テンションが上がる!シーバスデイゲームの魅力
シーバスデイゲームはファイト中にシーバスの動きが見えて、エキサイティングな釣りを楽しむことができる点が魅力です。「シーバスはナイトゲームでなければ釣れない」のでしょうか?シーバスは夜行性でナイトゲームが主流ですが、近年ではデイゲームの釣り方が開発されて、シーバスは日中でも狙える魚となりました。
シーバスデイゲームをおすすめするポイント
釣ったシーバスの写真がきれいに撮れる
【ルアークロスWEBマガジン】新着記事
— Shimano_Fishing (@Shimano_Fishing) October 9, 2019
《ヒラスズキ&シーバス》デイゲームW攻略マニュアルhttps://t.co/awGcNIyHim#鈴木斉 #ヒラスズキ #シーバス #エクスセンスジェノス #エクスセンス #ロッド #ルアー #シマノ #shimano_fishing pic.twitter.com/cYhnJGHJdo
釣ったシーバスの写真を友達や家族に見せたい方は多いのではないでしょうか?夜だとフラッシュを使用しても暗く写ってしまいますが、日中では鮮やかな写真を撮ることができます。夜釣りがメインのシーバスをデイゲームで釣った証としても自慢できます。
ファイト中のシーバスの動きが良く見える
ファイト中のシーバスは釣られまいとエラ洗いをしたり、縦横無尽に動き回ります。日中だと視覚でシーバスの動きをとらえることができるため、ファイト中のシーバスの動きが良く見えるのです。足元でルアーにアタックして来るときは、シーバスのバイトの瞬間を見ることができるため大興奮すること間違いなしでしょう。
ルアーアクションを確認できる
シーバスのデイゲームでは積極的にルアーにアクションをつけていく釣り方が攻略のカギとなります。ロッドを操作してアクションをつけた時、ルアーがどのような動きをするのか知っておくことが大切です。シーバスの反応をみながらルアーを選び、有効なルアーアクションをつけて魚を誘いましょう。
周りの状況が良く見える
ナイトゲームではキャストした時、ルアーの着水地点が暗くてわかりにくいことがあります。デイゲームでは周りの状況が良く見えるため、ルアーを狙ったポイントに投げられるでしょう。流れのヨレやベイトの有無を視覚的に確認できて、シーバスが好みそうなポイントを発見することができます。
シーバスデイゲームでのデメリット
デイゲームではシーバスにルアーを見切られやすいので、ナイトゲームで使われるただ巻きはあまり使いません。デイゲームではサイズが伸びにくいため、大物を狙うならナイトゲームの方がよいでしょう。
シーバスデイゲームを攻略!おすすめの釣り方
ファストリトリーブ
ファストリトリーブはシーバスにルアーを見切られないように、早くリールを巻くリトリーブ方法です。ナイトゲームと同様にスローリトリーブをおこなうと、デーゲームではなかなかバイトに持ち込めません。明るい時間帯ではルアーが見えるため、魚に「餌ではない」とバレてしまう確率が高くなります。
シーバスに口を使わせる釣り方
デーゲームではファストリトリーブのような釣り方が有効となります。シーバスが口を使ってしまうリアクションバイトを誘発するためです。
ルアーアクションが破綻しないように早くリールを巻いて、シーバスにルアーを見せすぎないことがポイント。かなり早くリトリーブしてもバイトしてきますので思い切ってリールを巻きましょう。
トゥイッチ
トゥイッチはリトリーブしながら、ルアーにイレギュラーなアクションをつける釣り方です。ロッドの穂先でチョンチョンとラインを弾くようなイメージで操作しましょう。シーバスは不規則に動くルアーに対して口を使います。トゥイッチで狙い魚が釣れるようになると、ルアーフィッシングがより楽しくなるでしょう。
ジャーク
