岸和田渡船とは?岸和田一文字への渡し船と釣り場情報をご紹介!

岸和田渡船とは?岸和田一文字への渡し船と釣り場情報をご紹介!

大阪湾の南部、泉州地方の岸和田港の沖に点在する岸和田一文字。サビキでのファミリーフィッシングは勿論、太刀魚や青物などの大物も釣れる岸和田一文字に渡してくれる渡船店が岸和田渡船。今回はそんな岸和田渡船へのアクセスや乗船システム、釣り場を紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.岸和田渡船とはどんなところ?
  2. 2.岸和田渡船のアクセスや出船時間や迎えの時間は?
  3. 3.岸和田渡船で渡れる釣り場紹介
  4. 4.岸和田一文字で釣れる魚種は?
  5. 5.まとめ

岸和田渡船とはどんなところ?

岸和田渡船は大阪、兵庫、和歌山にチェーン展開する大型釣り具チェーンのフィッシングマックスが運営する渡船店です。大阪湾南部の岸和田港の沖にある沖一文字、旧一文字、中波止といった沖波止に釣り客を渡しています。大阪湾でもひと際沖にある沖一文字は大阪湾屈指の好ポイントです。沖一文字以外にも旧一文字、中波止を含めた広大な釣り場で思い思いの釣り方で楽しむことができます。大阪市内からのアクセスも良く、週末には多くのアングラーで賑わっています。

岸和田渡船のアクセスや出船時間や迎えの時間は?

岸和田渡船の乗り場へのアクセスは車での釣行が便利です。電車でも行けないことはありませんが、南海電車の和泉大宮駅からはタクシーの利用になります。それだと出船時間が早いので朝の一番船には始発電車に乗っても間に合いません。定休日は火曜日ですが、悪天候の時も休船になりますので、天気の悪い日は事前に出船するかの確認が必要です。ここでは岸和田渡船のアクセスや渡船の乗り方やシステムについて紹介します。

岸和田渡船までのアクセスや渡船料金は?

岸和田渡船へのアクセスは阪神高速4号湾岸線の岸和田北出口、もしくは岸和田南出口からそれぞれ約5分。大阪臨海線沿いに店舗があります。渡船乗り場に車を停め、店舗の内部で乗船カードに名前等を記入し、その後自動券売機で乗船券を購入。カウンターで乗船券とプラスチックの乗船札と交換します。乗船札は2枚貰えるので乗船時に1枚を渡船のスタッフに渡し、帰る時に残りの1枚を船のカゴに返します。料金は大人が2000円、女性と中学生以下は1000円、小学生未満は無料になります。また家族で乗船すると嬉しい家族割引もあります。渡船に乗船するにはライフジャケットの着用が義務づけられています。持っていない場合は店舗で200円でレンタルもしています。

岸和田渡船の駐車場やエサの手配は?

駐車スペースは渡船乗り場前に約30台ほど停められるスペースがあります。それ以外にも周辺道路に数箇所のスペースはありますが、青物や太刀魚のシーズンになるとかなり混雑します。釣り場は広大なのでそれほど混雑することはありませんが、駐車スペースは早めの確保がおすすめです。エサは岸和田渡船の店舗内にアミエビやオキアミ、各種虫エサなどや仕掛けなど基本的なものは販売されています。

出船時間や迎えの時間は?

出船時間

  • 4:30
  • 5:30
  • 7:00
  • 9:00
  • 11:00
  • 13:00
  • 15:00
  • 17:00(送り最終)
  • 19:00
  • 20:00(最終)

渡船に乗るのに予約の必要はありません。渡船は2隻あり太刀魚や青物シーズンで朝一から釣り客が多い時は2隻体制で出ています。朝の1番船の出船時間が4:30でその後は約2時間おきに出船しています。送り便の最終の出船時間は17:00です。17:00の便以降は迎えの便のみで、最終の迎えの便が20:00になります。時期により最終の迎え便が21:00までの時もありますので、夕方から短時間の半夜釣りなども可能です。また波止替わりも可能なので、早朝暗い間は沖で太刀魚を狙って、7:00の定期便で旧一文字に波止替わりしてチヌ狙いなども可能です。緊急の用事や急に体調が悪くなったりした時は電話で迎えを呼ぶことも出来ます。

一文字でのトイレは?女性や子供でも安全?

