ジグパラシリーズの中でも圧倒的性能を持つジグパラTG
数あるジグパラシリーズの中でも遠投性能とリアルさで抜群の性能を誇り人気なのがジグパラTGです。ジグパラTGは場所、魚種を問わずさまざまなシチュエーションで使える万能ジグなので、釣りに行く際には1つは持っておきたいルアーです。
ジグパラTGはジグパラシリーズのタングステンモデル
ジグパラTGはジグパラシリーズの中で、素材に「タングステン」を用いているモデルです。ジグパラTGは鉛よりも比重の高いタングステンを用いることで「小さいけど重い」という特徴があります。「小さいけど重い」という特徴は鉛のルアーよりも大きなアドバンテージとなります。
ラインナップは10グラムから120グラム
サイズ(g) | 使用用途 |
---|---|
10、14、18 | スーパーライトショアジギング |
24、32、40、50 | ライトショアジギング |
60、80、100、120 | ショアジギング、ロックショア、オフショアジギング |
ジグパラTGには10g〜120gまでの11種類のサイズがラインナップされています。中でも、ライトショアジギングで使いやすいサイズである24g、32g、40gが人気です。10g〜80gにはフロントフックとテールフック、100g、120gにはフロントフックのみが標準搭載されています。
ジグパラTGの特徴
ジグパラTGは素材にタングステンを使っていることから鉛にはない特徴があり、「エサより釣れる」とまで言われています。タングステンならではの特徴をしっかり理解して使うことでジグパラTGの威力をよりいかせるでしょう。
シルエットが小さい
長さが短い
ジグパラTGは高比重なタングステンを使うことで、同じ重量の鉛のジグよりもボディの長さが短くシルエットが小さいという特徴があります。
ジグパラTGはボディの長さが短いことで、キビキビとしたキレのあるアクションが出しやすくなります。魚がルアーを見切るような状況では、ジグパラTGのキビキビアクションが有効でしょう。
マッチザベイトさせやすい
ジグパラTGは鉛のルアーよりマッチザベイトさせやすいというメリットがあります。
堤防からのショアジギングではベイトサイズが小さい場合がほとんどです。ベイトサイズが小さい状況では、ボディの長さが短くシルエットが小さいジグパラTGならベイトサイズにしっかりマッチします。ジグパラTGは小型のベイトにつく魚を狙うのに非常に有効です。
とにかくよく飛ぶ
ジクパラTGは圧倒的なかっ飛び性能を持っています。理由は高比重なタングステンを使うことでボディがコンパクトになっており、投げた際の空気抵抗が少なくなるからです。
サーフなど遠投が必要な釣り場では、飛距離は重要なアドバンテージです。ジグパラTGを使うことで今までとどかなかった距離にいる魚と出会えるでしょう。
着底がわかりやすい
ジグパラTGは水中での水から受ける抵抗も小さいので、フォールスピードが早く、着底がわかりやすいという特徴があります。流れの早い場所ではフォールに時間がかかると糸がフケるため、着底にいつまでも気づかず最悪の場合根がかりしてしまいます。流れの早い場所や深い場所もジグパラTGの得意分野です。
コスパ最強
ジグパラTGはショアジギングでよく使う10グラム〜60グラムならアマゾンで1500円以下で購入でき、コスパに優れています。タングステン素材のジグはジグパラTG以外にも他メーカーからいくつか出ていますが、相場は2000円〜4000円ほどです。
ジグパラTGはフックも標準搭載されており、フック込みで1500円以下となっているためコスパが抜群にいいです。
ジグパラTGのアクション
ジグパラTGはさまざまなアクションに対応しており、どこのフィールドでも活躍します。表層からボトムまでジグパラTG一つで探れるためパイロットルアーに最適です。キビキビしたアクションをイメージして使うことでスレた魚にも口を使わせられるでしょう。
ワンピッチジャーク
