大磯港とは?
これから大磯漁港へ釣りをしにいく方は、大磯の立地や釣り場でのローカルルールなどの知識がないとひょっとしたら警察沙汰になってしまったりするのでここでちゃんと知識をつけてから釣行へいきましょう。
大磯港の位置
相模湾と隣接している湘南地域にある大磯町は神奈川県大磯町という神奈川県内の湘南エリアに属している。大磯漁港は相模湾に面している照ヶ崎の突き出た岬にあります。東には大磯海岸が広がり、菱川には照ヶ崎海岸が伸びていてショアジギングスポットとして人気なエリアで、連日釣行へ向かう人が多く見られます。
大磯港の特徴
大磯漁港は昭和48年に完成して以来、漁業の船舶が利用する漁港として役割を担っています。また、釣り人にとっては、釣り船チャーター会社もあり、堤防や岸壁が良質な釣り場として知られています。港のエリアでは「ボートハウスてるがさき」という、夏季の時期のみ営業しているプール施設も併設されています
大磯港の駐車場
大磯港エリア付近には公営の駐車場からコインパーキングなどが多く存在しています。そこで今回は大磯港エリア付近の駐車場の概要を紹介していきます。
大磯町役場駐車場
- 【利用可能日】(土・日・祝日・12/29〜1/3)平日は休業
- 【料金】普通・小型・軽自動車・・・300円/回
- 【利用可能時間】夏季(7月〜9月)7:30〜18:00その他(10月〜6月)8:30〜17:00
- 【注意点】駐車場閉門後は翌日の開門まで出庫不可
- 【住所】〒255-8555中部大磯東小磯183
- 【大磯港までの距離】駐車場から歩いて5分
- 【問い合わせ】0463-61-4100 大磯町役場(総務課)
大磯港駐車場
- 【利用可能日】通年利用可能
- 【料金】平日土日値段差なし普通・小型・軽自動車・310円/1時間(1日上限1,040円) 大型自動車・630円/時間(1日上限2,090円)原付・自動二輪車・160円/時間(1日上限520円)
- 【利用可能時間】4月〜9月4:00〜22:00]]・10月〜3月 5:00〜22:00
- 【注意点】閉門後は翌日の開門まで出庫不可、5千円札、1万円札の利用不可、第一駐車場:114台、第二駐車場:239台
- 【住所】〒255-8555中部大磯東小磯1023
- 【大磯港までの距離】駐車場から歩いて30秒
- 【問い合わせ】0463-61-5719 大磯産業観光課港推進係
大磯海水浴場前パーキング
- 【利用可能日】平日休日ともに通年利用可能
- 【料金】300円/1時間(1日上限 800円)夏季400円/1時間
- 【利用可能時間】24時間
- 【注意点】5千円札、1万円札の利用不可
- 【住所】〒255-0003中部大磯町大磯1982-1
- 【大磯港までの距離】駐車場から歩いて5分
リパーク大磯
- 【利用可能日】通年利用可能
- 【料金】平日09:00~17:00 200円/30分(1日上限300円)平日17:00~09:00 200/40分(1日上限300)土日祝09:00~17:00 200円/40分土日祝17:00~09:00 200円/40分
- 【利用可能時間】24時間
- 【注意点】5千円札、1万円札の利用不可収容台数 9台
- 【住所】〒255-0003中部大磯町大磯11088
- 【大磯港までの距離】駐車場から歩いて10分
TKパーク
- 【利用可能日】平日休日ともに通年利用可能
- 【料金】平日08:00~20:00 100円/20分(1日上限1000円)平日 20:00~08:00 100/20分(1日上限400)土日祝08:00~20:00 100円/20分土日祝17:00~09:00 100円/20分
- 【利用可能時間】24時間
- 【注意点】5千円札、1万円札の利用可収容台数 3台
- 【住所】〒255-0003中部大磯町大磯1073
- 【大磯港までの距離】駐車場から歩いて10分
ナビパーク大磯第一駐車場
- 【利用可能日】平日休日ともに通年利用可能
- 【料金】平日08:00~16:00 100円/15分(1日上限1200円)平日 16:00~22:00 100/20分(1日上限1200円)土日祝08:00~16:00 100円/15分土日祝16:00~22:00 100円/20分
- 【利用可能時間】24時間
- 【注意点】5千円札、1万円札の利用可収容台数 18台※月極駐車場とい兼ねて運営されているため、平日は埋まっていることが多い
- 【住所】〒247-0072中部大磯町大磯1027
- 【大磯港までの距離】駐車場から歩いて10分
大磯港までのアクセス
車での場合
東名高速道路から
秦野中井インターから、県道71号線を南方の海岸までひたすら走っていきます。すると国道一号線にぶつかるのでそこで大磯漁港入口という看板が見えてきて、国道の側道を1分ほど走ると大磯漁港へ到着します。
新湘南バイパスから
茅ヶ崎市に通る、新湘南バイパスからのアクセスです。茅ヶ崎海岸インターから出て、小田原方面へと走っていきます。すると西湘バイパスと国道1号線との分岐点が出てくるのでそこで国道1号線の方に進んでいき5分ほど経つと左手に大磯漁港が見えてきます。
電車での場合
JR東海道線沿いにある「大磯駅」が大磯漁港へ一番アクセスのいい最寄駅となっております。大磯駅を出たら南の方へ少し歩いて、国道1号線を超え、東に向かって歩くと約10分程で大磯漁港に到着します。
【ルール】大磯港の注意点。(禁止事項など)
到着したら早く釣りをしたいと思ってしまうのが釣り人の定めであります。しかし、大磯港は公式にルールが定められていたり、ローカルルールも多い漁港といても入られているほどルールの多い漁港です。そのためどのような禁止事項があるのか?意外と知られていないローカルルールなどをここで覚えていきましょう。
【ルール】西防波堤釣り場はルアー禁止!
