ジャリメどんなエサ?特徴や付け方のコツ、活かし方など入門情報をご紹介!

ジャリメどんなエサ?特徴や付け方のコツ、活かし方など入門情報をご紹介!

ジャリメは、投げ釣りでよく使われるポピュラーな虫エサです。ジャリメは様々な魚を釣ることができる優秀な釣りエサですが、その特徴や付け方のコツ、活かし方などを知らない方も多いのではないでしょうか。入門情報から知っておくと役に立つ知識まで、詳しく解説します

記事の目次

  1. 1.ジャリメ入門!ジャリメってどんなエサ?どんな特徴がある?
  2. 2.ジャリメの付け方は?石粉は必要?
  3. 3.それでも虫エサはダメ!という方におすすめ!
  4. 4.ジャリメを使った投げ釣りの具体的なやり方は?
  5. 5.ジャリメの活かし方は?
  6. 6.ジャリメで釣れるターゲットは?キスは釣れる?
  7. 7.ジャリメの値段や売っている場所は?
  8. 8.ジャリメ・イソメ・マムシって何が違うの?ゴカイって何?その他の虫エサも合わせて紹介します。
  9. 9.まとめ

ジャリメ入門!ジャリメってどんなエサ?どんな特徴がある?

ジャリメとは?

ジャリメは投げ釣りでよく使われる虫エサで、入門者から上級者まで使え、非常に多くのターゲットが狙える汎用性の高いエサです。値段も手ごろで、比較的手に入りやすいため、入門者にもうってつけです。ジャリメの体長は5cm~10cmで、人間の指でいうと3横指~5横指程度の長さです。うねうねと良く動きことで魚の注意を引き、魚の好む匂いを出して、魚の食い気を誘います。環形動物門多毛網遊在目ゴカイ科の海産動物で、正式名称は「イソゴカイ」といいます。ジャリメの他にスナイソメ・スナムシ・イシゴカイなど呼ばれることもあり、俗称は約20程あります。本州中部以南の暖かい海域の砂の中が主な生息地となっています。

ジャリメの特徴は?

ジャリメは様々な魚が釣れる万能の虫エサで、青イソメが登場するまでは、釣りエサといえばジャリメ!というほどのメジャーなエサでした。青イソメが普及している現在でも、いろいろな釣り場でよく使われる釣りエサの1つです。ジャリメは青イソメより細く、g当たりの値段はやや高いことが多いです。また、青イソメがほぼ投げ釣りでのオールマイティなエサとして使われることが多いのに対して、ジャリメはキスやハゼなど小型の魚が釣れる特エサとして使われることも多いです。やや青イソメに比べ針に付けづらいため、石粉などを用いて使用することもあります。

ジャリメの付け方は?石粉は必要?

出典: https://image.shutterstock.com/image-vector/fishing-hook-600w-92762590.jpg

ジャリメの付け方解説!

ジャリメの付け方を解説します。付け方はそれほど難しくはありませんが、ジャリメは細くてぬめりがあるのが特徴で、それにより手が滑ってしまうこともあるため、うまくつけるには慣れが必要です。また、入門者などで、全然付けられないという方は、滑り止めに石粉を使うのも1つの方法です。

ジャリメの付け方の手順

  1. ジャリメを利き手ではない方で掴みます。
  2. 投げ釣り用の針を利き手で持ちます。
  3. ジャリメの頭部分を避け、頭の少し下の胴体に針を刺します
  4. 針を胴体の中にある程度通したら、針先を抜きます
  5. ジャリメの尾側が長い場合は針から1cm程度残してカットします。
エサを上手に付けられたら、あとは投げて釣るだけ。ジャリメの付け方をマスターして、目指せ好釣果!

ジャリメの付け方を解説している動画を載せておきます。参考にしていただけたら幸いです。

石粉って何?必ず必要なの?

SESSYA 拙者のこだわり石粉 Sボトル IS-WSBTS (エサスベリ止め)

参考価格: 604円

出典: 楽天
楽天604円

石粉とは、虫エサを針に刺す際に、滑らないようにする粉状の滑り止めのことです。石粉は石や岩を砕いて粉状まで細かくしたものや、卵の殻を砕いて細かくしたものなどがあり、原材料は様々です。石粉を使うことで、ジャリメのぬめりを抑えてくれるため、針にジャリメを刺しやすくなります。石粉の効果により、手返しが良くなり、釣果アップにつながります。キスの数釣りには手返しの早さも重要なポイントの1つです。石粉は絶対に必要なわけではありませんが、入門者など針にエサを付けるのが苦手な方や、時間がかかってしまう方は、用意しておくと助かることの多いアイテムです。特にジャリメは青イソメに比べ体が細いのが特徴ですので、1度試してみる価値はあると思います。値段は商品の容量や原材料によってまちまちですので、用途に合った商品を選んで購入してみてください。

それでも虫エサはダメ!という方におすすめ!