ジャークはルアーを左右にダートさせて、リアクションバイトを誘発する釣り方です。ダート系のルアーを使用するのが効果的。ラインスラックをとって強めにロッドを動かし、ルアーを左右に大きくダートさせましょう。ラインスラックを上手く作ることがジャークのポイントです。
ボトムノック
ボトムノックはボトムにルアーを接触させ、イレギュラーなアクションをあたえてリアクションバイトを誘発する釣り方です。ボトムに沈んでいる障害物や小石などに接触させるのがコツです。
ボトムの状態によっては、根がかりでルアーをロストしてしまう可能性もありますので注意が必要でしょう。ボトムのストラクチャーなどに潜んでいるシーバスを誘い出すには有効な釣り方です。
シーバスデイゲームを攻略!おすすめのルアー
メタルバイブレーションルアー
久々シーバスデイゲーム。
— TJAa.k.a. 毎日釣りおじさんTi🍑® (@TJA_Ti) June 18, 2018
鉄板中心にゴリゴリと。
二桁ヒットもキャッチは3に留まる😇 pic.twitter.com/4VJSgDsEtn
メタルバイブレーションは、ボディがメタル素材で作られているルアーのこと。小型で自重があるため空気抵抗も受けにくく、他のルアーとくらべて遠投性能が高いという特徴があります。テンポ良く広範囲を探ることができますし、強い振動とフラッシングのルアーアクションでシーバスを誘います。
ファストリトリーブでも抜群の安定感
メタルバイブレーションは、ルアーのお腹の部分にウエイトが集中しているため、ルアーアクションが安定しています。かなり早くリトリーブしても泳ぎが破綻することがないので、ファストリトリーブに向いているルアーでしょう。
スピンテールジグ
スピンテールジグは、小型のメタル素材のボディの後ろに回転する金属ブレードが装着されたルアーです。回転するブレードのフラッシングと波動でシーバスを誘います。デイゲームで使うルアーの中では、数少ない「ただ巻き」で釣れるルアーなので、初心者の方にもおすすめです。
スピンテールジグのデメリット
スピンテールジグはフックがルアーのお腹の部分に1個しかないので、バイトがあってもフッキングしないことがあります。メタル素材で作られているため重さがあり、シーバスにエラ洗いをされるとバラしやすいといったデメリットもあります。
それでも、ただ巻きで釣れるスピンテールジグはデイゲームでは最強のルアーでしょう。
ジャークベイト
バラシの呪いがかかった悪夢の2連続ボーズからやっと解放!
— K-SUKE (@kekeman4234) June 5, 2019
シーバスはVJ16とX80で50UP1本、40ぐらいの1本、チーバス3本
キビレはVJ22を丸呑みw pic.twitter.com/y9czOK4n2H
ジャークベイトはジャーキングした時、左右に切れよくダートするルアーです。瞬間的にルアーが移動することによりシーバスにアピールし、リアクションバイトを誘発します。ジャーキングはテクニカルな釣りになり難易度が高いのですが、シーバスが釣れた時には大きな満足感を得ることができます。
トップウォータールアー
トップウォータールアーは水面でアクションするルアーの総称です。ロッドでアクションをつけることでルアーが左右に首を振るドッグウォークをしたり、ポップ音を出しつつ水しぶきを上げたりとルアーによってさまざまなアクションをします。
トップウォータールアーの使い所
ベイトが水面に追われていてシーバスがボイルしているような状況であれば、トップウォータールアーを投げてみることをおすすめします。水面を割ってバイトするシーバスの姿が見られてテンションが上がるでしょう。
シーバスデイゲームを攻略!狙うポイントのご紹介
沖にテトラが設置されているサーフ
沖にテトラポットなどの消波ブロックが設置してあるサーフです。沖にあるテトラポット周りは、潮や波がぶつかることでヨレやサラシといった流れの変化が起こりやすく、シーバスが身を寄せるストラクチャーとなります。テトラポットの根回りはシーバスのベイトとなる小魚が集まるポイントにもなっています。
