ジャッカル:ソウルシャッドとはどんなルアーか?
ソウルシャッド45SP
ソウルシャッド45SPがソウルシャッドの中で最も小型なサイズです。他のサイズよりも小型なので、見分け方も楽です。バスが捕食しているベイトが小型な小魚である状況においては、最強のルアーの1つになるといえます。この小さな2.7gしかないルアーを使いこなすには、スピニングの柔らかいアクションのロッドが必須になります。また操作性を考慮するとラインも3~4lBが適応な太さです。バスだけでなく、トラウトにも有効なサイズです。
ソウルシャッド52SP
ソウルシャッド52SPは野池や小規模なフィールドで重宝します。4gという重さは初心者でも使いやすく、巻き感もしっかりあるため、飽きることなく、ただ巻き時にはバスからのバイトも分かりやすいです。初めてのフィールドで、サイズを問わずバスからの反応を確認したい時には、有効なルアーの1つです。ベイトフィネスタックルではやや使いにくいため、スピニングタックルでの使用が適しています。58タイプとと6mmしか違いがないので、中古で購入する際には見分け方が難しいので、注意が必要です。
ソウルシャッド58SP/SR
ソウルシャッド58SP/SRがソウルシャッドの中心となるサイズです。高速に巻いても、泳ぐ姿勢が安定しており、ストップ&ゴーやトゥッチアクションといった、シャッドで行う全てのアクションを高次元で行うことが可能です。一般的なライトアクションのロッドであれば、問題なく使いこなすことが可能です。このサイズは5lB程度のラインでの使用が中心で、ロッドもULアクションよりもLアクションの方が適しています。52サイズとの見分け方として、リップがやや長めになっているのが特徴です。
ソウルシャッド62DR/DDR
ソウルシャッド62DR/DDRがソウルシャッドの中で、最も大きく、深い水深を攻略することができます。主に冬場などの魚が1~3mよりも深い水深にいて、さらにワカサギを捕食している時に有効です。より深い水深を攻める際には、ラインを細くする必要があります。これまで紹介したサイズよりも、より繊細なタックルバランスが必要になります。太いラインで使用する状況では、ベイトフィネスタックルの出番になります。ソウルシャッドの中では、リップが最も長いため、他のサイズとの見分け方は容易です。
ジャッカル:ソウルシャッドの使い方・アクション
使い方・アクション1:ただ巻き
ソウルシャッドの最も基本となる使い方です。その名の通り、本当にただ巻くだけで釣れます。コツは早く巻くことです。状況によっては、ゆっくり巻く時も必要ですが、ソウルシャッドは早巻きが基本です。その方が、バスもルアーを見切ることが少なく、合わせもそのまま巻き合わせで行えるので、初心者にもおすすめできる使い方です。ソウルシャッドはこの早巻きでも姿勢が崩れないのが、大きな特徴であり、他のシャッドとの大きな違いの1つです。
使い方・アクション2:ストップ&ゴー
ただ巻きでは、口を使わない時やバスの活性がさほど高くない時に使用するアクションが、ストップ&ゴーです。1度ルアーを止めることで、バスに口を使わせるタイミングを与えてあげる釣り方です。管理釣り場で、トラウトを釣る際に、ミノーでもよく使われるアクションです。しかし、この釣り方で掛かったバスは、ただ巻きで掛かった時と比べるとフックの掛かりが浅いことが多く、フックオフしてしまう事も多いため、ランディングの際にはより注意が必要です。
使い方・アクション3:ジャーク
ジャークも春先や晩秋に有効なアクションです。ルアーをジャークさせた際に、しっかり止める事が重要なポイントです。バスの活性の状況に合わせて、止める時間を調整する必要があり、活性が低い時ほど止めている時間を長くする必要があります。状況によっては5秒以上止める時もあります。止めた時にルアーが浮いたり、沈むことなく、しっかり静止していることがポイントなので、シール式のウエイトで予め調整をしておくことが釣果に繋がります。
ジャッカル:ソウルシャッドのおすすめルアーカラー
おすすめルアーカラー1
