ヒラメの釣り方は?初心者にも釣れる大事なポイントを解説!

ヒラメの釣り方は?初心者にも釣れる大事なポイントを解説!

ヒラメの釣り方をわかりやすく解説。初心者でも釣れる釣り方、仕掛け、基本タックル、ポイント選びのコツ、アクション方法、おすすめルアー、ルアー別の攻略方法等をわかりやすく解説。ヒラメ釣り初心者でもイメージできるように具体的な釣り方を説明しております。

記事の目次

  1. 1.ショアヒラメの仕掛けとタックル
  2. 2.初心者でもヒラメが釣れる!4つのポイントと釣り方
  3. 3.具体的な釣り方~ヒラメ釣りに必要なのは2つのアクションのみ~
  4. 4.おすすめルアーとルアー別釣り方&攻略方法
  5. 5.ショアヒラメの釣り方まとめ

ショアヒラメの仕掛けとタックル

ショアヒラメの仕掛け

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ヒラメをサーフから釣るために必要な仕掛けはいたってシンプルです。1号~2号のPEラインに4~5号のショックリーダー(フロロ)、スナップを付けお好みのルアーを付けるだけです。PEラインは伸びが少なくキャスト時やアタリがあった際に合わせが激しいと切れてしまうことがあります。そのため面倒でもショックリーダーを付けることが必要です。ミノー主体でヒラメを狙う場合は飛距離が出にくいため、1号前後のPEラインを使用してください。

サーフでのルアーフィッシングの基本タックル

海(サーフ)でルアーフィッシングをする際の基本タックルは、長距離長時間のランガンが必要になることが多く、いかに軽装備かが重要です。10ft(約3m50cm)前後のルアーロッド、3000番~4000番のスピニングリール、ルアー、ライフジャケット、ウェダーが必要最低限のタックルです。荷物を少なくするためにもライフジャケットにルアーや小物を収納し、リュックやウェストポーチは装備しないほうが楽です。

あると便利な道具

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ヒラメは歯が鋭いため、素手で口の中に指を入れるとけがをします。また、ヒラメは力が強く、釣り上げた後も激しく暴れるため、ルアーを外す際に怪我をすることがあります。そのためフィッシュキャッチャーとプライヤーは準備しておいたほうがいいでしょう。高価なタックルをサーフに直置きするのも控えたいところですので、携帯型のロッドスタンドもご準備ください。

初心者でもヒラメが釣れる!4つのポイントと釣り方

広大なサーフでのポイント探し

ヒラメを釣るためにはポイントの見極めが重要になってきます。広大なサーフからポイントを見極めるコツとして、「白波を探す」です。常に白波が立っているポイントは海底に変化があり、かけ上がりとなっておりヒラメがいる可能性が高い一級ポイントとです。また、海面だけではなく海岸にも注目していただき、出っ張っている個所や湾になっている個所も好ポイントとして意識してみましょう。

朝まずめと夕まずめは外せない

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ヒラメを狙う上で、時間帯はとても重要になってきます。朝まずめと夕まずめのどちらかは必ず狙いたい時間帯となります。コンディションがよく、一級ポイント、実績のあるルアーでも、日中の日が高い時間帯は釣果が伸びにくいです。特に初心者は最初の1枚を釣り上げるまで苦労されることが多いので、活性の高い時間帯で効率よく最初の1枚を狙いましよう。

リトリーブ速度はとにかくゆっくり!

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ヒラメ釣りにおいて、もっとも重要と言っても過言ではないのがリトリーブスピード(ルアーを巻く速さ)となります。海底を引きずらないギリギリの速度を意識しましょう。早すぎても釣果は伸びず、海底を引きずっても釣果は伸びません。コツを掴むまでは4000番ハイギアのスピニングリールだと【1.5回転/秒】前後の速度を意識し、海底の状況により調整することが必要です。

諦めない根気と体力が釣果につながる

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初心者がヒラメを釣る最大のコツは、仕掛けでもなく、海の状態でもなく、タックルでもなく「諦めないこと」です。ヒラメはプロでも釣れない釣行が連続することがある難易度の高い魚です。また、ショアからヒラメを狙う際は一か所で粘るのではなく、ランガンで多くのポイントでキャストをしたほうが釣果につながりやすいです。そのため、諦めない根気とランガンをするための体力が必要な釣りと言えるでしょう。

