リトルジャックはどんなメーカー?
リトルジャックはオリジナルのリアルなルアーを製作・販売しているルアーメーカーです。ソルトゲームに対応したルアーやメタルジグなど塗装だけでなく、重さ、厚みといった点もこだわっています。
SNSでの発信も積極的にしているため国内外問わず人気で、質問や使用者の釣果報告をオンタイムで目にできる現場主義のメーカーです。
リトルジャックの本社は福岡!
リトルジャックの本社は福岡県福岡市です。おしゃれなデザインの建物の外観に会社名がかかげられています。スタッフが開発中のルアーを試したり販売されたルアーの釣果報告をしたり、自社製品を使っている様子がSNSにアップされていますので、性能や新製品が気になる人はチェックしましょう。
広告や宣伝が少ないルアーメーカー
リトルジャックは釣り雑誌などの大きなメディアにあまり出てこない会社です。釣りブログをやっているアングラーにモニターをお願いして宣伝したり、フリーのSNSを活用したりと自己発信で販売の輪を広げてきました。
いまはルアーのリアルな塗装がわかる写真中心のインスタグラムを積極的に更新し、日本語だけでなく英訳ものせて世界中の人が読めるように工夫しています。
公式サイトがおしゃれ
リトルジャックの公式サイトは会社についての記載はほとんどありませんが、リアルなオリジナルルアーへのこだわりやルアーの種類・カラーが整頓され、見やすいサイトです。黒いロゴマークを枠に使用し、製品紹介のフォントにもこだわりを感じるおしゃれな作りで、写真が充実しています。
モニターの釣果や開発状況をSNSで発信
リトルジャックのルアーモニターは宮崎県・大分県など福岡に近い場所と三重県・富山県などの遠方にいます。ブログは2019年に更新が途絶えていますが、2018年までに販売されたモデルの性能や釣果が実録で詳しく紹介されているので、いつ読んでもためになるでしょう。
ルアー紹介をYouTubeにアップしているので、そちらもチェックしてください。
商品カタログがWebで読める
最新カタログがウェブで読めます。公式サイトの「PRODUCTS」をクリックすると、左上に出てくるロゴマークが描かれた黒い表紙が目印です。無料公開なので、クリック回数や閲覧時間を気にする必要はありません。
オリジナルルアーの取り扱いは世界40ヶ国
フランス・イタリアなどのヨーロッパ方面や中国・台湾などの日本と同じアジアまで、オリジナルルアーの取り扱いは40ヶ国にのぼります。ディテールの美しさが海外のアングラーに評判です。日本発売モデルと海外発売モデルでは重さが違う限定ルアーも販売されています。
国内は沖縄から北海道まで全国区
オンライン販売はネット環境があれば、どこにいても購入できますが、店舗販売ではそうはいきません。リトルジャックのルアーは沖縄県から北海道まで全国の釣具店で販売されています。フィッシングショーに出店した記録もあるので、製品を実際に手に取れる場所の情報を見逃さないようにしましょう。
リトルジャックのオリジナルルアーの特徴は?
ビッグベイトやソフトルアー、ジグをふくめたリトルジャックのオリジナルルアーの特徴は、リアルなフォルム・価格が安い・ソルトゲームに使えるの3点です。特徴をいかせば、青物やバス、シーバスとあらゆる魚種を釣りあげられます。
リアルさが釣り人に人気!
リトルジャックがリアルさを追求するのは、ターゲットに警戒心を抱かせないようにするためです。ジョイントを使用したルアーならアングラーのアクションにしっかり反応して動きがでます。顔のパーツごとに素材を変えたり水中に入る瞬間の着水音を計算したり、不自然さが少ない点が特徴です。
価格が安い!
一般的なビックベイトの価格相場は約2,500円ですが、リトルジャックは1,980円から販売されています。新商品や改良され再販されたルアーをふくめ、ほとんどのものが2,000円以下で小さいルアーは500円台と手に取りやすく試しやすい価格が特徴です。
ソルトゲームに使える!