最もおすすめなカラーはこのピンクです。一見派手なカラーで特にクリアな水質の所では釣れないと思われる方もいるかもしれませんが、トラウトフィッシングでも定番のカラーです。釣り人からも見えやすいため、見えバスを攻略する時には、バスとルアーの距離や位置関係が把握しやすいため、かなり重宝するカラーです。実際、芦ノ湖や河口湖といったクリアレイクでも実績が高く、バスの放流時にも多くの釣果を得られるカラーです。
おすすめルアーカラー2
2つ目はチャートです。主にマッディな水質のフィールドや普段クリアなフィールドが濁ってバスがエサを見つけにくい状況で、有効なカラーです。ルアーでバスを釣る際には、やはりバスにルアーを見つけてもらう必要があるので、水質の悪いフィールドや水が濁った状況ではこういった派手なカラーが必須です。そういった状況では、カラーを派手にしたり、ルアーのサイズを大きくして、バスにアピールすることが必要です。
おすすめルアーカラー3
3つ目はワカサギです。日本のバスフィールドにはワカサギが生息している所が多いので、やはりシャッドでワカサギカラーは外せません。特にソウルシャッドは浅い所から、深い所まで幅広い水深を攻めることができるルアーなので、ワカサギのいる水深に合わせてこのカラーのソウルシャッドを使用すると、高確率でバスを釣ることが可能です。ワカサギカラーを数種類ありますが、ゴーストワカサギが最も安定した釣果を得られています。
ジャッカル:ソウルシャッドのサイズ・重さ・フック・水深の使い分け
サイズ・重さ・フック・水深の使い分け1
小規模な野池で水深の浅いフィールドでは、45SPや52SPといったサイズがおすすめです。あまり深く潜るものでは、根掛かりのリスクが高くなり、大きなサイズではバスが口を使う可能性が低いため、小型なものを選択します。フックについては、基本的には純正のもので良いのですが、フックオフすることが多いのであれば、サイズを1つ下げることも有効です。
サイズ・重さ・フック・水深の使い分け2
一般的な湖であれば、基本となる58SP/SRが役に立ちます。先ほど紹介した、ただ巻きでバスのチェイスや反応を確認しながら、バスの状態をチェックすることができます。攻める水深に合わせて浅い所はサイズを小さくし、深い所はサイズを大きくするといったローテーションを行うことで、効率良くフィールドを攻めることができます。
サイズ・重さ・フック・水深の使い分け3
ダム湖のように水深のあるフィールドで、水温の低いシーズンには62DR/DDRが必須になります。特にワカサギが生息しているようなフィールドでは有効です。なるべく早く深く潜らせるために、シール式のウエイトをソウルシャッドの腹に付けて、より深い所を攻略するといった方法もあります。ハイシーズンでは、いろんなレンジにバスがいる可能性が高いので、全ての水深を攻略できるように、全サイズが手元にあった方が安心です。
ジャッカル:ソウルシャッドを使うためのタックル
おすすめロッド
ベイトフィネスロッドでも使用することは可能ですが、やはりスピニングのLアクションが最もソウルシャッドが使いやすいです。長さは6~6.4フィートを基本として、遠投が必要なフィールドや状況であれば、7フィートまでであれば快適に使えると思います。それ以上になると、ジャークといったアクションがやりにくくなるため、おすすめしません。深場を攻める62DR/DDRを使う際には、MLアクションの方がやりやすいと思います。
おすすめリール
ノーマルギアかハイギアか悩ましいところではありますが、ソウルシャッドではノーマルギアがおすすめです。早巻きが基本動作となるソウルシャッドでは、ハイギアだと必要以上に早く巻いてしまうことが多いため、ノーマルギアでの使用が良いです。ストップ&ゴーの際にも、ノーマルギアの方が巻き始めが軽いため、ハイギアよりもストレスが少なく、使用することが可能です。
おすすめライン
基本はフロロカーボンの4lBをメインに使用します。より深い水深を攻めたい時やバスがスレてなかなか口を使わない状況であれば、よりラインを細くします。カバー絡みや根掛かりのリスクが高い場所では、もう少し太くしても良いです。しかし、あまり太すぎるとソウルシャッドの泳ぐ姿勢が悪くなるので、注意が必要です。
まとめ
ソウルシャッドは、シャッドの中でもかなり使いやすく、種類も豊富です。またいろんなアクションでバスを釣ることができるルアーです。まさにシャッドの基本となる釣り方ができるので、ぜひマスターして多くバスを釣っていきましょう。