安全な設備が整っている大磯漁港の西防波堤釣り場はルアーでの釣りが禁止されています。理由としては定かではないのですが近くで工事が行なっていたり、漁港なので漁船が頻繁に出入りするために禁止ルールになっているのではないでしょうか?
【ルール】西防波堤釣り場は投げ釣りが禁止!
大磯漁港の西側防波堤釣り場は、釣り人にとって大変好まれるスポットなのでその分大勢の人がそこで釣りを行います。そのため基本的に投げ釣りは厳禁となっております。しかしながらちょい投げ程度の距離であれば特に問題はないでしょう。
【ルール】コマセが禁止のようで禁止ではない。
エサ釣りをするならコマセを使いたいのですが、大磯漁港は漁港なのでコマセ禁止であると数年前からそのような情報が流れていましたが、現地の漁業組合は禁止をしてないとの話です。ですが今だにローカルルールで今だにその情報が残り止めてくる人もいるそうなので、変な揉め事に巻き込まれたくない人はやめておきましょう。
大磯港釣りポイント
大磯港の釣りポイントその1
【トイレ遠】西防波堤釣り場の北側
長い間封鎖されて立ち入り禁止だった、伝説のスポットである西防波堤。しかし2016年に釣り場として解放され、釣り人の出入りが自由になりました。堤防ゲートから先端まで190mもの長さがあり、先端には灯台が備え付けられています。
釣り場にはフェンスがあるため、子連れでも安全に利用できるスポットです。沖に近いために釣果に期待できるスポットともなっております。しかし17時までという時間制限のルールがあったり、テトラポット側への立ち入り禁止区域があったりなど多くのルールが一番ある場所でもあります。そんためルールを守って、楽しい釣行にしましょう。
釣れる魚種
相模湾に突き出た場所にあるために、餌ではチヌ(クロダイ)を釣るには絶好の環境があります。また、灯台の側からチョイ投げをして、ルアーではなくウキフカセでもクロダイを狙うことができます。またいきた小魚をウキにつけて沖合の方へ流していくと時期によってはアオリイカも釣れたりするので狙ってみてはいかがでしょうか?もちろ堤防付近にもサビキなどでアジやイワシなどの回遊魚も回遊してくるのでボウズになる確率は少ないです。
大磯港の釣りポイントその2
【トイレ激遠】西防波堤釣り場の先端
チョイ投げの釣り人が集結しているのが、この西防波堤釣り場の最深部にある防波堤の先端。大磯港の中でお相模湾に一番突き出したスポットで、ここは水平線が綺麗に見渡すことができます。ちょっと変わった鳥のイラストがデザインされた、大磯西防波堤東大が立っています。
西防波堤の先端は、時期にもよりますが青物を釣り上げたい人々が注目の場所です。テトラを超えたチョイ投げ程度でもソウダカツオやイナダなど青物がヒットする可能性があります。ただ西側防波堤自体がルアー禁止なので、カゴ釣りなどでの釣果になります。またウキフカセも釣り方ではシーバスやクロダイを狙うことが可能です。
大磯港の釣りポイントその3
【トイレ遠】東防波堤の外側
平塚・江ノ島方面の東防波堤エリアは、くの字型に300mほど沖合に伸びています。西防波堤とは違って、東防波堤はフェンスのない無機質な構造をしています。テトラ帯があるところなら釣り方は投げ釣り専門。釣果の上がりやすい釣り場として注目されています。またトイレに行くまでに約10分ほどかかるので先にトイレを済ませてから行くことをオススメします。
釣れる魚種
相模湾の海底には、遠浅の砂地が広がっているスポットです。そのためヒラメが多く生息しております。また時期によってはシーバスやキスもよく釣れるポイントなので、釣り方ではルアーならヒラメを、投げ釣りならズルズル引きでキスやシーバスなどを狙ってみましょう。
東脳波邸のテトラも立ち入り禁止
東防波堤エリアにも、外洋側エリアにテトラ帯が設置されています。テトラ帯が立ち入り禁止というのは西側防波堤と一緒なので、入らないようにしましょう。
大磯港の釣りポイントその4
【トイレ遠】東防波堤の内側
東防波堤で、大磯構内で釣りができるエリアです。漁港内なので水深は結構深めです。漁船が時折行き来しますが、海域は基本穏やかであり、釣り方は初心者もルアーの練習をできますし、エサ釣りでも釣果を上げられるスポットです、
釣れる魚種
このエリアで釣れる魚といえば秋の時期にアジ。仕掛けはサビキを使って釣果を上げることが可能です。はじめからアジング目的で訪れる人も多いスポットです。チヌもよく釣れるのでチニングの名スポットともなっています。
