城南島海浜公園で釣りをする際の注意点
城南島海浜公園では無料で誰でも釣りを楽しめますが、釣りをするうえで注意しなければならない点がいくつかあります。実際に釣りに行く前に知っておくことをおすすめします。特に釣りのルールやマナーに関する注意点は、城南島海浜公園に限らずどの釣り場でも共通です。釣り初心者の方はよくおぼえておきましょう。
釣り禁止場所では釣りをしない
城南島海浜公園で釣りができる場所は北東側の航路に面したエリアのみです。他の場所での釣りは禁止されているので注意しましょう。近年、立ち入り禁止や釣り禁止の場所に入る釣り人が目立っており、問題視されています。
釣り禁止の場所で釣りをして水難事故が起きたり、周囲の人にケガをさせてしまうと大変です。マナー違反として公園全体の釣り禁止にも繋がるので絶対にやめましょう。
仕掛けをキャストする際は必ず後方確認を
仕掛けをキャストする際は、後ろに人がいないことを確認してから行うようにしましょう。仕掛けの針が人に引っかかると大きなケガに繋がります。釣り場が混雑しているときは特に注意です。どの釣り場でも共通し、エサ釣りでもルアーフィッシングでも守るべきマナーなので、釣り初心者の方はしっかりおぼえておきましょう。
毒のある魚に要注意
東京湾では毒を持った魚も釣れるので注意が必要です。代表的なのはアカエイで尻尾のトゲに毒があります。アカエイは食べることも可能ですが、釣れた際は尻尾に触れないようにしましょう。
他にも毒を持つ魚としてフグが釣れます。ほとんどの種類は内臓にテトロドトキシンという猛毒を持っています。釣れた際は持って帰って食べるようなことはせず、その場で逃がしましょう。
近隣に釣具屋がない
城南島海浜公園の近隣には釣具屋がありません。釣りに行く際はあらかじめ釣具をそろえてから来るようにしましょう。ルアーフィッシングであれば行く途中で釣具屋に寄ってエサを買う必要がないので楽ちんです。
初心者の方はどんな釣り具が必要なのかわからないと思うので、釣具屋の店員さんにあらかじめ相談しておくことをおすすめします。店員さんは懇切丁寧に教えてくれるはずです。
ハイシーズンの休日は混雑
城南島海浜公園の釣り場は全長約300メートルもある広いポイントです。しかしながら、回遊魚が入ってくる春から秋の休日はファミリーフィッシングで混雑します。混雑時は周囲の釣り人とのコミュニケーションを心掛け、仕掛けのお祭りに注意しましょう。
ターゲットやご自身の釣行できるタイミングにもよりますが、平日や夜間であれば比較的空くはずなので快適に釣りが楽しめます。
城南島海浜公園の設備
城南島海浜公園は釣り初心者や家族連れにも最適の釣りポイントです。収容台数の多い駐車場とトイレが完備されており、釣りをするうえで非常に心強いです。満車で公園に入れない、トイレが近くになくて困るといった心配は必要ありません。
駐車場については利用料金と利用時間があるので事前に調べておくことをおすすめします。
大きな駐車場が二つあるので混雑に強い
城南島海浜公園には第1駐車場と第2駐車場が存在し、合計で275台の車が駐車できます。大きな駐車場なので、混雑していても車を停められなくなる心配は低いです。
利用料金も最初の1時間が300円で、以降は30分毎に100円と都内ではリーズナブルです。ただし、利用時間が7:30~21:00と決まっているのでその間に出入庫するよう注意してください。
トイレが釣り場の近くに完備
城南島海浜公園にはトイレが2か所あり、片方の展望広場の公衆トイレは釣り場のすぐ近くにあります。釣りの最中、急にトイレに行きたくなった際にもすぐに行けるので大変便利です。トイレはきれいな外観をしており、男女別にわかれているので家族連れの方でも安心して利用できます。
都内で釣るならぜひ城南島海浜公園へ
城南島海浜公園は都内の釣り場の中でも一押しのスポットです。初心者でも安心して釣りが楽しめる環境が整っており、ファミリーフィッシングにもおすすめです。おまけに羽田空港にも近いので、チャンスがあれば飛行機を間近で見れるでしょう。
釣り場に関しては根の多さが難点ですが、魚影が濃く、さまざまな狙い方で魚が釣れます。気になる方はぜひ釣行してみてください。