ブッコミ釣りの日中と夜の釣り方のポイントを解説!仕掛けはどう違う?

ブッコミ釣りの日中と夜の釣り方のポイントを解説!仕掛けはどう違う?

ブッコミ釣りは日中、夜という釣行時間を選ばず、いろいろな魚が狙える釣り方です。基本の仕掛けを覚えて、エサを選び、場所、時間帯に合わせて工夫を加えると釣れる魚やサイズも変わります。日中や夜のブッコミ釣りの釣り方のポイントをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ブッコミ釣りは簡単でも実はポイントがいっぱい
  2. 2.ブッコミ釣りの場所
  3. 3.ブッコミ釣りで狙える魚
  4. 4.ブッコミ釣りの道具
  5. 5.ブッコミ釣りの仕掛け
  6. 6.ブッコミ釣りのエサ
  7. 7.ブッコミ釣りの釣り方の極意
  8. 8.夜でも昼でも手軽なブッコミ釣りを楽しもう

ブッコミ釣りの釣り方の極意

出典:PhotoAC

ブッコミ釣りのでは、複数のサオを出し投げ込むポイントを変えるのが昼・夜共通の釣り方の極意です。防波堤であれば捨て石の切れ目あたり、沈み磯があればその周り、漁港であればテトラ周りや船道のかけあがりあたりを狙います。ブッコミ釣りでは、投げ釣りのように遠投する必要はありません。

日中のブッコミ釣りの極意

出典:PhotoAC

ブッコミ釣りでは、地合いになった時、仕掛けが魚の通るであろう場所にあり、おいしそうなエサがついていることが大切です。日中のブッコミ釣りの地合いは短く、潮の動きはじめ、潮どまりの前など、状況が変化した時がチャンスです。夜のブッコミ釣りと共通する部分もありますが、ポイントを3つほどご紹介します。

アタリの見極めが極意

ブッコミ釣りでは、置きざおの穂先がお辞儀するような動きがアタリです。道糸をピンと張らずドラグは緩めてありますが、遊動仕掛けなので魚が食いつくと糸がはり穂先に魚信が出ます。アタリを見極め、サオを持ち、ドラグを締めて糸ふけを取ります。サオから魚信が感じられたら、合わせを入れて取り込みます。

エサの点検が極意

日中のブッコミ釣りでは、エサの有無を点検することと新鮮なエサへの取り換えは、当たり前のことながら特に重要です。日中ならではのエサ取りの動きも活発で、エサを取られます。10分に1回くらいの間隔でサオを持ち糸ふけを取って魚信がないかを確かめ、仕掛けを上げてエサを新しいものに取り換えます。

仕掛けの変更が極意

ブッコミ釣りで、エサを交換をしてもアタリがでないとか、アタリがあっても食い込みが浅く針掛かりしないことがあります。エサに変化がない場合は、しもり玉をつけ、エサを目立たせるのも有効です。食い込みが悪い場合は、仕掛けを見切られている可能性があります。仕掛けのハリスを長くしたり、針をサイズダウンします。

夜のブッコミ釣りの釣り方の極意

出典:PhotoAC

夜のブッコミ釣りでは、明るい間に周りの状況を確かめ、安全に釣りをすることを心がけるとともに、仕掛けを投げ込む場所も考えておくことが大切です。魚の活性の上がる夜でも、やはり、潮の動きはじめ、ゆるみ始めの地合いを逃さないようにします。日中のブッコミ釣りのポイントに加え、2つのポイントをご紹介します。

魚に警戒心を抱かせないのが極意

夜のブッコミ釣りでは、活性の上がっている魚に、警戒心を抱かせないことが重要なポイントです。夜ですからヘッドライトや懐中電灯が必需品ですが、仕掛けの投げ込みや釣れた魚の取り込みの時に光を水面に向けないようにします。また、釣り人同士の大声での会話は控えましょう。

しっかり食わせておそあわせが極意

夜のブッコミ釣りでは、しっかり食わせてあわせをいれるのがポイントです。大物ほど警戒心は強く、違和感があると警戒します。アタリが穂先に出てすぐにサオを持ち、糸を張ったりするとエサを離します。穂先が引き込まれるような大きなアタリが出るまで待って合わせるのがコツです。針をのみこまれたら仕掛けをかえます。

夜でも昼でも手軽なブッコミ釣りを楽しもう

出典:PhotoAC

日中や夜のブッコミ釣りの釣り方、仕掛けのポイントをご紹介しました。ブッコミ釣りは、夜でも昼でも、場所を選ばず手軽にできる釣りです。昼夜の魚の特性、釣場の環境などに合わせた工夫を加えると、思わぬ大物の顔を見られることもあります。サオやリールは兼用が効きますから、ぜひブッコミ釣りを試してみてください。

tarijiro
ライター

tarijiro

中国故事の「一生幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい。」を手本に「趣味は釣り」と言えるように続けてきました。「釣った魚はおいしく食べる」をモットーにリリースできない魚はできるだけ持って帰って自分で料理して食べるようにしています。

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