最強のスナップの結び方は?釣り初心者でも簡単に結べるノットをご紹介!

最強のスナップの結び方は?釣り初心者でも簡単に結べるノットをご紹介!

スナップは、あらゆる仕掛けで使われているアイテムですが、結び方を誤ると、掛かった魚や仕掛けを失うことになりかねません。この記事では、ゲームフィッシングにおけるリーダーとスナップとの接続に的を絞り、スナップのさまざまな結び方を動画も交えてご紹介していきます。

    記事の目次

    1. 1.スナップの結び方は非常に重要
    2. 2.スナップの結び方をご紹介!
    3. 3.スナップの結び方① クリンチノット
    4. 4.スナップの結び方② ユニノット
    5. 5.スナップの結び方③ パロマーノット
    6. 6.スナップの結び方④ 完全結び (漁師結び)
    7. 7.スナップの結び方では, 強度最強だけにこだわらないことが大切

    スナップの結び方は非常に重要

    近年のルアーフィッシングではスナップがマストアイテム

    ルアーにラインを直結する場合、ルアーチェンジをする場合は、その都度結び直す必要が生じます。スナップを使用すれば、結び直しの手間が省け、クイックなルアーチェンジが可能になるだけでなく、ショックリーダーを使うタックルセッティングでは、交換の度にショックリーダーが切断されることで徐々に短くなってしまうこともなくなります。また、ルアーの動きの面からも、スナップの使用はメリットとなります。

    出典: https://www.amazon.co.jp/Wild-Scene-%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%B3-%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%97-100%E5%80%8B%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88/dp/B07NDRRJH2/ref=sr_1_3_sspa?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=3LLC20AJTMMZR&keywords=%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BC+%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%97&qid=1568304804&s=gateway&sprefix=sunappu%2Caps%2C264&sr=8-3-spons&psc=1&spLa=ZW5jcnlwdGVkUXVhbGlmaWVyPUExODY1MFpKT1JaRDlCJmVuY3J5cHRlZElkPUEwMjk2ODE5MkJBSDRMRURRN0dLTyZlbmNyeXB0ZWRBZElkPUExUjhUSks4UTNKR0Y2JndpZGdldE5hbWU9c3BfYXRmJmFjdGlvbj1jbGlja1JlZGlyZWN0JmRvTm90TG9nQ2xpY2s9dHJ1ZQ==

    というのも、直結する場合、結び目によってラインがラインアイに固定されるため、ルアー本来の動きの幅を小さくしてしまうことがあります。一方スナップだと、ラインアイの可動域が広がるため、ルアー本来の動きを殺してしまう心配がなくなりますので、タダ巻きで使えるシーバス用ルアーなどでは、特にうれしいメリットでしょう。こういった理由から、近年のルアーフィッシングでは、スナップがマストアイテムとなっています。

    スナップの結び方が魚のキャッチ率を大きく左右する

    スナップの結び方が適切でないと、フッキング時やファイト中などの、結び目に負担が掛かる場面で、せっかくのチャンスを無駄にしてしまいかねません。ラインブレイクによるバラシの場合は、アングラーにとって対処法のない不可抗力であることも多々ありますが、結び目のすっぽ抜けは、アングラーの結び方次第で回避できる可能性が高く、後々悔いが残る結果になりかねません。

    特に、ミノープラグなどよりもウェイトが重いメタルジグを使用するジギングでは、ミノーイング以上に結び目に掛かる負担は大きくなります。また、ロッドアクション時に掛かる負担も増大するため、「ジギングにおけるスナップの結び方の重要度は特に高い」と言えるでしょう。釣果は、”バイトをいかに多く引き出せるか”だけではなく、”フッキングさせた魚をいかに高確率で無事取り込めるのか”によっても大きく左右されるのです。