おすすめの釣り方!テトラ撃ち
デイゲームでは、テトラ周りに軽くサラシが広がる波高0.5~1メートルの瞬間がおすすめです。サーフから狙える沖テトラの1級ポイントは流れの変化が起きやすいテトラ帯の両端。テトラの際に角度を変えながらルアーを通して、ランアンドガンの釣り方がシーバスデイゲームの攻略法となります。
流れ込み
流れ込みは新鮮な水が流れ込んでくるポイントのこと。流れ込み周辺は水中の酸素量も多く、プランクトンも豊富でシーバスの餌となる小魚が集まるポイントとなります。
デイゲームで水量の少ない流れ込みの場合、シーバスはあまり釣れません。小魚が流されるぐらいの強い流れ込みがシーバスデイゲーム攻略のカギとなります。
流れ込みでのおすすめのシーバスの狙い方
まとまった雨が降ったあとに強い流れが発生すると、流されてきた小魚のベイトを求めてシーバスが集まってきます。ベイトを捕食しようと流れのヨレやストラクチャーに身を潜めるのです。
流されてくる小魚を演出し、ルアーをポイントへ送り込む釣り方がおすすめ。適度な濁りと強い流れが発生するとシーバスの警戒心も薄れ、簡単にルアーにバイトしてくるでしょう。
護岸沿い
河川などの人工的に護岸されたポイントです。シーバスは日光を嫌うのでシェードとなる護岸のわきに身をひそめています。ルアーを平行にキャストして、水面に影を作り出す護岸を探っていきましょう。
デイゲームではストラクチャーをタイトに攻めることが重要となります。ランアンドガンでテンポ良く広範囲に探ってみましょう。
シーバスデイゲームを攻略!おすすめシーズン
シーバスデイゲームは4月~8月がおすすめシーズンです。春から夏の時期にかけて、夜より昼の方が潮の干満の差が大きくなります。魚は一般的に潮が大きく動く時期に活性が高くなるといわれます。ベイトフィッシュを追うことが多くなりますので、釣りにいく時期も大切にしましょう。
おすすめシーズン春
春は稚鮎やイワシなどの小型のベイトフィッシュを追って、産卵を終えたシーバスが接岸する時期となります。稚鮎などのベイトフィッシュが集まる河口やイワシの接岸するサーフは、春シーズンのシーバスデイゲームを攻略する有力なポイントです。
おすすめシーズン夏
夏の時期になり海水温が上昇して来ると水質が悪くなります。水質が悪い時期のシーバスは居心地の良い場所を求めて、河川を遡上するのです。梅雨時期にまとまった雨が降ると、河川にある水門や流れ込みといったポイントにベイトフィッシュが溜まりやすくなるので、シーバスも集まってきます。
夏はまとまった雨のあとがチャンス!
強い流れが発生しているポイントでは、シーバスのルアーに対する見切りも甘くなり積極的にバイトしてきます。しかし大雨が降ったあとは、ごみが増えたり強い濁りが発生することもあります。
河川の状態をよく観察して、タイミングよく釣行することが大切です。流れのある河川は酸素量が豊富で、上流から常に新鮮な水が送られてくるため夏シーズンのデイゲームにおすすめです。
シーバスデイゲームを攻略!狙い目の時間帯
マズメはゴールデンタイム!
シーバスデイゲームで狙い目の時間帯は朝マズメと夕マズメです。マズメとは日の出、日の入りの30分前後の薄暗い時間帯のこと。マズメはベイトフィッシュが動き出す時間帯なのでシーバスも活性が高くなります。
ベイトフィッシュを追ってボイルするシーバスの姿も見かけるので、初心者の方がデイゲームを攻略するならシーバスの活性が高くなるマズメの時間帯の釣行をおすすめします。
シーバスデイゲームを攻略しよう!
シーズンやポイントを間違えなければ、シーバスはデイゲームでも釣れる魚です。日中の明るい時間帯のシーバスゲームは魚とのファイトやルアーの動きが良く見えるので、初心者の方がレベルアップするために有効でしょう。ぜひシーバスデイゲームを楽しんでください。
出典:https://www.photo-ac.com/profile/1821860