ワンピッチジャークはジグパラTGを使う上で基本アクションです。ジグパラTGはショートボディなので軽い力でシャクってもキレのあるアクションが出せます。10〜20回シャクってフォールを繰り返すことで効率よくボトムから中層を探れるでしょう。
ただ巻き
ジグパラTGはただ巻きでもきれいなウォブリングアクションを生み出します。ジグパラTGはシルエットが小さいので、ただ巻きをすることでフラフラと泳ぐ弱った小魚を演出できます。巻くスピードやレンジを変えて探ることで、さらに釣りの幅が広がるでしょう。
表層早巻き
ジグパラTGは水の抵抗を受けにくいため、表層を高速で巻いても水面から飛び出しにくい特徴があります。ジグパラTGなら水面付近を安定してひけるため、表層を意識した魚に効果的にアピールできます。
沖で発生したナブラに遠投し、見切られないように高速で巻く釣りこそジグパラTGの本領と言えるでしょう。トゥイッチなどのアクションをおりまぜるのも効果的です。
ジグパラTGの人気カラー
ジグパラTGには16種類のカラーがラインナップされています。フィールドの状況に応じて使い分けることで釣果を伸ばせるでしょう。しかし、コスパがいいとはいえすべてのカラーをそろえるのは難しいです。まずはシルバー系やイワシ系のカラーを買えば、どこのフィールドでも困らないでしょう。
イワシ
イワシカラーはシルバーベースにブルーのラインが入っており、日本中どこでも使える定番カラーです。落ち着いたナチュラルカラーなので、水がクリアな情況で効果を発揮します。1年中使えるカラーなので、最初に買うならイワシカラーで間違いないでしょう。
ブルーピンク
ブルーピンクはイワシカラーにピンクをプラスしたカラーです。イワシカラーよりアピール力があるため、水が濁っている状況で効果を発揮します。ブルーピンクもナチュラル系のカラーなので、狙う魚種を選ばずどこでも使えるカラーです。
ゼブラグロー
ゼブラグローはシルバーベースに蓄光効果のあるグローカラーを追加したカラーです。暗い場所でも発光してアピールできるため、日の上りきらないマズメ時や日光の届きにくい深い場所を狙う場合に効果を発揮します。根魚やタチウオを狙う場合は特に欠かせないカラーです。
ライブカラーシリーズ
ライブカラーシリーズはイワシ、アジ、キビナゴなどをリアルにプリントしたカラーです。水が澄みきっている時や、魚がベイトを選んで捕食している場合に効果を発揮します。
人の多い堤防などでは毎日ジグが投げられており、魚がジグを見切ることがよくあります。スレきった状況では、ライブカラーシリーズを持っていると釣果を伸ばせるでしょう。
ジグパラTGのインプレ
ジグパラTGはかっ飛び性能とリアルさで、さまざまな魚を釣ることができる万能ルアーです。使うシチュエーションや狙う魚種などを考慮して、適切な重さとカラーを選ぶことで、どんなフィールドでも活躍するでしょう。
とにかく青物に効く!
ジグパラTGは青物を釣るときに抜群に効きます。圧倒的飛距離で沖を回遊する青物に効率的にアピールして釣果を上げることができます。タングステン特有のキレのある高速アクションで見切られにくいのも青物に効く理由の一つでしょう。
根魚にも効く!
ジグパラTGを使って根魚を釣っている人も多くいます。フォールスピードが早いため、ジグを素早くボトムに沈めて根魚に効率的にアピールできるのもジグパラTGのならではです。根魚はフォール中のリアクションバイトが多いので、フォール中のあたりに集中しましょう。
何が釣れるかわからない
ジグパラTGでは予想もしていなかった魚が釣れることがあります。例としては、マダイ、ヒラメ、イサキ、イカなどの実績があります。魚がかかっても、水面に上がってくるまで何かわからないワクワク感を味わえるのも人気の理由の一つでしょう。
ジグパラTGで周りと差をつけよう!
ジグパラTGは日本中の堤防、磯、サーフなどで使える万能ルアーです。サイズやカラーのラインナップも豊富なので、ショア、オフショア問わずさまざまなシチュエーションで活躍します。今まで届かなかった場所に潜む大物を釣って周りのアングラーに差をつけましょう。
出典:Unsplash