大磯港の釣りポイントその5
【トイレ近】漁船の船着場
大磯漁協に所属している、多数の漁船が停泊しているエリアです。そのため早朝の漁業時には、釣りができない時間帯があります。日中や午後にかけては、漁船の間にサビキの仕掛けを垂らしている人が多くみられます。また駐車場とトイレにも近いことがメリットの一つとなっています。
釣れる魚種
漁船の出入りがない時間帯は、海面が最も穏やかになるスポットなので、漁船の近くに時期によってはアジやハゼが多く泳いでいます。釣り方はアジ釣り仕掛けはサビキでエサ釣りをすることをオススメします。ハゼ釣りでは、専用のハゼ仕掛けでエサ釣りするのが一般的ですが、ハゼクランクを使った警戒釣りで狙うこともできます。
大磯港の釣りポイントその6
【トイレ近】東岸壁
大磯港の中央に突き出た埠頭の東側が、東岸壁と呼ばれています。トイレや駐車場までは目と鼻の先です。ここは漁船の通り道ではありますが、普段は漁船が停泊していることはありません。概要と港内を魚が行き来する際の通り道となっているため、様々な種類の魚の釣果が期待できます。
釣れる魚種
小型の魚ならサビキで、時期によってはイワシやアジが釣れる場所です。またテンヤ釣りやウキフカセ釣りで秋の時期ならタチウオやメバル、チヌなども狙うことができます。さらにここはルアー禁止ではないのでチニングやアジングなど様々な釣り方をすることが可能です。
大磯港の釣りポイントその7
【トイレ激近】中央岸壁
駐車場の真正面に当たるのがここで、車からすぐ出て釣りたいという希望を叶えることができます。大磯港の中でも一番奥ばったスポットなので、波は穏やかであり、漁船の航行も普段はあまりありません。またトイレにも近いです。そのため釣り初心者にはうってつけのスポットとなっております。
釣れる魚種
このエリアでは、時期によってはアジやイワシがよく回遊してくるので仕掛けはサビキ釣り仕掛けで釣果を上げましょう。また以外なことにチヌも入り込んでいたりするのでルアーのチニングなど様々な釣り方に挑戦しても良いでしょう。
大磯港の釣りポイントその8
【トイレ激遠】大磯海岸
大磯港のすぐ東側では、大磯海岸が広がっております。時期ごとにも人が多く、砂浜は真夏は海水浴に来られる人も多く、秋や冬にかけてもサーファをよく見かけるスポットです。海面に岩礁が露出しているところもありますがほとんどが砂浜なので根掛かりの心配は少ないです。
釣れる魚種
大磯海岸では釣り方はルアーでのショアジギングをするならば、ヒラメやキス、イシモチの釣果が上がりやすい傾向にあります。また時期によっては弓角サーフトローリングによりイナダなどの青物を狙うことも可能です。
近くの釣具店やコンビニなど
釣りをするとき、餌や仕掛けがなくて、慌ててお店を探しに行った経験はないでしょうか?慌てず釣果を上げるため、大磯港の近くのお店をご紹介していきます。
すずき釣具店
大磯港から徒歩3分でたどり着ける釣具店です。大磯港の近くのバイパスしたのガードをくぐって大磯駅へと伸びる道のりを100mほど進んだ先にがまかつの看板が上に飾ってあるお店がすずき釣具店です。店内には優しい夫婦がいらっしゃって大磯での釣りのことならなんでも知っていますのでオススメの釣り方を聞くのもよし、釣り方のアドバイスを聞いても良いと思います。また夜間にも店頭に置いてある自動販売機で年中釣り餌が買えます。
みとめや釣具店
JR大磯駅近くの釣具屋といえばみとめやです。大磯消防署前交差点のホロい路地を下っていってすぐのところにある釣具店です。見るからに年季の入ったお店ですが、餌やルアーなど様々な釣り方に対応することができるお店となっております。また時期ごとのオススメの釣り方なども教えていただけるために参考に一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
ローソン 大磯店
住所:神奈川県中郡大磯町大磯1302
大磯港まで歩いて約5分
ファミリーマート 大磯店
住所:神奈川県中郡大磯町大磯990
大磯港まで歩いて7分
まとめ
大磯港には一部ルールが厳しいところもありますが、多様な釣り場があり、施設も整っていることが今回わかりましたね。また相模湾の沖合に近い堤防もあったりとさまざまな魚の釣果が期待できることも、魅力的ですね。相模湾のついリバに出かける際にはどこの釣り場に行こうか迷ったら、大磯港を優先的に考えることをお勧めします。
出典:https://google.co.jp/