16ヴァンキッシュってどう?リールの耐久性や重量など性能とインプレをご紹介!

16ヴァンキッシュってどう?リールの耐久性や重量など性能とインプレをご紹介!

シマノ最高峰のリール「ステラ」に引けを取らない性能を持つスピニングリールとして登場したのがヴァンキッシュです。その新モデルである16ヴァンキッシュが登場しました。そんな16ヴァンキッシュの特徴や性能、そして基本情報などを紹介します。

記事の目次

  1. 1.16ヴァンキッシュの基本情報
  2. 2.16ヴァンキッシュの特徴
  3. 3.16ヴァンキッシュの種類
  4. 4.16ヴァンキッシュのインプレ
  5. 5.16ヴァンキッシュのまとめ

16ヴァンキッシュの基本情報

16ヴァンキッシュとは

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16ヴァンキッシュは、2012年に発売された初代ヴァンキッシュの2代目にあたり、まだ歴史の浅いスピニングリールです。シマノが他のリールで長年蓄積した技術や性能を改良し、低価格化したのが、16ヴァンキッシュです。16ヴァンキッシュには、他のリールに採用されてきたさまざまな機能がそれぞれの種類に上手く受け継がれています。

価格

16ヴァンキッシュはフルモデルチェンジにも関わらず、なんと各種類とも価格は12ヴァンキッシュの1,500〜2,500円アップで抑えています。16ヴァンキッシュは「マイクロモジュールギア」や「NEWマグナムライトローター」という2つの初搭載性能がありながら57,000円〜59,000円という価格帯を実現しているのはさすがシマノさんですね。

重量

16ヴァンキッシュの特徴といえば何よりその重量にあります。ローターの軽量化と高耐久性を実現し、そのほかにもローター、スプール、ハンドル、ドラグノブなどの各パーツ、各素材の設計を一から見直し、軽量化に成功しています。 ただし、通常のロッドバランスでは適さない場合もありますので、初めて16ヴァンキッシュを使用する場合は、多少注意が必要かもしれません。

素材

16ヴァンキッシュの素材には金属のボディが採用されています。12ヴァンキッシュ同様にマグネシウム素材である「HAGANEボディ」です。ただ重量が軽いだけではなく、剛性や耐久性も大幅にアップしたその素材にシマノの想いが込められていますね。ソルトでも淡水でも活躍するリールです。

耐久性

ステラやイグジスト、また堅牢性が売りのセルテートも軽くなりましたが、16ヴァンキッシュはさらに軽くなっています。ここで心配になるのが耐久性です。しかし、16ヴァンキッシュはこれだけの軽量化を施したにも関わらず、ボディ素材の剛性、ギアの耐久性、防水性どれも向上し、ソルトも淡水も使用可能です。

 

ドラグ性能

16ヴァンキッシュのドラグに関しては十二分です。ドラグ動作時のスプールの遊びやフラつきを抑制し、高い負荷がかかる状況でも安定したラインの送り出しを実現しています。また、ドラグが踊るようなは感覚もなく、さまざまな種類の魚とのファイトにも集中して対応できます。個人的なインプレでは、最初のドラグ設定が正しければ、ファイトのたびにドラグ設定しなくても問題ありません。

16ヴァンキッシュの特徴

マイクロモジュールギア

ギア密度を高め、回転時ノイズが減少し、 シルキーで滑らかな巻き心地を生むみだすのがマイクロモジュールギアです。 通常のギアより触れる歯数が多くなるので強度はより高くなります。  もちろん耐久性の高いHAGANEギアです。 この構造はシマノのスピニングリールの各種類の中でも14ステラ、17エクスセンス、16ヴァンキッシュのみです。  上級者を納得させる質の高いリールです。

新型マグナムライトローター

16ヴァンキッシュには新しく開発された 新型マグナムライトローターが搭載されました。 ベールリターン部分を配置変更し、s左右非対称となった新型設計で 回転慣性の低減化を実現しています。 回る、止まるというこの2つの基本の鮮明度を高くする事でレスポンスが向上しています。 素材の剛性もアップし、様々な種類のルアーや魚とのファイトも軽い巻き心地を維持できるローターです。

