【静浦港】釣りはできるの?
静岡県の沼津にある靜浦漁港は、青物の回遊で有名な静岡の中でも県トップなほどに魚影が濃いとの評判で有名な釣り場です。夏の最盛期にもなると早朝から堤防が埋まってしまうほどに沢山の釣り人で溢れる超人気な釣り場となっております。
靜浦漁港の所在地とは
〒410-0104
静岡県沼津市獅子浜
靜浦漁港の周辺施設
駐車場とトイレ
周辺には、多くの釣りをする際に便利な施設が存在します。近くに公園があり駐車場もあるためそこを使いましょう。また公園周辺にはトイレもあり、漁港にはないので公園のトイレを使いましょう。
釣具屋
靜浦漁港周辺には24時間営業している釣具屋もあって夜釣りの際にも利用できます。そのため、一日中釣りをすることも可能です。そこで今回は周辺にある釣具屋の基礎情報を紹介いたします。
【場所】フィッシングショップマイムス
- 住所:静岡県沼津市馬込14-1
- TEL:005-933-6355
- 営業時間:24時間営業
- 定休日:毎週木曜日
- ホームページ:https://www.myms24.com/
- 釣果ブログ:http://myms.1616bbs.com/bbs/
【場所】フィッシング祝丸
- 住所:静岡県沼津市馬込34-2
- TEL:055-931-2000
- 営業時間:5時~19時
- 定休日:毎週火曜日
【場所】セブンイレブン沼津志下店
- 住所:静岡県沼津市志下176-1
- TEL:055-932-7715
静浦港で禁止されていること
靜浦漁港にはルアー禁止、アジング禁止などさきざまなローカルルールや県の条例などもあるためここで改めて覚えておきましょう。
- ルアー釣り禁止(アジングも禁止)
- 漁港内車立ち入り禁止
- 一部釣り禁止(船の停泊場など)
- 漁港内釣り人進入禁止(水揚げの際に邪魔になるため)
静浦港で釣れる魚種
春 | アオリイカ、マダイ、サバ、メジナ、ヤリイカ、クロダイ、タチウオ、カサゴ |
夏 | アジ、サバ、ソウダガツオ、ワカシ、イナダ、マダイ、クロダイ、アオリイカ、シロギス、メジナ、イサキ |
秋 | アジ、サバ、ソウダガツオ、マダイ、イナダ、ワカシ、タチウオ、クロダイ、カサゴ、メジナ |
冬 | ヤリイカ、アオリイカ、メジナ、タチウオ、カサゴ、シロギス |
静浦漁港の特徴
靜浦漁港付近は黒潮流れが大変よくまた、駿河湾に面しているために多くの魚が生息しています。テトラポット帯には魚が隠れるのには絶好のポイントがいくつも点在しているために豊富な魚種を狙うことができます。また、静岡付近の駿河湾に面している堤防には水面がとても澄んでいると言う特徴もあるためにまじかで魚を観察しながら釣るなんてことも可能です。
四季ごとの釣れる魚
夏から秋にかけてはイナダ、ソウダなど青物が回遊し、カゴ釣り(両軸リールを使用した遠投スタイルの人気が高い)やショアジギング、弓角で狙うことができる。時にはワラサやメジマグロが回遊することもあって人気は非常に高く、群れが入ると混雑するので近隣の釣り人とのトラブルには気をつけたい。マダイはそう簡単には釣れないが、人気のターゲットの一つ。カゴ釣りで狙う人が多いが、投げ釣り(ブッコミ釣り)でも狙える。投げで狙う場合は、足元には基礎が入っているので、ある程度遠投したい。サビキ釣りでアジやイワシがよく釣れる。堤防外側でも釣れるが、港内でも十分狙うことができる。エギングやアジの泳がせ釣りではアオリイカが狙え、冬にはヤリイカも釣れる。クロダイの魚影もなかなか濃く、カゴ釣りや団子釣りで狙うことができる。瓜島の周りは水深が浅いが、ソフトルアーやブラクリ仕掛けで根魚を狙うひはよいかもしれない。夜釣りでは、ルアーやキビナゴエサのウキ釣りでタチウオ狙いやアジングも面白い。
釣り場の注意事項
駐車場は基本的に使用することができるが、釣り船の客や漁港関係者が優先となっているのでトラブルには気をつけたい。トイレは港内には無く、港入口近くの公園のものを利用することになる。
【場所】静浦港の釣果オススメポイント4選
靜浦漁港の現在使われている釣り場は大きく分けて4箇所あります。そこで今回は釣り場別にオススメポイントをご紹介していきます。
【釣り場水深5.0m】広範囲に及ぶ堤防中央
ルアー禁止
沖に伸びているこの堤防は二股に分かれていて、約800mほどの広い釣り場となっております。しかし、ルアー釣りなどは禁止されているために。「カゴ釣り」や「投げサビキ釣り」、「弓角サーフトローリング」などの釣りが人気な釣りでサバ、ワカシ、イナダ、ソウダガツオ、シロキスの釣果実績が高いです。
アジング・エギングは禁止
また、アジングが禁止なので足元のサビキの落とし込みはアジや、イワシ、小サバなどが釣れます。またアオリイカやヤリイカの釣果実績がとても高いのですがエギングが禁止となっているのでエギング以外でいかを狙えるヤエン釣りやテンヤ釣りで狙ってみましょう。一部区域に立ち入り禁止の看板があり、そのエリアでは釣りを行いないので注意して釣果をあげましょう。
【釣り場水深20m以上】水深が深い堤防右端は禁止事項に注意!
