多彩なターゲットのライトジギング
船からのライトジギングはタチウオ、マダイ、小中型青物などの多彩な魚が狙える人気の釣りです。湾内から水深100m位までが主なフィールドとなります。
使用するジグは80gを中心に水深や潮の流れに合わせて120gまでの軽めのジグを使用する文字通りライトなジギングです。大物狙いのジギングと違いタックルは軽く扱いやすいためチャレンジしやすい釣りです。
ライトジギングに必要なスペック
ターゲットとフィールドが決まると使うジグの重さも決まります。ジグの重さに対応したロッドを選びましょう。各メーカーのジギング用ロッドから選べばスペックとしては問題ないでしょう。
シマノ「グラップラーBB」シリーズはどんなロッド?
マダイ、シーバス、タチウオ、青物や根魚などを対象にしたライトジギング用ロッド。ソフトなティップと張りのあるバットで操作性が向上、さまざまなジャークに対応できるロッドがシマノ「グラップラーBB」シリーズです。軽めのルアーならキャスティングもこなします。
シマノ「グラップラーBB」シリーズのスペック
スピニングタイプ2機種とベイトタイプ2機種のラインナップ。長さは6'3"のみでスピニング、ベイトともに適合ジグウェイトはMAX120gとMAX150gの2タイプです。初心者にも選びやすいラインナップとなっています。4機種ともグリップジョイントの2ピース仕様です。
B631:繊細に楽しむベイトモデル
比較的浅いエリアで、ボトム付近をスローに攻めたり、マダイやタチウオのアタリをはじくことなくバイトまで持ち込みます。軽めのジグを使い軽快なジャークで誘う釣りも得意です。
品番 | 自重 | 適合ジグ(g) | 適合ライン(PE) | 定価 |
B631 | 115g | MAX150 | MAX2.0 | 16,500 |
B632:オールマイティーなベーシックモデル
中型青物や大型マダイをメインに狙うならこれ。ワンピッチショートジャーク、ロングジャーク、コンビネーションジャークも難なくこなす操作性の高い優れもの。幅広いエリアでライトジギングのベーシックモデルとして活躍します。
品番 | 自重 | 適合ジグ(g) | 適合ライン(PE) | 定価 |
B632 | 118g | MAX150 | MAX2.0 | 17,000 |
S631:軽快な誘いのスピニングモデル
100g以下のジグをメインに比較的浅い水深を攻める釣りに適しています。軽快なアクションでテンポよくターゲットを誘い、ソフトなティップは食い込みよくバラシの少ないロッドです。キャスティングもこなしベイエリアでのシーバス狙いにマッチします。
品番 | 自重 | 適合ジグ(g) | 適合ライン(PE) | 定価 |
S631 | 107g | MAX120 | MAX1.5 | 16,500 |
S632:オールラウンドで活躍のスピニングモデル
スピード感あふれるジャークが得意なロッド。青物やマダイ、根魚など幅広いターゲットを狙えます。不意の大物にも負けないバットパワーがありスピニングライトジギングのベーシックモデルです。
品番 | 自重 | 適合ジグ(g) | 適合ライン(PE) | 定価 |
S632 | 109g | MAX150 | MAX2.0 | 17,000 |
シマノ「グラップラーBB」シリーズはこんな人にピッタリ
こんな人にピッタリ
- ライトジギング初心者
- 体力に自信がないのでロッドは軽い方がいい
- ライトジギング、スロージギングいろいろしたい
- お金はあまりかけたくないが納得のいくロッドが欲しい
多彩なターゲットを狙いたい
初めてのロッドは汎用性の高いタイプがおすすめです。ラインナップの多いシリーズは初心者には選びにくいでしょう。いろいろな魚を釣ることで自分のスタイルが定まっていきます。汎用性の高いロッドなら多彩な釣りを可能にします。
シマノ「グラップラーBB」ロッドシリーズのインプレを紹介
シマノ グラップラーBB S632 & BIOMASTER SW 5000 PG で船シーバス。キャストフィールとか結構良かった。狭い乗り合い船でのキャストだったけど、狙った場所にスッとルアーを落とせた。飛距離も申し分なし。かなり気持ちいい感じ。長さと固さが丁度いいのかな。 pic.twitter.com/5VedW9nYhv
— Setaria Viridis (@SetariaV) February 12, 2017
ほかにもインプレを見ますと、「ティップが固すぎないためバラシが少ない」「バットパワーもそこそこある」といった感想が見られます。ブリクラスでなければ余裕で使用できていますね。ベイエリアでのシーバスに使用されている方も多いようです。インプレを見ていると釣りに行きたくなりますね。
シマノ「グラップラーBB」シリーズを比較②:ロッド
グラップラーBBシリーズと競合しそうなロッドをピックアップして違いを解説していきます。タックル選びの参考にしてください。
グラップラーTypeLJ
グラップラーBBの上位機種「グラップラーTypeLJ」一番の違いはロッドのネジレやつぶれを抑制する技術を搭載したことです。その違いが価格の差でしょうか。ロッドパワーがスピニング、ベイトそれぞれ4種類となり、それぞれのスタイルによりフィットした選択ができます。
ヴァデルBJ
ライトジギングのエントリーモデル「ダイワ:ヴァデルBJ」スピニングタイプが2機種、ベイトタイプが3機種となっています。グラップラーBBとの違いは、長さが6’6”と3インチ長く自重では約20g~30g重いことです。
3代目クロステージ
メジャークラフトのオフショアジギングのエントリーモデルです。ベイトモデル、スピニングモデル共に5機種のラインナップ。クセの無いアクションとジギングモデルでは珍しく完全2ピースモデルもあります。
ソルティーステージ
メタリックブルーをポイントにしたデザインとXカーボンテープで操作性を向上させるなど機能性もアップしたアブガルシアのライトジギングロッドです。
「グラップラーBB」でライトジギングを始めよう!
シマノのライトジギングモデル「グラップラーBB」シリーズを紹介してきました。これからジギングを始めたい方や、いろいろな釣り方をしてみたいという方におすすめです。
初心者だけでなく中級者も納得の性能、コストパフォーマンスの高さを誇るシリーズ。シマノ「グラップラーBB」で新たな世界に踏み出してみませんか。
出典:写真AC