アブガルシア ワーム ガルプ! サンドワーム4 イソメ太身ミニジャリメ(NAT)

参考価格: 648円

出典: Amazon
Amazon648円
楽天

ジャリメを使って、投げ釣りを楽しみたい!と思っていても、どうしても虫エサが苦手!という方は結構いるのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが、ソフトルアー(ワーム)です。ソフトルアーというのは、イソメ・ミミズ・ザリガニ・小魚など魚のエサになるものに似せて作られた人工の疑似餌のことを言います。最近のソフトルアーの進化は目を見張るものがあり、場合によっては生き餌に匹敵するほどの釣果をあげることもあります。また、プラスチックのパッケージに入っていますので、使いきれない場合も、次回に使いまわせますし、腐ることはありません。エサ見た目はジャリメにそっくり、匂いもあるので、魚への反応も抜群。それでいて、ジャリメのうねうねとした動きがないので、針に付けやすいという利点があります。ですのでもし、どうしても虫エサが無理、というのであればソフトルアーを使用するという手もあるのではないでしょうか。また短時間しか釣りできないけれど、ジャリメがあまってしまいそうという時などにも、1つ道具の中に忍ばせておくよ役に立つかもしれませんね。

ジャリメを使った投げ釣りの具体的なやり方は?

Photo by West Zest

ジャリメを使った釣りのやり方を解説します。投げ釣りに必要な道具は、以下の6つです。

  1. 釣り竿
  2. リール(スピニング)
  3. 釣り糸
  4. 天秤(おもり)
  5. エサ

具体的な釣り方

具体的な釣り方を解説します。

  1. 針にエサ(ジャリメ)を付けます。
  2. リールのベールを起こして、糸が出る状態にし、指で糸を軽く押さえます。
  3. 竿を後ろにしならせ、前へ出すと同時に指を離し、仕掛けを遠くに飛ばします。
  4. 仕掛けがそこについたら、ベールを戻し、糸に適度な張りを持たせます。
  5. 魚のアタリを待ちます。
  6. アタリがない時は、少しずつ巻いていきます。途中で地面の窪みにあたり、抵抗を感じたらそこで少し待ちます。
  7. アタリがあれば、軽く竿をあおり、ゆっくりとリールを巻き上げます。
  8. 魚から針を外します。
投げ釣りは仕掛けもシンプルで、釣り入門者からベテランまで幅広く楽しめる釣り方です。また、キスを始めとしていろいろな魚をターゲットにすることができますし、食べて良しの魚も多いです。特にキスの天ぷらは夏の一番のご馳走です。ぜひ、投げ釣りで、おいしい魚をゲットしてみてください。

投げ釣り(ちょい投げ)用の解説動画を載せておきました。参考にしていただけたら嬉しいです。

ジャリメの活かし方は?

Photo byClker-Free-Vector-Images

釣り場面での活かし方

ジャリメを釣り具屋で購入すると、パックに砂や木くずにが入っており、その中で保管されているかと思います。ジャリメは乾燥と暑さに弱い生き物です。釣り場では密封しパックごと、クーラーボックスに保存しておき、針に付ける時に必要な分だけ出すことで、弱らせることなく活かしておくことができます。パックのままジップロックなどに入れておくのも乾燥が避けられ良い方法です。夏場などでは特に、少し外に出しておくだけで弱ってしまうこともあるため、注意が必要です。エサの鮮度が良ければ、その分良く釣れるのは当然です。この活かし方を活用して、どんどん釣っちゃいましょう!

家に帰ってからの活かし方

ジャリメの弱点は乾燥と暑さです。ジャリメをパックのまま放置してしまうとすぐに死んでしまいます。ですので、乾燥を避け、涼しいところに保存しておくことが必要です。一番簡単な方法は、パックを密封された袋やジップロックに入れて冷蔵庫に保存しておく方法です。この方法では1週間程は生きた状態で保存が可能です。もう少し手間をかけられるならば、ジャリメの元々の生息環境に近づける工夫をすることで、更に長く活かすことが可能です。具体的には海水で湿らせた程度の砂利を敷き、その中にジャリメを入れ、冷蔵庫や涼しい所に保管しておく、という活かし方です。釣りをしていると、思ったよりジャリメが余ってしまった!ということは、結構良くあることですよね。そんな時、この活かし方を是非活用してみてください。

ジャリメで釣れるターゲットは?キスは釣れる?