海底には根が点在
赤灯台が立っている堤防右奥にある角は靜浦堤防の中でも最も沖に出ている釣り場で、漁船が頻繁に行き来することから水深がとても深いポイントとなっています。水深の深さは約20m~30mほどで海底は根が点在しているところもあり、落とし込み釣りで根魚を狙ったり、ヘチ釣りでもね魚であるカサゴの釣果実績が高いです。またここもアオリイカの釣果実績のある場所ですがエギングが禁止なのでアジの泳がせ釣りで狙いましょう。
青物の回遊
7~8月頃はイナダなどの青物の回遊が始まるので、このポイントは早朝から人で埋まってしまうポイントになっております。そのため前日からの場所取りや平日に釣行へと向かうことがオススメです。沖なので遠投しなくても近場にウキを浮かすだけで良型の青物を狙えるポイントなので初心者の方でも気軽に挑戦することも可能になっております。水深が深くなるだけで釣果にとても影響が出ることをここで経験してみてはいかがでしょうか?
【水深10m程】北側の堤防は沖のような世界
靜浦漁港北側(右端)から西郷島に向かって伸びている長い堤防は、外海側の周辺がテトラポットで覆われているのですが、西郷島周辺に近づけばテトラがなくなってくるために置くのポイントから釣りを楽しむことができます。主にヘチ釣りや穴釣りをしている方が多くカサゴやムツなどの根魚やウキ釣りでクロダイやメジナなども釣ることができます。根魚を狙う際、ここでは虫餌よりもアオリイカなどのみの短冊キリ身やサバの切り身などでそこにつけると根魚がすぐに食いつくらしいです。またアジングのジグヘッドでのちょい投げでシロキスやトラキスを狙うことも可能なのでぜひ挑戦してみてください。
【釣り場水深5m】初心者はここ!内側の岸壁は地磯に似てる?
駐車場から近い靜浦漁港の内岸壁はアクセスが抜群の釣り場で初夏にはサビキ釣りやアジングでアジやサバ、イワシ、メジナなどを狙うことが可能です。またちょい投げ釣りではシロギス(秋は良型のキス)やハゼ、根魚を狙うことも可能です。また港内なので海面も落ち着いているため初心者にはやりやすいポイントとなっております。
静浦港を攻略するためのオススメの釣り方
サビキが熱い!
靜浦漁港はとにかくアジやイワシなどの小型の青物が多く回遊してくるためにサビキ釣りで釣果をあげていきましょう。
- 【釣竿】サビキ釣りに使用する釣竿は絶対に長い方が釣れます。イワシや小サバのような回遊している魚は、岸から少し離れた場所を回遊していることが多いので、最低でも足下から2m程離れた場所が狙える全長2.5m以上の釣竿を使いましょう。 磯竿なら4.5〜5.3mの長さおすすめです。2m未満のショートロッドと3m以上の長い竿では、状況によって釣果に雲泥の差が出ることもあります。
- 【リール】 2〜4号のナイロンラインを100m以上巻いた小型のスピニングリールを使いましょう。使用するリールは安いな物で良いので、釣具店でぶら下がっている物や、ワゴンに入っているリールで大丈夫です。
- 道糸 堤防の落とし込みなら2〜3号の道糸のナイロンラインで大丈夫です。
- 【サビキ仕掛け】 サビキ釣りでは、サビキ仕掛けの選択で釣果が決まります。 堤防の足下狙いならハリのサイズが1〜2号、ハリスが0.8〜1.5号の小さなハリが付いた仕掛けがおすすめです。「リアルアミ」などの名前が付いたアミエビにソックリなハリが付くサビキ仕掛けは凄く釣れます。良いサビキ仕掛けはコマセを撒かなくても魚が通るとすぐに食いつきます。
【まとめ】釣った魚の鮮度を保とう!
静岡って都心から離れているので、釣果をあげても魚を鮮度よく持って帰るのって難しいですよね。そこで最後に鮮度よく持って帰る方法をご紹介して終わりにしたいと思います。釣った魚は、水汲みバケツに入れることが多いと思いますが、ある程度バケツに溜ってきたら、死んでしまう前に氷と海水を入れたクーラーボックスに入れましょう。特にサバやカツオは常温だと、死亡した直後から人体に有害なヒスタミンを生成し始めます。サバに限らず、釣った魚は早めに冷やすことで、安全に美味しく食べることができます。最後まで見ていただきありがとうございました。
出典:Wikipedia