもソアレBB C2000PGSSを使ってアジングを攻略しましょう。
出典:photpAC