女性の方や子供さんと一緒の時の釣り場での心配はトイレの問題です。トイレは船の後部に2つの個室タイプのトイレが用意されています、ひとつは女性トイレなので女性の方も気を使わなくてすみます。トイレを使用するには約2時間おきに巡回してくる見回り船に手を振って波止に着岸してもらい船長にひと声かけて使用しましょう。2時間おきはけっこう長いので、なるべく乗船前にトイレは済ませるように心がけましょう。

岸和田渡船で渡れる釣り場紹介

岸和田渡船で渡してもらえる沖波止は最沖に位置する全長約2km(現在は中央部分の約1kmは立ち入り禁止)の沖一文字、全長約1.2kmの旧一文字、貯木場の中波止2番と中波止3番の4つの波止になります。広大な釣り場があるのでよほどのことがない限り混雑することはありませんが、太刀魚や青物の回遊が本格化すると賑わいます。それぞれの波止が特徴ある好ポイント揃いです。ここでは各ポイントの紹介をしていきます。

岸和田一文字 沖の北

岸和田一文字の中で最も沖に面しています。青物や太刀魚、アジ、サバ、イワシなどの回遊魚は基本的にはこの沖の北から釣れ始めます。春先に中アジ(20cm〜25cm)が釣れはじめ、初夏に中アジが少なくなって小アジや小サバが釣れ始めます。その頃になるとそれらの小魚を追って、ブリ、サワラといった青物の回遊が見られます。太刀魚は初秋頃から釣れ始めます。初期の太刀魚は数は少ないですが良型揃いです。回遊魚以外にもチヌ、ハネ、アコウ、グレなど根について回遊する魚の魚影も濃いところです。また冬場はカレイの爆釣もここ沖の北では有名です。

岸和田一文字 沖の南

沖の南へは沖の北に渡船を着けた後に着けてくれます。沖の北で降りる人が多いので、沖の南のほうが比較的混雑は少ないです。水深は足元で8m前後、約10m先まで敷石が敷かれており、敷石の切れ目で水深が約10mです。これは沖の北もほぼ同様です。釣れる魚種は北とほとんど同様でチヌ、ハネ、根魚各種、太刀魚などです。青物の回遊は沖の北に比べるとやや少ないようです。

旧一文字赤灯

旧一文字は北端の赤灯から南端の白灯までの約1.2km全てがポイントといえます。もちろん沖向きだけでなく内向きも好ポイントです。旧一文字へは赤灯、3番、カーブ、白灯の4箇所に渡船を着けます。赤灯は潮の流れがやや速いことが多く良型のアジの回遊が多いので、サビキ釣りには人気のポイントです。またチヌの魚影も濃いところですが、フカセ釣りなどでの釣り方はやや重めの仕掛けでしっかり馴染ませるほうが良いでしょう。水深は灯台付近は約10mで、白灯方面に少し移動すると足元の敷石の上で約5m、敷石の落ち込みで約6m〜7mになります。3番からカーブにかけても大体同じような水深です。

旧一文字白灯

白灯も赤灯同様に潮通しがよく、アジ、サバはもとよりチヌやタコなどもよく釣れます。赤灯に比べると春木川の川の影響が強いので、大雨の後は水潮や濁りが入りやすくなるので、大雨の後は避けたほうが無難です。水深は足元で4m前後、8m〜9m先の敷石の落ち込みで6m前後になります。赤灯に比べると水深はやや浅めです。赤灯や白灯の両先端で潮の流れが速すぎて釣り辛い場合は、3番~カーブにかけての中央付近に移動すると良いでしょう。

中波止

中波止は港を出てすぐ北側にあります。貯木場と外海を隔てている約100m程の防波堤が2本あります。南側が中波止2番、北側が中波止3番になります。1番と4番は地続きになっています。ここ中波止はハネとチヌの実績ポイントです。釣り方は夏場はフカセ釣りやダンゴ釣り、1月〜3月の水温の低い時期はエビ撒き釣りのでの実績が高いです。また足元には敷石が敷かれており敷石の切れ目でタコも良く釣れます。

岸和田一文字で釣れる魚種は?