ジャリメで釣ることのできる魚は数多くあります。底で釣れる魚を中心に、キス、ハゼ、メゴチ、カレイ、ホウボウ、クロダイ、アナゴ、メバル、カサゴ、アイナメ、カサゴ、スズキなど非常に多くの魚種に対して有効な釣りエサになります。特に投げ釣りの人気ターゲットであるキスには有効なエサと言われています。その理由は2つあります。1つ目は、ジャリメは体が細く柔らかいため、キスがエサを吸い込みやすいという点、2つ目は、細い体で非常に良く動くためアピール力が高いという点です。釣って良し、食べて良しのキスをジャリメで爆釣しましょう!

ジャリメの値段や売っている場所は?

養殖ゴカイ 1パック500円分 釣り餌 活き餌 ジャリメ キスゴムシ 石ゴカイ 磯釣り 防波堤釣り 船釣り キス ハゼ カワハギ グレ クロ メジナ

参考価格: 540円

出典: 楽天
楽天540円

ジャリメの価格はは、地域などによって差はありますが、一般的に40g~50gで500円程度で売られていることが多いです。青イソメは60gで500円程度の値段で売られていることが多いため、ややジャリメの方が高いです。また大手の釣り具店であれば、ほとんど手に入れることはできます。釣り場近くの個人経営の釣り具屋などでも、大抵は置いてあります。ただ、青イソメほどは、ストックがない場合も多く、場合によっては売り切れてしまうこともあるため、事前に電話などで確認しておくと確実ですね。また、以外なことにamazonでも購入することが出来ます。

ジャリメ・イソメ・マムシって何が違うの?ゴカイって何?その他の虫エサも合わせて紹介します。

ジャリメだけではなく、虫エサには様々な種類があります。その中でよく使われるものを中心に紹介していきます。

青イソメってどんなエサ?

【釣り餌】【活きエサ】青虫 1パック500円分【青イソメ】

参考価格: 540円

出典: 楽天
楽天540円

投げ釣りで一番よく使われる虫エサで、様々な魚種が釣れるオールマイティなエサです。ジャリメに比べ、やや太く、硬い体で、どの魚も良く食ってきます。また、針にエサを付けるのも入門者にもやりやすく、滑り止めなどは不要なことが多いです。値段は1パックで500円程度で、虫エサの中では一番安価に手に入ります。また、大手の釣り具屋から個人経営の小さな釣り具屋まで、どの釣り具屋でも必ず置いてあります。ジャリメ程ではありませんが、キスに対しても有効なエサです。口が小さい魚には、細い個体を選んだり、小さくカットして使うのも良い方法です。

赤イソメってどんなエサ?

活エサ SUPER赤イソメ(養殖)250g※ノークレーム限定

参考価格: 2,160円

出典: 楽天
楽天2,160円

青イソメ程ではないですが、こちらも比較的ポピュラーな釣りエサです。体色は赤褐色で、身が細いのが特徴です。また、やや弱りやすいという欠点もあります。色々な種類が釣れるエサですが、特にキス、スズキ、クロダイ、カレイなどの釣果が期待できます。値段はジャリメと同等程度のことが多いです。

マムシってどんなエサ?

活きエサ 養殖SUPER本虫(マムシ)1,000円パック ※ノークレーム限定

参考価格: 1,080円

出典: 楽天
出典: 楽天
出典: 楽天
楽天1,080円

マムシも投げ釣りでよく使われるエサの1つです。体色は赤褐色で、体は太いです。強烈な匂いで魚を引き付けるのが特徴で、虫エサの中では一番魚の食いつきが良いといわれています。様々な魚種が釣れますが、特にカレイの釣果が良く、カレイ釣りには良く使われます。値段は1パックで千円程度することもあり、ジャリメや青イソメに比べ高価です。

まとめ

ジャリメは、投げ釣りのエサとして、様々な魚を釣り上げることのできる、優秀な虫エサです。特に、キスなどの口の小さい魚には非常に有効とされています。その他の虫エサの特徴も頭に入れつつ、これからの行く釣りのエサ選びの1つの選択肢としてジャリメを検討してみてはいかがででしょうか。あなたの、釣りライフが充実したものになりますように!最後まで読んでいただきありがとうございました。

sasaryukmf
ライター

sasaryukmf

よろしくお願いします。

関連記事

ランキング

記事はありません。