    ラインの結び方は, 強度最強が最優先とは限らない

    仕掛け作りについて解説しているメディアでは、最強クラスの強度を誇る結び方のみを特集している場合が少なくありません。スナップの結び方に限らず、最強クラスの強度は確かに魅力ですが、実際の釣り場で用いる結び方では、簡単さやスピードも無視できません。最強の結び方の多くは、複雑な工程を要するため、時合い真っただ中という状況や、座れる場所が近くにない釣り場などで用いることは現実的に困難です。

    仮に、そういった状況で複雑で時間の掛かる結び方を使用すると、せっかくのゴールデンタイムを逃してしまったり、完成度が中途半端でかえって強度が落ちてしまったりすることになります。ですから、簡単でクイックに結べることも状況次第では武器であり、バランスを考慮した結び方のチョイスが釣果アップのカギを握るのです。もちろん、ラインの結び方に慣れていない初心者が難しい結び方を行うこともおすすめできません。

    スナップの結び方をご紹介!

    実際の結び方と特徴を徹底解説!

    スナップの結び方にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が大きく異なっています。ここでは、スナップの4種類の結び方を、実際の結び方が分かる動画付きでご紹介すると共に、それぞれの結び方の特徴を徹底的に解説していきます。釣り初心者の方はこれを参考に、状況にあったベストな結び方を選べる知識を身に着けていきましょう。

    ※ 注意

    ここで取り上げる内容は全て、リーダーシステムを用いるゲームフィッシングでの使用を想定したものです。そのため、ショックリーダーへのスナップの接続を前提に各項目を解説しています。

    スナップの結び方① クリンチノット

    【スナップ結び】クリンチノットの実際の結び方は?

    クリンチノットを結ぶ際にポイントとなるのは、リーダー先端をリング部に一番近いループに入れた後、これによってできたループにリーダー先端を入れる工程です。釣り初心者向けだと、仕掛け作りを簡単にするためにこの工程を省略しているケースがありますが、省略すると強度が若干低下します。釣り初心者にはできないほど複雑な工程では全くありませんので、仕掛け全体の強度を高めるためにも、省略しないようにしましょう。

    【スナップ結び】クリンチノットの特徴は?

    クリンチノットは、エサ釣りからゲームフィッシングに至るまで、幅広い釣り方で使われているもっともポピュラーな結び方です。ここでは、クリンチノットの特徴を、強度、簡単さ、スピードの3つの要素に分けて解説していきます。

    クリンチノットの特徴1: 強度

    出典: http://daiwa.globeride.jp/column/line/contents/01/index.html

    クリンチノットの強度は、「実用的なレベル」という評価が妥当でしょう。強度最強クラスの結び方と比較すると75%程度の強度ですが、それでも、極端に細い、または太いリーダーを使う場合や、シーバス以上の魚狙いの場合を除き、基本的にはこの結び方でも大きな問題はありません。実際、サビキ釣り仕掛けや投げ釣り仕掛けのような市販の完成品仕掛けでは、クリンチノットより強度が低い結び方が使われていることも少なくありません。

    クリンチノットの特徴2: 簡単さ

    クリンチノットは、スナップの結び方としてよく用いられるものの中では、比較的簡単な部類に入ります。釣り初心者が仕掛け作りをする際に、一番簡単でバランスが取れた結び方でしょう。クリンチノットに限らず、ラインの結び方全般においては、結び目の見た目がきれいでしっかりと締めこまれていないと強度は期待できませんので、釣り初心者がそのように結べるようになるまでには、相応の練習は不可欠です。

    クリンチノットの特徴3: 結べるスピード

    クリンチノットを結ぶ際のスピードは、リーダー本線にリーダー先端を巻き付ける工程のスピードに左右されます。一見簡単な工程に見えますが、実際に行うと、リーダーの糸グセによる抵抗があるため、初心者がクイックに行うことはなかなか難しいです。とはいえ、他の工程は、それほど時間は掛かりませんので、釣り場で仕掛けが切れてしまい、その場で仕掛け作りの必要に迫られた場合などでも手早く結べるでしょう。

    スナップの結び方② ユニノット

    【スナップ結び】ユニノットの実際の結び方は?

