ジョイバレーは千葉の成田空港そばにある管理釣り場
ジョイバレーは千葉県の成田国際空港すぐそばにあり、駅にも近くて都心からアクセスしやすい管理釣り場です。トーナメント大会にも毎年使われている老舗エリアトラウトですが、初心者や家族連れも楽しめます。
空き時間などを使って気軽に利用しやすいのも魅力のひとつで、時間券は細かく、ナイター営業もやっている管理釣り場です。
ジョイバレーはどんな釣り場?
ルアー・フライ専門のエリアトラウト
ジョイバレーは、ルアー・フライ専門のエリアトラウトで、大きいポンドと2つの小さいポンドの計3池があります。メインは「ト」のような形で水質はマッドに近いステイン、2号池は楕円形でクリアに近いステインの水質です。
もっともクリアな水質だった3号池は、2020年5月現在、大雨・台風の影響をうけ閉鎖しています。
大型魚も狙える
ジョイバレーには大型魚のイトウやドナルドソンがいるため、大型魚好きの人におすすめです。初心者にも釣りやすいニジマスや、定番のイワナやブラウントラウトはもちろん、人気種ロックトラウトなども釣れます。人気の高い希少種であるアルビノマスもたまに泳いでおり、変わり種を狙っている人は見逃せません。
メインポンドは持ち帰り可
2号池・3号池はリリース専用ですが、メインの池で釣った魚は持ち帰ることもでき、エリアトラウトにはめずらしく持ち帰り尾数の制限はありません。入場受付でのチケット料金にすべてがふくまれており、何匹持ち帰っても追加料金が発生しないのもうれしいポイントです。
管理棟ではクーラーボックスや氷の販売もしており、忘れた場合や思い立ってという場合も持ち帰れます。
ジョイバレーのおすすめポイント
プロだけでなく初心者や家族連れにもぴったり
ジョイバレーは、道具をそろえていない初心者でもレンタルで一通りそろえられるので気軽に立ち寄れます。とくに土日や連休は魚を放流する量も多めで、腕に自信がない人でも挑戦しやすいでしょう。子連れでの入場もでき、夏休みなどの連休は子供向けのイベントが楽しめますし、バーベキュー場も開放されます。
細かい時間券で良心的な入場料金
ジョイバレーの料金は時間券の区切りが細かく、1日券と8・5・3・1時間券があります。仕事の合間や予定の多い休日でも楽しめますし、子供が飽きたタイミングで切り上げられるので家族連れでも気兼ねなく来られます。何度も通って腕をみがきたい人には、月間フリーチケットがおすすめです。
大迫力の飛行機も見られる
ジョイバレーは空港から2キロほどの場所にあるため、上空を飛行機が何度も横切るため、飛行機が好きな人は必見です。自然が豊かな場所でもあるので、「釣りをしながら、自然を感じて息抜きがしたい」という人にもちょうどいいでしょう。家族連れであれば、もしお子さんに釣りがあわなかった場合でも自然を楽しんでくれるかもしれません。
ジョイバレーの施設情報
営業時間・定休日
営業時間 | |
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3~10月 | 6時~20時(最終受付19時) |
11~2月 | 6時半~19時(最終受付18時) |
12月31日・1月1日 | 7時~16時(最終受付15時) |
ジョイバレーは悪天候の場合をのぞいて年中無休で、千葉県ではめずらしくナイター営業もやっています。大会の会場として貸切の日もあるため、訪れる前に入場できるかどうかを公式サイトでご確認ください。地形的に風の影響を受けにくく、多少の雨は問題ありませんが、天候が気になる場合も事前に確認することをおすすめします。
料金
ジョイバレーの料金は少し割高ではありますが、持ち帰り尾数に制限・追加料金はなく、魚種も多くてやりがいがあるため、納得の価格といえます。チケットは入場前の受付で選び、入場してからの変更はできないため、時間を超えてしまうと「追加」の料金が必要です。
付き添いで入場する場合、釣り用のチケットはいりませんが入場料100円がかかります。
男性の料金
男性(税込) | |
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終日 | 6,080 |
8時間 | 4,980 |
5時間 | 3,880 |
1時間 | 1,480 |
追加1時間 | 680 |
女性・中学生の料金
女性・中学生(税込) | |
---|---|
終日 | 4,930 |
8時間 | 3,930 |
5時間 | 3,230 |
1時間 | 1,130 |
追加1時間 | 630 |