海用と淡水用だとルアーの比重が変わりますが、リトルジャックは同じモデルで違う重さのルアーを販売しています。だいたいですが、ひとつのルアーに2種類の重さがあります。塗装にこだわっているため、カラーは豊富です。青物やシーバスといったビッグゲームの釣行インプレがブログに残っているので読んでみましょう。
リトルジャックのルアーの評価
リトルジャックのルアーは人気があるので「釣れた!」というよい評価がたくさんありますが、耐久性・飛距離・ルアー付属のフックは高評価につながりませんでした。すべてのルアー共通ではありませんが評価と一緒に、使う前に改善するとよいポイントを口コミとあわせて見ていきましょう。
耐久性に課題あり?
「塗装がすぐにはげる」「大物を釣ったらくだけた」という口コミがありました。しかし、多くの人は「価格が安いからしょうがない」と考えています。それだけ魚の食いつきがよいという証拠ですが、気をつけてどうにかなるものでもありませんので、くだけたら新しいものを購入しましょう。
ボディのコーティングが些か甘いので、長期間使うつもりなら再コーティングを施しておくほうが無難です。
飛距離が出ない?
「軽すぎる」という指摘が多くありました。本物の重さにこだわるため一般的なルアーより軽いものが多く、飛距離はなかなかのびません。すべてのルアーではありませんが、沈めたい時間と浮いてくる時間が自分の計算より早くなるも軽いからだといわれています。
まっったく飛びません。3〜4mくらいの追い風を受けてやっとその辺のミノーくらいの飛距離になります。
フックを変える釣り人多し!
フックは「壊れやすい」「小さい」「曲がった」といった口コミが多く、厳しいものだと「意味がない」という一言もありました。狙う魚種にあわせて自分で交換する人が多くいます。試す前に強度と太さのあるものに変更しましょう。
魚から針を外すときに普段通りプライヤーで外していたら溶接部分からボキッと折れてしまいました。
使用する前に自分の信頼できる針に変更しておくのをお勧めします。
リトルジャックの釣れるルアー5選
リトルジャックの釣れるルアーは釣りたい魚種によって変わります。人気モデルを4つ選びましたので、詳しくみていきましょう。この4つの人気モデルは最初に販売したものから改良され、新しいウェイトやカラーが追加になったものばかりです。
①:サヨリス
サヨリスは2007年にファーストモデルが誕生し、次に自重のあるモデルサヨリスZが発売されました。ロッドアクションで本物そっくりにダートし、飛距離もだしやすい点が国内外問わず人気です。さらに改良されたサヨリス182は海外限定モデルの54グラムがあります。釣果はシーバスやクロダイなどさまざまです。
②:ゴルゴーン
ビッグベイトのゴルゴーンはリトルジャックの看板ルアーです。4連ジョイントの動きと細部までこだわった目や口で、バスはもちろん、アユ・ブルーギルなど、さまざまな釣果報告があります。重さを調節したモデルがいくつか出ているので、使い分けしながら釣行を楽しみましょう。
③:メタルアディクト
メタルアディクトはスプーンとジグを融合させたルアーとして発売されました。タイプ01から04まであり、どんどん軽量化されています。釣果はさまざまでタチウオ・アジ・マダイ・カサゴなど、本来の使用目的とは違う魚種も釣れるルアーです。
④:モデリズムエビ
バス・カサゴ・キビレ・アコウなどの釣果報告があります。公式サイトに書いてあるとおり「もはやバイトしない魚はいない」と考えてよいでしょう。価格の安さと耐久性が評判で、レッドチリという限定カラーが販売されています。ライトゲームで活躍するルアーです。
⑤:ハネビックス
シーバス・クロダイ・ハゼ・アジなどの青物系まで釣果報告があり、さまざまなフィールドで活躍するルアーです。甲殻類の動きを正確にトレースしたアクションが人気で、カスタム・メタルブレードなどのシリーズがありウェイトも選べます。口の弱い魚をねらうのに最適です。
リトルジャックの釣れるルアーを試してみよう!
リアルフォルムが特徴のリトルジャックのルアーはベイトの泳ぎだけでなく、沈むスピードや着水音まで本物にこだわり、ターゲットに警戒させることなくバイトに持ち込めます。魚目線のアンダーアングルにも注目している作りの細かさを楽しみながら、宣伝が少ないルアーメーカーを追いかけてみませんか。