シマノ「カルカッタコンクエストBFS」のインプレ!人気リールを解説!

シマノ「カルカッタコンクエストBFS」のインプレ!人気リールを解説!

シマノの人気ベイトフィネスリール「カルカッタコンクエストBFS」の特徴と魅力、インプレを紹介します。従来の性能を引き継ぎつつ多くの魅力が詰まったリールですが、使い勝手や便利さはどうでしょうか。人気リール、カルカッタコンクエストBFSを解説します。

記事の目次

  1. 1.シマノ「カルカッタコンクエストBFS」とは?
  2. 2.カルカッタコンクエストBFSの特徴と魅力は?
  3. 3.カルカッタコンクエストBFSの対応フィールドは?
  4. 4.アングラーによるインプレ!その評価は?
  5. 5.カルカッタコンクエストBFSはどんな人におすすめ?
  6. 6.カルカッタコンクエストBFSで高精度の釣りを楽しむ

シマノ「カルカッタコンクエストBFS」とは?

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/4654

シマノの代表的リール「カルカッタコンクエスト」は、丸型ベイトリールの有名機種。略して「カルコン」と呼ばれ親しまれている人気リールです。

本記事で解説する「BFS」は2017年にリリースされた比較的新しいベイトフィネスモデルで、さまざまな特徴があります。熟練のアングラーはもちろん、高性能のリールを求める初心者まで幅広く利用されている商品です。

軽量ルアーを用いたベイトフィネスを念頭に設計

出典:写真AC

「BFS」とは「ベイトフィネスシステム」の略であり、渓流などでのベイトフィネスを楽しむために設計されたものです。ベイトフィネスとは軽量のルアーを細いラインを用いて釣る方法で、繊細な動きが要求されるため、スピニングリールを使うのが一般的でした。

近年はBFSを中心にベイトリールで太目のラインを用いる釣りが熟練のアングラーから人気となっています。

他のベイトフィネスと比較してバックラッシュしづらい

出典:写真AC

カルカッタコンクエストBFSの場合は、多くのアングラーが他のベイトフィネスリールに比べてバックラッシュしづらく、軽いルアーをキャストしやすいと高い評価をしています。仮にバックラッシュしても解きやすいというインプレもありました。

従来の「カルカッタコンクエスト」との違い

出典:写真AC

従来のカルカッタコンクエストも剛性感と優れた巻き心地が特徴で、丸型リールを代表する機種として多くのアングラーに愛されてきた人気のリールです。

耐久性も高く、これ一台でさまざまな釣りを楽しむことができましたが、BFSの登場によって使えるルアーのバリエーションが増え、万能型リールとしてさらに便利に使える人気の機種となりました。

渓流での使用を念頭に開発されたリール

出典:写真AC

カルカッタコンクエストBFSは、渓流で軽量のミノーやスプーンを使うために開発されました。しかし、その巻き後心地のよさと便利さから、バス釣りでも使われるようになりました。

小型プラグが思い通りに飛ぶことを評価する声が多く、海釣りにも対応できることから、プロのアングラーから初心者まで広く使われる人気リールとなっています。

カルカッタコンクエストBFSの特徴と魅力は?

カルカッタコンクエストBFSの特徴について、重要なポイントをピックアップして紹介します。カルカッタコンクエストBFSも従来のカルカッタコンクエスト同様に、耐久性と剛性感に優れており、多くのアングラーを魅了していますが、インプレをチェックするうえで以下の特徴にも注目しましょう。

FTB(フィネス・チューン・ブレーキシステム)を搭載

ベイトフィネスの人気リールであるシマノ「アルデバランBFS」で初めて採用されたFTBが搭載されています。シマノのベイトリールといえば遠心ブレーキが定番でしたが、軽量のルアーをキャストする場合、バックラッシュが起こりやすいという特徴がありました。

FTBはマグネット制御のブレーキシステムであるため、軽いルアーを制御しやすくなっています。

コンパクト化による高いグリップ性能

自重200グラム。全体の重量は他のベイトフィネスリールよりあるものの、握り側のプレートが小型化されたSコンパクトボディとなっており、手にしっかりと収まります。

単に軽量化するよりも、釣りをするうえでの耐久性や使い心地に重きを置いている印象です。グリップ性能が高く、渓流釣りのように長時間歩き回ってキャストし続ける釣りでも疲れにくいという特徴があります。

