ダイビングペンシルの選び方
青物釣りにおいて、ルアーチョイスは釣果を大きく左右するほど重要なポイントです。ダイビングペンシルにもいろいろな種類があり、それぞれ大きさや重さ、形状やアクションなどが全く異なります。
1つ1つのルアーの特徴を理解して、水中でのアクションや魚のバイトシーンなど具体的な釣りのイメージを浮かべて選びましょう。
サイズや重量で選ぶ
サイズや重量で選ぶ方法は、正確な数字がわかるため最も指標にしやすいダイビングペンシルの選び方です。使っているロッドの適合ウエイトやリール、ラインなどのタックルバランスをしっかりと確認してから最適なルアーを選びましょう。
ルアーのサイズや重量のバランスがタックルとマッチしないと、飛距離の低下や不意の糸切れに繋がります。
形状で選ぶ
ダイビングペンシルは、形状によってアクションや潜る深さが異なるので、自分の釣れるイメージと照らしあわせることが大事です。S字アクションをするボディが太いルアーや、ローリングアクションをするスリムなボディで弱った魚を演出するルアーもあります。
メーカーサイトにはアクションの説明や解説動画もあるので、しっかりと動き方や特徴を確認してから選びましょう。
対象魚で選ぶ
対象魚によって好むベイトやルアーカラーも異なるので、直近のリサーチや釣り具屋さん・ネットでの事前の情報収集が非常に大事です。ベイトの大きさは時期やフィールドでも変わるので、ダイビングペンシルを選ぶときは常にマッチザベイトを意識します。
中型のワラサやブリには120~160mm、1mを超える春秋の大型のヒラマサなどには180~220mmを目安に選びましょう。
ショア青物におすすめのダイビングペンシル
ショアからの釣りは飛距離が釣果を左右するポイントになるので、風の影響を受けにくい細みのダイビングペンシルがおすすめです。堤防や磯は場所によっては足場が高いので、小さなロッド操作でもしっかりとアクションするダイビングペンシルを選びましょう。
ショア青物専用のダイビングペンシルは、磯場でのダメージや魚の引きに対応するボディの頑丈さも兼ね備えています。
ショアスパルタン ラフライド140F
ショアスパルタン ラフライド140Fはダイワから発売されているショア青物専用のルアーで、アピール力の非常に高いルアーです。タングステンウエイトをボディ最後方に搭載しているので、風の強い日でも安定した飛行姿勢と飛距離を保ちます。
肉厚で格子状の窪みがレイアウトされたボディは、磯場でのタフな使い方にも耐える頑丈な設計です。
コルトスナイパー ロックダイブ160F
コルトスナイパー ロックダイブ160FはシマノのAR-C重心移動システムを搭載した飛距離抜群のルアーです。特徴的な顎のブレードは、キールマウス状のデザインで水面に鋭く切り込むアクションを可能にし、青物のバイトを誘発します。
使い方も簡単で、初心者の方も安定してダイブさせられるため、ミスアクションの少ないおすすめのルアーです。
ララペン150F
ララペン150Fはジャンプライズから発売されている耐久性や飛距離、アクションを両立した究極のダイビングペンシルです。使い方も非常に簡単で、キビキビと潜るスーパークイックダイブアクションは青物の捕食本能を刺激します。
実釣テストではショアから10kgオーバーのブリやヒラマサを連発して釣りあげるなど、実績も十分にあるおすすめのルアーです。
出典:photoAC