    ユニノットの結び方の工程は、エサ釣りの仕掛け作りにおいて、ハリとハリスとを結ぶ結び方の一つである「内掛け結び」と似ています。ですので、釣り初心者の場合はこれをマスターしておけば、のちにエサ釣りの仕掛け作りの際に、この結び方の経験を活かすことができるでしょう。ポイントとなるのは、やはりリーダー本線にリーダー先端を巻き付ける工程で、締めこんだ際にきれいな見た目にならないと、本来の強度を引き出せません。

    【スナップ結び】ユニノットの特徴は?

    ユニノットはゲームフィッシング全般において、ルアーのラインアイ、スナップ、シンカー、フックへのラインの接続に使用される最も基本となる結び方です。ここでは、クリンチノットの特徴を、強度、簡単さ、スピードの3つの要素に分けてご紹介します。

    ユニノットの特徴1: 強度

    出典: http://daiwa.globeride.jp/column/line/contents/02/index.html

    前述のクリンチノットと同様、ユニノットの強度も実用的なレベルです。強度最強を誇る結び方との差は否めませんが、それでも、シーバスなどをはじめとするミドルクラスのショアゲームには十分ですし、シーバスゲームを取り上げる釣り関連のメディアで度々登場しているトップシーバスアングラーも、この結び方を用いています。ただ、ヘビーウェイトのジギングにおいては強度が心もとなく、ライトショアジギング程度が適当でしょう。

    ユニノットの特徴2: 簡単さ

    前述した通り、ユニノットの結び方の工程やメカニズムは内掛け結びによく似ているため、エサ釣りの仕掛け作りで内掛け結びの経験がある方は、難なくマスターできます。釣り糸結びの経験がほとんどない釣り初心者でも簡単に結べる結び方ですので、前述のクリンチノットと併せて、ぜひとも習得したいものです。ただし、最大限の強度を引き出せるきれいな結び目を作れるようになるまでには、多少の時間は掛かるでしょう。

    ユニノットの特徴3: 結べるスピード

    ユニノットの結べるスピードは、ラインの種類に左右されます。ショックリーダーとして使われるのは、主にナイロンとフロロカーボンとですが、比較的しなやかなナイロンラインであれば、他の結び方と比べてもかなりクイックに結べるでしょう。一方、コシが強いフロロカーボンラインだと、リーダー本線にリーダー先端を巻き付ける工程で強い反発力が生じるため、しっかりと押さえ付けながら結ぶ必要があり、ややスピードは落ちます。

    スナップの結び方③ パロマーノット

    【スナップ結び】パロマーノットの実際の結び方は?

    パロマーノットは、リーダー本線にリーダー先端を巻き付ける回数を増やすことで摩擦抵抗力を上げ、抜けにくくして強度を高める「摩擦系ノット」とは少し異なる結び方です。巻き付ける工程はありませんが、締めこむ際の力加減の微妙な調整が必要であり、そのコツをつかむことが上達への近道です。

    【スナップ結び】パロマーノットの特徴は?

    パロマーノットは、知名度が比較的低いものの、トータルバランスの高さから、ベテランのアングラーが愛用する非常に優れた結び方です。ここでは、クリンチノットの特徴を、強度、簡単さ、スピードの3つの要素に分けて取り上げます。

    パロマーノットの特徴1: 強度

    出典: http://www.seaguar.ne.jp/knot/harris/harris_4.html

    パロマーノットの強度はまさに最強クラスです。ライトショアジギングやシーバスゲームなどのミドルクラスのショアゲームはもとより、ヘビーウェイトジギングや、シーバスをゆうに超える超大型のターゲットを狙うスーパーゲームなどのオフショアゲームでも活躍している結び方です。パロマーノットを用いたラインシステムでルアーが根掛かりしてしまった場合、結び目が抜けるのではなく、ラインの方が切れてしまうほどの強度です。