マイクロモジュールギアによる巻き心地のよさ

シマノのリール全般の特徴ともいえますが、とにかく巻き心地がよいのが魅力です。シマノファンならお馴染みのマイクロモジュールギアが搭載されており、ギアのノイズが低減され、滑らかなリトリーブを実現してくれます。

マイクロモジュールギアはこれまでベイトフィネスリールには搭載されてきませんでしたが、カルカッタコンクエストBFSにて初搭載されました。

バックラッシュを抑止するマグネットブレーキ

他のベイトフィネスリールに比べてバックラッシュしづらいというインプレを紹介しましたが、スプールに直接マグネットブレーキをかけるシステムで、バックラッシュしそうな場合にも、回転時にブレーキがかかるという便利な仕様です。

スプールの回転数によりマグネットが自動でブレーキをかけてくれるので、ブレーキ調整さえしっかりすればバックラッシュの可能性を減らしてくれます。

長時間の釣りでも疲れにくいボディ

パーミング側のプレートがコンパクト化されているため、握りやすく長時間の釣りでも疲れにくい特徴があります。

バス釣りや渓流釣りでは、どうしても長時間の釣行になってしまいがちですが、キャストし続けても疲れにくい構造になっているのは大きな魅力といえるでしょう。時間をかけてじっくり釣りを楽しみたいアングラーに人気です。

カルカッタコンクエストBFSの対応フィールドは?

出典:写真AC

カルカッタコンクエストBFSの対応フィールドについてです。ベイトフィネスといえばバス釣りや渓流釣りのイメージが強いかもしれませんが、こちらは海釣り(ソルト)にも対応しており、さまざまなシチュエーションに取り回せるのが魅力となっています。

ソルトでの軽量ルアーを用いるライトゲームなど、渓流釣りが出来ない季節でも海にもっていけるので便利です。

渓流釣り

出典:写真AC

渓流ベイトフィネスは熟練のアングラーから初心者まで多くの渓流ファンを魅了しています。カルカッタコンクエストBFSは軽量ルアーを思い通りのポイントに投げ込むのに適したリールなので、精度の高い釣りをしたい渓流アングラーにおすすめです。

繊細なルアーの動きで渓流魚を狙う釣りは奥深く、腕が釣果に直結する楽しさはハマると抜け出せません。

バス釣り

出典:写真AC

バス釣りにおいて、フィネスは複雑な障害物のある場所やスレたバスのいるエリアに便利です。太目のラインで軽量ルアーを使えるベイトフィネスは注目の釣法でしょう。

BFSを用いることで、攻略が難しかったポイントも狙うことができ大物をゲットすることもできます。ラインブレイクを気にせず積極的に攻められるのは魅力ですね。

海釣り(ソルト)

出典:写真AC

カルカッタコンクエストBFSは淡水だけでなく、海水にも対応しているモデルです。アジングやメバリングをはじめ、小さな魚を狙うライトゲームでのベイトフィネスにも応用ができます。渓流好きのアングラーも禁漁の時期は海での釣りを楽しむことができるため、年を通してずっと使えるリールといえます。

アングラーによるインプレ!その評価は?

出典:写真AC

カルカッタコンクエストBFSを使ったアングラー達のインプレのなかで、評価の高かったポイントをまとめて紹介します。さまざまな角度からのインプレがありますが、オールラウンドにいろいろな釣りを楽しみたいアングラーに高評価でした。

剛性感と巻き心地のよさが魅力

出典:写真AC

シマノが大々的に魅力としてアピールしている剛性感と巻き心地のよさですが、多くのアングラーが同じ点を評価しています。シマノ特有のシルキーな巻き心地は多くのアングラーを魅了しており、取り回しがよく便利で、快適な釣りができたと喜ぶ声が多くあります。通販サイトでは丸型ではベストリールという評価もあります。

扱いやすくルアーの飛距離が出る

出典:写真AC

飛距離が魅力というインプレが多いですが、扱いの便利さにも定評があります。主に小型プラグをキャストするためのリールというだけあって、ストレスなく狙ったポイントに飛んでくれる点を評価するアングラーが多くいました。

