シマノの新型ストラディックと比較
シマノの新型ストラディックは、16ストラディックCI4+・18ストラディックSW・19ストラディック・20ストラディックSWの4つです。4つの新しいモデルと15ストラディックのスペックは、ぜんぜん違います。
15ストラディックのスペックが劣っている場合が多いのですが、シーンや釣り方によっては旧型モデルの15ストラディックがおすすめな場合もあります。
比較①:16ストラディックCI4+
シマノ16ストラディック CI4+2500S
参考価格: 24,800円
1回転で巻ける長さ(cm) | 68 |
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最大ドラグ力(kg) | 4 |
重さ(g) | 185 |
ギア比 | 5 |
15ストラディック | 16ストラディックCI4+ | |
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リールのシリーズ | コソアッド | クイックレスポンス |
カラー | シルバー | レッド |
同じストラディックの名前が付けられていますが、15ストラディックはコソアッドシリーズで、16ストラディックCI4+はクイックレスポンスシリーズです。15ストラディックと16ストラディックCI4+は、スピニングリールのシリーズ分けに違いがあるほど別物だと認識しましょう。
カラーリングも違い、16ストラディックCI4+は特徴的なカラーで赤ストラと呼ばれています。
シーンによって使いわけがおすすめ
15ストラディックと16ストラディックCI4+はコンセプトが違いますので、シーンごとの使いわけがおすすめです。ライトゲームでは軽くはやく、レスポンスしやすい16ストラディックCI4+を、パワーが必要になったら15ストラディックを使用しましょう。
比較②:18ストラディックSW
シマノ18ストラディック4000HG
参考価格: 29,620円
1回転で巻ける長さ(cm) | 93 |
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最大ドラグ力(kg) | 11 |
重さ(g) | 305 |
ギア比 | 5.8 |
15ストラディック | 18ストラディックSW | |
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防水対策 | コアプロテクト | Xプロテクト |
ハンドルの素材 | 金属 | カーボン |
4000番台の価格(円) | 26,800 | 32,000 |
18ストラディックSWは、15ストラディックよりスペックが高いです。15ストラディックの特徴だったコアプロテクトはXプロテクトになり、海水に対しての防水効果がアップしています。ハンドルも金属ではなく、カーボン素材で軽くなりました。
しかし、スペックがあがったぶん、価格も18ストラディックSWのほうが1万円ほど値上がりしています。
初心者は15ストラディックから使おう
初心者は、まず15ストラディックを使用するのがおすすめです。18ストラディックSWのようなSWモデルは、海での過酷なパワー系のルアーゲームを想定して製作されています。
初心者が挑む釣りでは、18ストラディックSWのスペックをいかせません。釣りに慣れ、ビッグゲームに挑みたいときに18ストラディックSWを選びましょう。
比較③:19ストラディック
シマノ19ストラディックC3000HG
参考価格: 19,752円
1回転で巻ける長さ(cm) | 89 |
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最大ドラグ力(kg) | 9 |
重さ(g) | 225 |
ギア比 | 6 |
15ストラディック | 19ストラディック | |
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防水対策 | コアプロテクト | Xプロテクト |
ギア | HAGANEギア | New HAGANEギア |
2000番台の重さ(g) | 200 | 185 |
2000番台の価格(円) | 25,200 | 26,000 |
15ストラディックと19ストラディックは品番数が近く、比較すると違いがよくわかります。同じ品番を比べると、19ストラディックのほうが最大で25グラム軽量化され、平均では10グラムも軽いです。
X-SHIP・ねじ込み式ハンドル・ワンピースベールはそのままですが、19ストラディックではプロテクトとギアがバージョンアップしています。
価格をおさえるなら15ストラディック
15ストラディックと19ストラディックの同じ品番を比較すると、19ストラディックのほうが価格が千円ほどプラスされています。19ストラディックのスペックの進化を考えると、安く感じる値上げ幅ですが、価格をおさえたいなら15ストラディックを選びましょう。
比較④:20ストラディックSW
シマノ20ストラディックSW4000XG
参考価格: 29,870円
1回転で巻ける長さ(cm) | 101 |
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最大ドラグ力(kg) | 11 |
重さ(g) | 300 |
ギア比 | 6.2 |
15ストラディック | 20ストラディックSW | |
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品番 | 1000Sから10種類 | 4000HGから10種類 |
防水対策 | コアプロテクト | Xプロテクト |
ギア | HAGANEギア | New HAGANEギア |
品番が1000番台からある15ストラディックと違い、20ストラディックSWの品番は4000番台からです。20ストラディックSWは18ストラディックSWと同じSWモデルなので、パワーゲームで力を発揮してくれます。
スペックは15ストラディックより19ストラディックと近く、4000番台の内部構造を比べるとほとんど同じです。
軽いルアーが欲しいなら15ストラディック
15ストラディックと20ストラディックSWの4000番台を比べると、15ストラディックのほうが少しだけ軽いです。20ストラディックSWは1000から3000番台の品番もありませんので、軽くて幅広い釣りに対応できるリールを求めている人は15ストラディックを選びましょう。
シマノ15ストラディックを使ってみよう
シマノ15ストラディックは、発売から5年以上経ち、すでに廃番になった古いモデルです。後続の新モデルと比較するとスペックは劣りますが、釣り方やシーンごとに使いわけられる凡庸性の高さが評価されています。
シマノのスピニングリールのなかでも価格が安めで、コスパがよいと評価されているシマノ15ストラディックを、ぜひ使ってみましょう。