小学生以下の料金
小学生以下(税込) | |
---|---|
終日 | 3,880 |
8時間 | 2,980 |
5時間 | 2,480 |
1時間 | 880 |
追加1時間 | 480 |
ジョイバレーでの釣れるポイント
流れ込みや排水パイプ近くで試す
水の動きがあって酸素量が多い流れ込みや排水パイプ近くは、活性が高くルアーへの食いつきがよい魚が集まります。ジョイバレーのメインポンドには6か所の流れ込みがあり、なかでも特に管理棟から見て左側の岸中部にある流れ込み付近が人気スポットです。
管理棟前の岩2つの間にも流れ込みがありますが、禁漁エリアですので、ご注意ください。
カケアガリを探す
岸辺から少し離れたところで急に深くなっている崖のような場所には、警戒心の強い魚や長く居着いた魚がいます。ジョイバレーでは、とくに管理棟から見て左奥の対岸辺りのカケアガリが釣れると評判です。よく釣れるカケアガリですが、根掛もしやすく、初心者にはむずかしいポイントでもあります。
初心者の人が釣果を上げるには、流れ込みや次にご紹介するタイミングを狙うとよいでしょう。
放流直後を狙う
ジョイバレーでは1日2回程度放流があり、初心者の人が釣果を上げるには最大の狙いどころです。養魚場の新鮮な魚をポンドに放流するため、その後しばらくの間は、ルアーを初めて見る魚たちがものすごく食いつきます。
養魚場の水質はクリアですが池はかなりマッディで、差が大きいため、魚がなじんで動き出すまでしばらく待ちましょう。
こういうときは釣れないかも
ジョイバレーでは大会の翌日や、大会1~2週間前・連休などの混雑している日は、魚がルアーを見飽きてしまって釣れない傾向が強いです。そもそも全体的にスレている傾向はあり、ワンパターンの色や動きを見せるルアーでは基本的に釣果が上がりにくいでしょう。
同じ釣り方で何匹か続いて釣れる場合でも、やはりすぐにスレてしまうので長くは続きません。
釣れないときはどうする?
「なかなか釣れない」「釣果がゼロは嫌だ」というときは、一般的な方法ではありますが、ルアーで複数の色や動きを試してください。狙うレンジを変えてみても手応えがないときは、釣り座を変えてみましょう。ただし、混雑時はむずかしいこともありますし、周囲とのゆずり合いを心がけるようにお願いします。
ジョイバレーのレギュレーション
入場について
ジョイバレーの入場は、見学のみも受付が必須(入場料100円)で、見学者は釣りを一切できません。入場者は、針が飛んでくる危険もあるので帽子・サングラスをつけるようにしましょう。ゴミ・たばこの吸い殻は所定の場所に捨てること、釣り具はパッケージを外して持ってくることを心がけてください。
池での紛失は自己責任ですが、届けられた落し物・忘れ物は1か月間保存してくれます。
禁止事項
釣りのレギュレーションは一般的であり、魚体を傷つけないよう、バーブ(かえし)付きフックや引っかけ釣りは禁止しています。リリース時に魚を素手でつかむ・岸に上げるのも禁止で、岸に上げてしまった魚は持ち帰りです。
確実に魚がいるエリアトラウトですので、ゲーム性を保つために、釣れすぎる餌釣り・和式釣法(テンカラ)、以下のルアー・フライの使用を禁止しています。
禁止されているルアー
ソフトベイト(ワーム) |
ラバースカートの付いたもの |
集魚剤・フォーミュラ |
トレーラー |
ルアーロッドによる浮釣り・フライ釣り |
フェザージグ・ジグヘッド・ジグフライ |
禁止されているフライ
スポンジエッグ・エッグワーム |
フライロッドによるルアー釣り |
カラー針(赤針など)の単体使用 |
針に刺してあるだけのもの |
ジョイバレーでエリアトラウトを楽しもう
ジョイバレーはルアー・フライ専門で、ナイターあり・持ち帰り可・親子連れ可がそろった千葉では貴重な管理釣り場です。県内だけでなく都心からもアクセスがよいので、ちょっと時間が空いたときや、友人や家族とのお出かけするときの立ち寄り先としていかがでしょうか。
住所 | 〒289-1603 千葉県山武郡芝山町大里486-1 |
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公式サイトURL | http://www.joyvalley.co.jp/ |
電話番号 | 0479-78-1881 |
アクセス | 東関東自動車道「成田IC」から車で10分「京成東成田駅」から芝山鉄道「芝山千代田駅」で降車し徒歩15分 |
駐車場 | あり 無料 |
出典:写真AC