16ヴァンキッシュの種類

シマノ16ヴァンキッシュ1000PGS

16ヴァンキッシュの中で最軽量であり、重さは155gです。渓流トラウトやソルトでのメバリング、アジングなどにおすすめなモデルです。 また、その軽さを活かした釣りが得意な方や繊細なライトリグゲームをやられる方に最適なリールです。個人的なインプレとしては、メバルやアジなどの海の小物釣りが好きな方におすすめです。

シマノ16ヴァンキッシュC2000S

ライトリグ専用モデルです。メバルやアジ、ブラックバスのライトリグなどライトリグであればソルトも淡水にも対応できます。重さも155gと超軽量ですが、 C2000Sは1000PGSより少し大きな魚を狙うアングラーにもおすすめで、1000PGSより糸巻き量が一回転多くなっています。ソルト以外にも渓流トラウトを狙う方にも最適なモデルですね。

シマノ16ヴァンキッシュC2000HGS

C2000HGSは1000PGSのハイギアモデルで重量は150gと軽さや性能、素材のその良さを残したまま、手返し良く投げるために最適なギア比となっています。 高いギア比特有の巻重り感もなく、癖になる巻き心地も健在です。またスプールの軽量化によりロッドとの相性も高まることで更に釣りに集中できます。

シマノ16ヴァンキッシュC2500HGS

コンパクトな仕上がりの2500番クラスのリールです。 重さは175gで、他の2500番クラスのスピニングリールと比較しても最軽量クラスです。 ブラックバスやシーバスなどの大物を狙うアングラー、メバルやアジなどの小物を狙うアングラーどちらもに最適。ハイギアモデルで巻取りが早く、シマノらしい心地よい素晴らしい巻き心地も健在です。マイクロモジュールの恩恵がよく出ている納得の一台です。

シマノ16ヴァンキッシュ2500S

自重は180gとC2000Sに比べ、20g程度は重くなりますが、それでも200g以下なので十分に軽いリールです。シャロースプールを搭載し、スプールに下糸を巻かずライトラインが使え、重量アップを抑えることができます。また、ライトラインを使えるのでのブラックバス、メバル、アジなどのライトソルトゲームで大活躍するモデルです。

シマノ16ヴァンキッシュ2500HGS

2500HGSは自重も軽く、C2500では少し不安なエギングで使われるには最適です。ギア比6.0:1のハイギアがエギングの幅を大きくを変える可能性があります。巻き心地も軽くて良いです。ストッパーレバーが無くなりましたが、あまり使うこともなかったので特に問題はありません。あらゆる面でワンランク上の質感で、価格種類の違いを十分に体感出来ます。

シマノ16ヴァンキッシュC3000

ヴァンキッシュ3000番台の中で最軽量モデルで、ソルトでの使用がメインとなってきます。大型の淡水魚も汽水域に生息していることが多いため、ヴァンキッシュのような防水性に優れたリールが必須 です。 対象魚はヒラメやコチなどのフラットフィッシュからシーバス、チヌやヒラマサなどが種類を問わずターゲットにできます。ライトソルトゲームからシーバスフィッシングまで幅広く使用できる機種です。         

シマノ16ヴァンキッシュC3000HG

C3000のハイギアモデルで、そのギア比は6.0:1です。主にショアジギング向けとなります。また、重量は185gと十分に軽量なのでブラックバス、シーバスゲームでも使えます。自重はもちろん、巻き心地もかなり軽くなっており、滑らかなシルキー感は維健在です。軽さを追求と剛性の保持という矛盾を解決した素晴らしいリールです。

