シマノ「ツインパワーXD」の評判は?強度やリールの重さなどを解説!

シマノ「ツインパワーXD」の評判は?強度やリールの重さなどを解説!

ツインパワーシリーズの中で最新モデルであるツインパワーXDは、ユーザーの評判が良い大人気のモデルです。強さと耐久性をツインパワーシリーズよりさらに向上させたXDは、ショアを中心としたハードな釣りに向いており、エキスパートから注目のリールです。

記事の目次

  1. 1.ツインパワーXD大人気の秘密は?
  2. 2.ツインパワーとは?
  3. 3.ツインパワーの特徴
  4. 4.ツインパワーXD人気の秘密は?
  5. 5.ツインパワーXDに使用されている技術
  6. 6.ツインパワーXDのラインアップは?
  7. 7.ツインパワーXDの重さは?
  8. 8.使用者の評判やインプレは?

ツインパワーXD大人気の秘密は?

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シマノの大人気リールである。ツインパワーにさらなる耐久性をプラスし誕生したXD(extremedurability)です。過酷な状況でこそ真価を発揮する仕様となっています。今まで数々のリールを使いこなしてきたエキスパートアングラーをも唸らせる注目のリールについて紹介します。

ツインパワーとは?

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シマノの最高峰フラッグシップモデルであるステラやバンキッシュ、ツインパワーと続くシマノの高品質リールの一つです。リールの価格帯としては、中級から高級の間に位置します。ターゲットに合わせてさまざまな番手が存在し、多種多様な釣りシーンに対応が可能なリールです。

ツインパワーの歴史

ツインパワーは、1988年に発売されたチタノスツインパワーGTと言うモデルが最初に発売されました。その後現在に至るまで、31年にわたってシマノの中核リールとして様々なモデルを発売しています。現在は、オリジナルのツインパワー とツインパワーXDが発売中です。

歴代ツインパワーとは?

  • 95ツインパワー 当時のハンドルは木製でした。
  • 98ツインパワー
  • 00ツインパワー
  • 05ツインパワー
  • 06ツインパワー ツインパワーMGで、スプールに並ぶ丸い穴が特徴でした。
  • 08ツインパワー
  • 09ツインパワーSW
  • 10ツインパワー
  • 11ツインパワー 
  • 15ツインパワー 
  • 16ツインパワー 
  • 17ツインパワー(XD)と言う順で現在に至りまで多くのモデルや番手が発売されています。

ツインパワーの特徴

ツインパワーというシマノを代表するリールの特徴は、スタンダードであることと様々な用途に使用できることです。さらに強度が強く、耐久性がある事が特徴と言えます。シマノのフラッグシップモデルであるステラの発売から1年後や2年後ぐらいの時期に発売されます。ステラの最新技術を少し遅れて導入し、そこに耐久性をプラスしたようなリールがツインパワーというリールです。基本的な技術はステラと同等であり、ギアの素材や各パーツのグレードなどが異なります。フラッグシップモデルではありませんがシマノリールの影の実力者と言うイメージです。

特に人気のツインパワー のモデルは?

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近年人気のツインパワーのモデルは、なんと言ってもツインパワーXDです。ツインパワーシリーズはもともと強度があり、耐久性の高さが評判のリールです。すでに評判の通常モデルのツインパワーの性能だけでは満足できないエキスパートアングラーの心を鷲づかみにしたのが、さらなる強度とさらなる耐久性を求めたXDです。よりパワーアップしたリールであるツインパワーXDは、いろいろなフィッシングサイトにおいて好意的なインプレが目立ちます。用途や予算に合わせてオリジナルのツインパワー とツインパワーXDのモデルを選択します。

ツインパワーXD人気の秘密は?

なぜ人気なのか?