具体的な釣り方~ヒラメ釣りに必要なのは2つのアクションのみ~

釣り方:ストップ&ゴー

初心者でも釣れるヒラメ攻略アクションの基本となるのがストップ&ゴーです。文字通り、リールを数巻き巻いて止める、数巻き巻いて止めるこれをひたすら繰り返します。コツとして、ストップ時にルアーが着底したことを都度確認することにより、ヒラメの捕食レンジをキープできます。3巻きなら早めに、5巻きならゆっくりなど、同じストップ&ゴーでも変化を付けることが必要です。

釣り方:リフト&フォール

覚えておきたいヒラメ攻略アクションその2がリフト&フォールです。ルアーが着底したことを確認し、ロッドを真上に勢い良くしゃくり上げます(ルアーを上に引っ張り上げるイメージで)。ロッドを立てた状態でルアーが着底するのを待ちます。ルアーが着底したら糸ふけを取りながらロッドを水平の位置まで戻し、再び真上にしゃくり上げ...これを繰り返します。ストップ&ゴーで当たりがない時に有効です。

おすすめルアーとルアー別釣り方&攻略方法

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ヒラメ攻略には欠かせないルアーと言っても過言ではありません。重心が後方にあることにより飛距離が出るだけではなく、スローリトリーブでもしっかりと泳いでくれるため初心者でも釣りやすいルアーと言えるでしょう。攻略方法/コツとして、早めの3回巻きストップ&ゴーが有効です。リフト&フォールではリフト時にブルブルと振動が伝わって来れば正常に泳いでいると認識できるので初心者には最適のルアーです。

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ふっくらとしたボディが水の抵抗を受け、フォール速度(沈む速度)がゆっくりになり、活性の低いヒラメでも食いついてきます。ストップ&ゴーでもリフト&フォールでも釣果をあげることができるルアーです。攻略方法/コツとして、浮き上がりやすいルアーになるためデッドスロー(とても遅い巻きスピード)のストップ&ゴー、リフト&フォール(※カーブフォール)で使用してください。

※カーブフォール:ルアーを沈下させる際に、ラインのテンションを緩めずラインが張った状態で沈下させることにより垂直ではなく斜めに沈んでいくためアピール時間を増やし、バイトチャンスも増やすことができる技法。

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ハードルアーに反応がない時はワームと一体化したロデムが威力を発揮します。ワームボディの質感と動きが活性の低いヒラメに違和感を与えずアピールするため釣果につながります。攻略方法/コツとして、重さがあり浮き上がりが少ないルアーのためストップ&ゴーでは海底を引きずってしまいます。そのため、リフト&フォールで細かく探っていく釣りに適しています。

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ジグ系で釣れなくてもミノー系に交換した瞬間に釣れることが多々あります。フローティングミノーだと飛距離がでず、ヒラメの捕食レンジでアピールできないため、シンキングミノーを用意しておくといいでしょう。攻略方法/コツとして、リフト&フォールがおすすめです。リフト時にブルブルとした振動で泳いでいることを確認でき、ジグと比べてフォールがゆっくりのため活性の低いヒラメでも食いついてきます。

ショアヒラメの釣り方まとめ

仕掛けやタックルよりもアクションやポイントが重要

ヒラメを釣るためには仕掛けやタックルよりも、アクションやポイント(場所)が重要になってきます。【朝夕まずめ】【リトリーブスピードはゆっくり】【白波が立っているポイントを探す】【一か所で粘らずランガン】この4つのポイントさえ意識していただければ、きっとヒラメに出会えるでしょう。仕掛けやタックルにお金をかけるのは釣れてからでも遅くはありません。まずは海で竿を振ることが一番の近道です。

諦めないで狙い続けることが大切

フリー写真素材ぱくたそ

ヒラメは食べておいしく、引きも強烈、しかし簡単には釣れません。だからこそ釣れた時の喜びは他の魚とは比べ物にならず、釣れない釣行のほうが多くともアングラーを魅了するのでしょう。最初の1枚に出会うまでは苦労するはずです。しかし諦めずに狙い続けることが一番大切です。この記事が少しでもあなたの最初の出会いのお力になれれば幸いです。

最後に、資源保護のため、30cm以下のヒラメ(通称:ソゲ)はリリースしましょう。個体数が少なくなればヒラメ釣りを楽しむことができなくなってしまいます。また、ゴミは必ず持ち帰り、皆が【来る前よりきれいにして帰る】を意識すれば、すてきな釣り場を維持でき、皆が心から釣りを楽しむことができるでしょう。
 

高田和正
ライター

高田和正

よろしくお願いいたします。

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