シマノ16ヴァンキッシュC3000XG

3000HGの更にハイギア設定のリールです。ギア比6.4:1というハイギア比がハンドル一回転あたりの糸巻き量が多くして、ルアー回収スピードが早め、遠投後の回収も容易にします。 ショアジギングの効率を求めたいアングラーに最適のリールです。また、自重の重量も驚きの185gです。本体の軽さ、巻きの軽さ、すべてがトップクラスです。

シマノ16ヴァンキッシュC3000SDH

3000番のダブルハンドル使用のリールです。ダブルハンドルでも自重は195gは驚きです。 また、軽さはもちろんのこと、巻き感も前のモデルよりも向上しているので、本当に素晴らしいです。バランスを考え、C3000SDHのロッドは軽いほうが良いです。スプールを大きくすればシーバスも十分狙えます。

シマノ16ヴァンキッシュ3000HGM

16ヴァンキッシュ3000HGMにはミディアムディープスプールが搭載されています。ギア比は5:8:1とスタンダードギアながら、しっとりとしたシルキーな巻き心地に仕上がっています。 糸巻き量が他の3000番台と比べ多いため、投げ釣りやトルクが必要となる青物まで対応できます。巻きの感覚やヒット後のドラッグ性能、ロッドとの相性など、どれも今までのリールとは格が違います。

シマノ16ヴァンキッシュ4000HG

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16ヴァンキッシュ4000HGは4000番台のリールながらも自重は230gと超軽量です。230gといえば数年前の2500番台の中型リールの平均自重でした。それだけ技術が進歩した証ともなるリールです。 ヴァンキッシュ4000HGはパワー重視の青物をメインターゲットとし、ギア比は5.8:1となっています。また、同時のそのドラグ力は11kgという圧倒的なパワーと耐久性を備えています。

シマノ16ヴァンキッシュ4000XG

16ヴァンキッシュ4000HGのエキストラハイギアモデルがこの16ヴァンキッシュ4000XGです。ギア比は6.2:1でスピニングリールのハイギア化が進む中、巻き心地の追求もされています。 ヴァンキッシュ1台で上位機種であるステラも十分凌駕できる能力があります。ハンドルも一回転あたりの巻取り量は99cmとスピニングリール最速級の巻き取りスピードです。    

16ヴァンキッシュのインプレ

メバリングでのインプレ

個人的なインプレは16ヴァンキッシュとメバリングの相性は抜群です。横の釣りが主となるメバリングでは軽い回転と自重が軽いことが求められます。引き抵抗の無い巻きルアーには16ヴァンキッシュの強みが更に活かされます。ジグヘッド、シンキングペンシルまでメバリングのポイントとなる引き抵抗をサポートする16ヴァンキッシュはラインを通してどんな些細な情報でも伝えてくれます。 

アジングでのインプレ

最軽量リールに位置する16ヴァンキッシュを軽量系ロッドと合わせると、異次元とも取れる感度を手に入れる事ができます。たった10数gの差が大きな差となり、ロッドバランス大きな違いをもたらします。インプレとしてはここまでロッドバランスをボトムをイメージしやすくなるのかということです。アジングの「巻き」の釣りが一定のスピードをキープしやすくなり、集中力を持続する事が出来ます。アジングには最適なスピニングリールの一つといえるでしょう。

16ヴァンキッシュのノブ交換インプレ

私は、純正ノブから夢屋のアルミラウンド型パワーハンドルノブに交換してみました。冬場は少し冷たいですが、やはりそのグリップ力や巻き心地はよりシルキーになりました。16ヴァンキッシュの強みをよりブラッシュアップできるおすすめのパーツですよ!

16ヴァンキッシュのまとめ

16ヴァンキッシュは必ず買って良かったと思えるリールです。私は15ルビアスから、16ヴァンキッシュへの買い換えでしたが、軽量化の数値以上に、シマノの本気さを感じられる素晴らしい作品です。ロッドを握った時、その重心が手元近くにあるというその感覚には誰しもが驚くのではないでしょうか。一度使うと手放せなくなるリールです。

みつまめ
ライター

みつまめ

よろしくお願い致します。

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