出典:ライター撮影

ツインパワーDXはシマノの大人気リールであるツインパワーの高耐久性仕様として誕生しました。発売以来エキスパートアングラーの間で口コミで評判が広まり、たちまち大人気のリールとなりました。特にショアからのソルトウォータールアーゲームのアングラーに人気です。ツインパワーXDが人気の理由は、リールのボディー強度、ギアなどの内部構造の強度、ドラグ耐久性の向上です。それらの改良により、防水性の向上など強さを求めるアングラーにとって魅力的なリールとなりました。

ツインパワーXDに使用されている技術

X PROTECT

Photo byBrett_Hondow

大切なリールを守るため防水性能を大幅に向上させています。徹底した撥水処理を行う事で、水玉のような形状となり、外部へ水が流れ出して行きます。また、ラビリアンス構造を採用し、水が入りにくいような形状となっています。ラインローラーもこの構造が採用され、ソルト使用による塩害を軽減する事ができます。

HAGANEギア

Photo byFree-Photos

ギアは重要な部品でギアの精度がリールの良し悪しを決める大事な要素です。ハガネギアは、精度と耐久性にこだわったギアです。200トンの圧力でプレスを行い、ミクロン単位の精度で製作されました。

HAGANEボディー

XDに使用されているHAGANEボディーは、剛性の高い強いアルミ素材を使用しています。リールの歪みやねじれを止め、力強いスムーズな巻き上げが可能です。近年のリールは軽量化が著しいです。一時期はその反動からか、魚をかけた後や重いルアーを引いている際に歪むリールが存在しました。XDのHAGANEボディーは、歪みにも強く素材の面からも評判のいいインプレが目立つモデルです。

XーSHIP

X-SHIPという仕組みはドライブギアを大型にし、ベアリングによるサポートも追加されました。ギアの噛み合わせの剛性が上がる事で、強度が高まり力強いリーリングが可能になりました。

カーボンクロスワッシャー

ドラグの重要な要素として、ドラグワッシャーがあります。ドラグ性能はドラグワッシャーの材質やグリスに大きな影響を受けます。また、カーボンクロスワッシャーは摩擦熱によりドラグが変形することを防ぎ、最後まで適切なやりとりをする事ができます。

NEWマグナムライトローター

ローターに関しては、重さの面で大幅な軽量化が図られています。形状は左右対称型のローターから左右非対称のローターとなり、回転慣性が約14%低減しています。これによりリーリング時の重さを改善し、軽い巻き味と感度向上に大きく貢献しています。また、NEWマグナムライトローラーは、強度の面においても30%の強度アップが図られています。耐久性が求められるような用途においてとても重宝されます。

チタンワンピースベール

一体成形で作られたベールは、チタン素材が使用されています。軽量でありながら高耐久性を実現しています。ラインローラーやベールの部分はリーリングの際に直接ラインが触れる部分であり、リールパーツの中でも非常に重要な役割を占めるパーツです。ラインローラーとベールの強さに関してはエキスパートアングラーも気を配っています。

大口径ドラグノブ

大口径ドラグノブは、魚とのやり取りの中でスムーズなドラグ調整が可能です。大型の魚とのやり取りにおいてドラグ機能は重要であり、大径ドラグノブは評判の高いパーツです。ショアからの大型フィッシュイーターを狙った釣りでは、ドラグの微調整が重要となります。

ツインパワーXDのラインアップは?

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ツインパワーXDの番手は、ショアからのソルトウォータールアーゲームを中心とした番手となっています。ラインアップされている番手はC3000HG、C3000XG、4000XG、C5000XG です。特に人気の番手としては、4000XGとC5000XGになります。共にヒラスズキゲームやショアジギング、ハードロックフィッシュ、オフショアジギング等に使用される事が多いです。リールの番手は、ターゲットに合わせて選択します。

ツインパワーXDの重さは?

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ツインパワーXDは耐久性を高めた、高強度仕様となっています。オリジナルのツインパワーとの比較は、C3000HGとXGでは-10グラム、4000XGでは-5グラムとなっています。オリジナルのツインパワーと比べ高耐久性仕様にもかかわらず軽くなっています。この技術革新による耐久性と重さ(軽量化)の両立がツインパワーXDの評判がいい理由です。

向いている釣りは?