渓流で2~3グラム程度の軽いスプーンやミノーも楽にキャストできるという声や、ポッパーを自在に動かせて楽しいという声もあります。

バランスがよくキャストし続けても疲れない

出典:写真AC

手に馴染むコンパクトボディとバランスのよい設計で、長時間の釣行でも疲れにくい点を評価する声もあります。アルデバランなどと比べると、重量こそあるものの、それ以上の取り回しのよさを気に入っているアングラーが多く、手返しのよさに惚れる人もいます。

高級感があって愛着が持てる

出典:写真AC

シマノならではの性能や使い勝手、便利さはもちろんですが、従来のカルコン同様に見た目の高級感で評価する人もいます。初心者に限らず、外見的な魅力でリールを購入するアングラーは少なくありません。性能はもちろんですが愛着が持てるというのも重要な要素といえます。

それなりの重さのルアーまで使える

出典:写真AC

クランクベイトやシャッド、ポッパーなど軽量で小型のルアーがメインですが、中型以上のものまで広く使える便利さを評価する人もいます。さすがに大型の青物を相手にするようなゲームは難しいのですが、シーバス程度ならば問題なくファイトできます。

ベイトフィネスは比較的どんな釣り方にも対応できる点が人気の理由です。

バックラッシュしにくい

出典:写真AC

ベイトリールでは必ず起こるバックラッシュですが、カルカッタコンクエストbfsは、他のベイトフィネスリールに比べてもバックラッシュしにくいと評価する人は多くいます。ただし、初心者は練習を重ねなければバックラッシュを避けられませんが、このあたりはアングラーの腕なので、しっかりと練習しましょう。

さまざまな用途に使うことができる

出典:写真AC

カルカッタコンクエストBFSの本来の用途である渓流釣りはもちろん、バス釣りや海釣りなど、さまざまな用途に使いまわすことができる点を評価する声があります。

大型の青物などを扱う場合は荷が重いですが、アジやメバル、チヌやシーバス、根魚狙いなど幅広く使えるのでオールラウンドに釣りを楽しみたい人には嬉しいところです。これから釣りを始める方にもおすすめです。

カルカッタコンクエストBFSはどんな人におすすめ?

出典:写真AC

インプレを参考に具体的にどういう人にカルカッタコンクエストBFSがおすすめなのか、釣りのスタイルやターゲットなどを基準に紹介します。基本的に汎用リールですが、やはりベイトフィネスの特性を存分に活かせる釣りがおすすめです。便利な使い方を自分なりに模索してみましょう。

渓流釣りの幅を広げたい人

出典:写真AC

もともと渓流ルアー釣り用のベイトリールとして開発された経緯があり、これまで狙えなかったようなポイントにも積極的にアプローチできるようになります。

従来のカルコンを渓流用に使っている人も多いですが、bfsは軽いルアーをかなり遠くにキャストすることができるので、上流域の難しいポイントでのイワナ・ヤマメから、下流域での大型のマスまで幅広く対応できます。

小型プラグを愛用するバサー

出典:写真AC

スレたバスの多い難関エリアでは、小型プラグを多用するバサーが多いのですが、BFSを用いることでプレッシャーの高い場所でも安定して釣果を上げられます。バスフィッシングでカルコンを使っている人は多いのですが、小型プラグを好んで使うアングラーにとって手放せないリールであることは間違いないでしょう。

アジング・メバリングから根魚狙いまで幅広く使いたい人

出典:写真AC

アジング・メバリングはもちろん、チヌやキビレ、シーバス釣り、太いラインを使えるのでラインブレイクの可能性のある穴釣りなどにも有効に使えます。根魚狙いで使っているアングラーは多くいます。魚種にこだわらず幅広いターゲットに使えるので海用のメインリールとしても活躍してくれるでしょう。

カルカッタコンクエストBFSで高精度の釣りを楽しむ

出典:写真AC

シマノの人気リール「カルカッタコンクエストBFS」の特徴と魅力、インプレを紹介しました。発売時から人気のリールで、さまざまなターゲットを狙える便利さから、多くのアングラーが愛用しています。

軽量ルアーを用いる釣りに適していますが、海水でも幅広く使えるので、釣り初心者の方にもおすすめです。ぜひ、本記事で紹介したインプレを参考に使ってみてください。

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ライター

+WAVE

東北地方をメインに活動。渓流釣りをメインに春・秋には海でジギングをやります。特に渓流釣りは子供の頃から親しんでおり、ルアー、フライ、餌釣りと何でも楽しんでます。これまでの経験を活かした記事執筆ができればと思います。

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