    パロマーノットの特徴2: 簡単さ

    パロマーノットは、最強クラスの強度を誇る結び方にもかかわらず、結び方も比較的簡単であることも大きな魅力です。前述したように、締めこむ際に力加減を微妙に調整しなければならない工程があるのは事実ですが、少し練習すれば釣り初心者でもすぐにマスターできます。結び方が簡単ですので、誰が結んでも最強クラスの強度を引き出すことができます。アングラーの熟練度を問いません。”簡単”さという面でも、パロマーノットは最強です。

    パロマーノットの特徴3: 結べるスピード

    パロマーノットは、結べるスピードも武器です。慣れれば、10秒前後で結ぶことが可能です。スナップを使わずにルアーにショックリーダーを直結する場合に、パロマーノットが特に好んで用いられる理由の一つが、このクイックさにあります。釣り初心者でも、比較的短期間でコツをつかんでスピードアップできる結び方ですので、ゴールデンタイム真っただ中でスナップを結ばなければならない状況でも、この結び方を覚えておけば安心です。

    スナップの結び方④ 完全結び (漁師結び)

    【スナップ結び】完全結びの実際の結び方は?

    完全結びで注意したいポイントは、リーダー本線とリーダー本線をループにした部分にリーダー先端を数回巻き付けた後、リーダー本線をループにした部分にリーダー先端を通す工程です。この時、巻き付ける方向と同じ方向から通すのではなく、逆の方向から回し込むように通すことで、若干ではあるものの、強度向上につながります。釣り初心者だけでなく、上級アングラーでも意外に知らない点ですので、ぜひとも覚えておきましょう。

    【スナップ結び】完全結びの特徴は?

    完全結びはもともと、エサ釣りで用いられていた結び方ですが、ゲームフィッシングで使っても全く問題はなく、他の結び方にはない、完全結びならではのよさを存分に生かすことができるでしょう。ここでは、クリンチノットの特徴を、強度、簡単さ、スピードの3つの要素に分けて解説していきます。

    完全結びの特徴1: 強度

    出典: http://www.seaguar.ne.jp/knot/parts/parts_1.html

    完全結びの強度は、「他の結び方と比べて最強クラス」と言えます。というのも、もともとは漁師が使っていた結び方とされており、ゆえに、ショックリーダーが持つ本来の強度を最大限に引き出せる仕組みの結び方となっています。前述したパロマーノット同様、根掛かりしたルアーを回収しようとすると、結び目がすっぽ抜けるのではなく、ラインの方が限界を迎えて切れてしまうことも少なくなく、直線強度に近い強度を実現しています。

    完全結びの特徴2: 簡単さ

    漁師結びの結び方の難易度は、この記事で取り上げている4種類の結び方の中で最も高いです。リーダー本線とリーダー本線をループにした部分にリーダー先端を巻き付ける工程が意外に簡単ではなく、3本の本線の指での押さえ方にしっかりと慣れておく必要があります。とはいえ、あくまで他の3種類と比較した場合の結果であり、実質的な難易度の差は微々たるものであり、釣り初心者でも、きちんと練習すればものになります。

    完全結びの特徴3: 結べるスピード

    漁師結びをクイックに結べるかどうかは、やはり練習量によって決まります。前述の通り、漁師が使っていたとされる結び方ですので、スピードは無視できない要素なはずですが、”漁師は毎回この結び方を繰り返し行うため、いつしか自然にスピーディーにできるようになる”という点もあり、少し練習したくらいでは、早く結ぶことは難しいでしょう。とはいえ、ひたすら練習すれば、必ずクイックに結べるようになることは間違いありません。

    スナップの結び方では, 強度最強だけにこだわらないことが大切

    スナップの結び方は多種多様ですが、それぞれに長所と短所があり、優れた結び方であるかどうかを一概に評価することはできません。強度最強だけにこだわるのではなく、その場でクイックに結べるスピードや釣り初心者でも失敗しない簡単さを総合的に勘案し、状況に合わせて結び方を柔軟に選択することが、好釣果を得るうえで重要なのです。

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