ツインパワーXDは、その耐久性により様々な用途で活躍します。耐久性が売りでもあることから、ソルトゲームでのパワーゲームに人気があります。狙う魚種や使用するルアーの重さ、ラインの太さなど用途に合わせ番手を選ぶ必要があります。

ヒラスズキで人気の番手

荒波のなか強烈ナイファイトで釣り人を魅了するヒラスズキゲームですが、ツインパワーXDを使用している方が年々増えています。特に人気の番手としては、4000XGになります。青物が多い時期などには、C5000XGも選択肢の一つとなります。使用する番手は選択するルアーの重さや使用ラインの太さにより選択する必要があります。また、岩場を歩くヒラスズキゲームでは、タックルの全体の重さも番手選択の一つの選択肢となります。

ショアジギングで人気の番手

近年人気のショアジギングゲームでは、ターゲットによっても人気の番手が変わります。防波堤からの太刀魚ゲームや、サゴシゲーム等のターゲットの場合は、4000XGで十分です。磯からのショアジギングや防波堤からのブリ等のターゲットを狙う際は、C5000XGを選択することが多くなります。ショアジギングにおいても、使用するジグの重さやラインの太さなど用途に応じた使い分けを検討する必要があります。

オフショアジギングで人気の番手

オフショアジギングでは、C5000XGの一択になります。ターゲットや、水深、使用PEラインの太さによっては、ツインパワーSWシリーズの方を使用する事がすすめられます。5キロクラスの青物であれば、5000番クラスを選択します。ターゲットがそれ以上になるとSWシリーズの8000番が必要となります。いずれも用途に合わせてどのリールがいいのか検討し、選択する必要があります。

使用者の評判やインプレは?

出典:ライター撮影

Amazonや楽天などでも大人気のツインパワーXDは非常にインプレが多く評判が高いリールです。インプレには、重さに関するもの、リールの巻き心地に関するもの、リールのパワーに関するもの、デザインに関するもの、耐久性に関するものがあります。基本的に好意的なインプレが大半を占めており、ツインパワーSWやステラSWとの用途に合わせた使い分けを検討し、選択しているようです。

重さに関するインプレ

Photo byPexels

ショアジギング用のリールとして購入しました。ステラSWとツインパワーSWが重たくて疲れるので、軽量のXDを購入しました。予想以上に軽く満足しています。

巻き心地に関するインプレ

持った感じはステラSWと比べると頼りないが、ステラSWと比較して巻き心地も大差なく、3kgヒラマサ相手にはびくともせず使えました。さらに巻き心地も安定していて、信頼できる性能でした。他社の製品と比較すると雲泥の差がありました。

パワーに関するインプレ

Photo by5132824

ツインパワーXDは巻き感が軽いです。触った時、巻の軽さに驚きました。パワーを兼ね揃えているので、ライトショアジギングにはとてもおすすめのリールだと思います。流石ツインパワー。サワラの82㎝ゴリ巻き余裕でした。

デザインに関するインプレ

デザインもカッコ良く、想像しながらリールを回すのが楽しいです。ブラックボディーがオリジナルのツインパワーと違い所有感をかき立てます。統一されたカラーデザインが一目でツインパワーDXだとわかるので、周りの釣り人からも声をかけられます。パーツカスタムなどでもいろいろなパーサーつが会うカラーです。

耐久性に関するインプレ

Photo byClaudio_Scott

特に気に入った点は、ローターの強度です。この強度はクラス最強だと思います。

毎週使用して車のトランクに入れっぱなしですが、いまだに快調です。海や砂浜での使用をメインとしており普通のリールだと砂と塩噛みでシャリシャリ感が出ますが、今のところ違和感なく使えています。非常に丈夫なリールだと思います。

吉本 大佑
ライター

吉本 大佑

よろしくお願いします。

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