岸和田一文字は潮通しが良く水深もあるので、大阪湾の波止釣りで狙える魚はほとんど釣れるといっても過言ではありません。また同じ魚種でも釣り人それぞれ好みの釣り方で狙うことが出来ます。基本的には春先から回遊魚の回遊が始まり、それを捕食する大型回遊魚が釣れはじめます。また波止釣りの好ターゲットのチヌやハネ(スズキ)、根魚などは年間を通していろいろな釣り方で狙えます。また夏場にはグレも狙え、秋口からは太刀魚が回りはじめます。冬にはカレイが接岸し投げ釣りで良型が狙えます。

春から始まるアジ、サバ、イワシ

冬が終わり水温が上がり始めると例年中型のアジ(20cm~25cm)が釣れはじめます。釣り方は投げサビキで底付近を狙います。まだ水温が安定していないのでムラは多いですが、いい日に当たれば数釣りが楽しめます。ゴールデンウイーク明けくらいからは中アジは減りますが豆アジや小アジ、小サバやイワシが回りはじめます。その頃になるとサビキ釣りで初心者やファミリーでも数釣りが楽しめます。サバやイワシは中層から上、アジは底付近を回遊するので、アジ狙いなら仕掛けを底付近まで落として狙います。

年無しも期待できるチヌ

チヌは年間を通して狙えます。50cmを超す年無しといわれるサイズもよく上がります。釣り方は釣り人の好みでどんな釣り方でも釣れますが、冬場~春にかけてはオキアミやコーンを刺しエサに、オキアミに集魚剤を混ぜたマキエを使ったフカセ釣りや、シラサエビを撒きながら釣るエビ撒き釣りが主流です。夏場になって護岸にイガイが付き始めたらイガイやパイプ虫、カニなどを使った落とし込み釣りや、虫エサを刺しエサに電気ウキで釣る半夜釣りが楽しめます。

専門の釣りクラブもあるハネ

ハネとはスズキの若魚のことで、関西地方の地方名です。生きたシラサエビを撒きながら、同じシラサエビを刺しエサに使って釣る、エビ撒き釣りは泉州地方では古くから楽しまれている釣り方です。エビブクというシラサエビを生かしておく小型クーラーにエサ屋でシラサエビを入れてもらいエアーポンプで酸素を送りながら生かしておき、磯竿に棒ウキの仕掛けで釣ります。ここ岸和田一文字をホームグラウンドにしたエビ撒きのハネ釣りを専門にした釣りクラブもあります。また岸和田渡船主催のチヌ・ハネダービーなども開催されており、期間中に一番大きなチヌやハネを釣った方は豪華賞品が貰えます。

夏の風物詩タコ

真夏の水温が一番高い時期に盛んなのがタコ釣りです。泉州地方のタコは「泉だこ」といわれるブランドダコで、美味しさは兵庫県明石の明石ダコにも負けていないと言われています。釣り方は各一文字の護岸の壁に張りついているタコを狙う時はタコジグを護岸の壁ギリギリに落としていき、竿を細かくシェイクしてタコエギを踊らせて抱きついてくるのを待ちます。また護岸の壁でアタリがない時は敷石の上や敷石の切れ目を狙います。仕掛けを10mほど投げて底を引き釣りながらタコを誘います。底を引きづる時はタコジグでは根がかりが多くなるので針が上を向いたタコエギがおすすめです。

だんじり祭りが始まると太刀魚も始まる

9月頃になると大人気の太刀魚の回遊が始まります。沖一文字から釣れはじめ徐々に湾奥に入ってきて10月中旬頃からはどこでも釣れるようになります。釣り方はワインドやメタルジグをキャストして釣るルアー釣り、テンヤ針にドジョウやキビナゴを括り付けた仕掛けを投げてゆっくり巻いてくるテンヤ釣り、キビナゴやサンマの切り身をワイヤーハリスの太刀魚仕掛けに刺して、電気ウキでアタリをとるウキ釣りなどいろいろな釣り方で楽しめます。

いつも期待を裏切らない根魚

岸和田一文字はいろいろな魚が釣れますが、潮の具合や狙いの魚の回遊がない日もあります。そんな時にも裏切らないのがガシラ(カサゴ)、メバル、アコウ(キジハタ)などの根魚です。これ専門に狙うのもよし、迎えの渡船を待つ間に小一時間ほどやるものよしです。一文字の波止回りは沖向きも内向きも敷き石が入っており、敷き石回りや護岸の壁際に根魚がたくさん付いています。これらをウキ釣りやオモリに針が付いただけのズボ釣りで狙えます。エサはシラサエビが一番ですが、虫エサや魚の切り身、オキアミなどでも釣れます。

まとめ

大阪府下に数ある波止釣り場の中でも屈指のポイントといえる岸和田一文字。アクセスも良く近場でも大物に出会えるチャンスが数多くあります。しかし波止釣りとはいえ渡船を利用するので、ルールを守り安全な釣りを心掛けましょう。帰りも迎えの時間を事前に調べておいて、慌てず片付けが出来るようにしたいものです。また釣り場で出たゴミは必ず持ち帰り、船の中にあるゴミ箱に捨てて、波止に放置しないようにしましょう。

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