ワインド釣法でタチウオを釣るには?基本の動きのコツなど釣り方をご紹介!

ワインド釣法でタチウオを釣るには?基本の動きのコツなど釣り方をご紹介!

堤防などから手軽に狙えるタチウオは初心者の入門用にもピッタリの楽しい釣りです。そのタチウオを狙う最もポピュラーな釣り方がワインド釣法です。今回は初心者の方にも入門用としてワインド釣法の基本的な釣り方や必要なライン、ルアーなどもご紹介して参ります。

記事の目次

  1. 1.ワインド釣法とは?
  2. 2.ワインド釣法でのタチウオの基本的な釣り方
  3. 3.タチウオのワインド釣法に必要なもの
  4. 4.タチウオのシーズンや特徴
  5. 5.ワインド釣法でタチウオを釣ってみよう!

ワインド釣法とは?

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ワインド釣法とはジグヘッドとワームを組み合わせたルアーを使い、タチウオなどの魚を狙う釣法のことをいいます。この釣法に合うルアーはダート用のジグヘッドが適しており、専用のものが多くリリースされています。ワインド釣法は初心者の方もルアーフィッシングとしての入門となる釣りに適しており、タチウオ以外にもさまざまな魚種を狙うことができ、手軽に食わせの釣りを楽しむことが可能となっています。

ワインド釣法でのタチウオの基本的な釣り方

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この釣法でタチウオを狙う場合は、専用のダートジグヘッドとワームを使いアクションを入れていく動きで行うことが基本となります。ルアーの動きは左右へ激しく揺さぶられるようなアクションで、これらの動きが重要になっています。最初は難しいと感じるかもしれませんが、コツが掴めれば意外と簡単に行える釣法です。その他のルアー釣りでも使える入門編的な釣りでもあるため、初心者の方はマスターして損はないといえるでしょう。

基本的なルアーの動き

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基本的なルアーの動きはダートアクションがメインとなります。ロッドを手前にしゃくりながらルアーにアクションを付けていきます。この際に糸ふけが発生するためリールで糸も巻き取る必要がありますが、このロッドとリールのアクションと巻き取りのバランスが難しいと感じる場合があり、最初はコツが掴めず苦戦する方も多いようです。基本的には1回しゃくるごとに1回巻き取るワンピッチジャークのような方法がリズムも取りやすいでしょう。

釣り方のコツは?

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ダート用のジグヘッドはロッドを手前にしゃくる、もしくは引くアクションをつけることで左右にダートする仕組みになっています。ポイントはその日の条件に合わせてしゃくる量に強弱をつけることやテンポを速くする、遅くするなどの工夫を行うことが釣果に繋がってきます。激しく速いテンポでしゃくる方がヒットする日もあれば、スローに優しく誘う方が良い場合もあるなど、その時の魚の反応を感じ取りながら探っていくとパターンを掴みやすいです。

初心者には少し難しい?

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全くの釣り初心者の方には最初は難しいと感じるかもしれませんが、コツを掴むのにそれほど時間は掛かりません。慣れてくればラインのテンションを感じ取り、リズミカルに誘い出すことも可能となります。しかし、初めの内はまずゆっくりとしたテンポで、ラインに伝わる抵抗感をしっかりと感じながらアクションを付けていくとよいでしょう。その際にリールで糸ふけを巻き取ることも忘れずにしっかりと癖付けていきましょう。

タチウオのワインド釣法に必要なもの

必要なタックル

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ワインド釣法に必要なタックルは扱うジグヘッドの重さによって変わってきます。基本的には陸っぱりの釣りになるため、キャスト時の飛距離も加味するとある程度の長さも必要です。またタチウオも掛かればなかなか引くため、ロッドの硬さも必要ですがアクションを付ける点も考慮し選びたいところです。リールもある程度の番手で糸巻き量にも注目した方が良いでしょう。ラインやリーダーもタチウオ用に配慮すべきなど用意は必要です。

どんなロッドが使用できる?

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タチウオに用いる釣りではロッドの長さは7~9フィート程度が一般的な長さとなります。あまり長すぎるとしゃくる際に細かなテクニックが行いにくく、手も疲れやすくなってしまいます。また、ある程度の硬さがあった方がダートアクションも付けやすいためM~MH程度の硬さのロッドが理想的とされています。主に扱うジグヘッドの重さと比較しながら検討するとバランスの良いロッドをチョイスしやすいようです。

必要なリールの性能

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リールは2500番台のものが最も適しています。この釣りはロッドを動かすことが多い釣りのため、耐久性もある程度は必要ですが、重視すべきはやはり軽さです。軽量かつ剛性の高いものが理想的なリールと言えますが、なるべく軽いものにポイントを置いて選ぶと良いでしょう。また、アクション時の糸ふけを巻き取る必要もあるため、巻き取り量の多いハイギアを選ぶ方も多いようですが、これについては好みが分かれるため参考にして下さい。

必要なラインは?

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必要なラインの太さはPE0.8号程度で、150m程度であれば十分に行えます。ラインに関してはルアーを操作しやすいテンションを感じられるものであればなお良いでしょう。リーダーに関してはやや太めのものをおすすめします。タチウオは歯がかなり鋭い魚で細いリーダーでは簡単に切られてしまいます。そのため、リーダーの太さは17~30lbが必要です。ただし、これ以上太くなると魚に気付かれてしまう恐れもあるため、この辺りが限界値です。

どんなルアーがおすすめ?

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ワインド釣法を行う上で必要なものが三角錐型のジグヘッドと呼ばれる重りと針が一体となっているものです。これに専用のワームを付けたものがルアーとなります。このジグヘッドの形がロッドをしゃくる際に左右へ揺れ動くように作られているため、ワインド釣法には必須のルアーとなっています。ジグヘッドの重さは大体10g~22g程度が目安となります。

ワーム選びも釣果へ繋がるポイント

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また、ダート用のジグヘッドも微妙に違いがありますが、基本的にはどれでもかまわないため、初めは有名なメーカーのものをチョイスして使用すると失敗なく行えます。ワームのカラーに関してはタチウオはキラキラしたものを好むため、夜光タイプのものやケイムラ色、ラメが入ったものなどがおすすめとなります。またケミホタルといった蛍光体をワームにセットして夜間などに、よりアピール力を強める場合もあります。

タチウオ釣りにあると便利なもの

フィッシュグリップ

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他の魚と比べるとタチウオは厚みがあまりなく、体長の長い魚です。シーバスや青物などの口を掴むタイプのフィッシュグリップよりもトング型のフィッシュグリップで掴む方が手軽でスピーディーに魚から針を外すことができます。また、歯がかなり鋭い魚でもあるため絶対に素手で口を触ってはいけません。ケガの原因となるためペンチなどで針を外すようにしましょう。

ワイドなクーラーボックス

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体長が長い魚のため正方形よりも長方形型のワイドタイプのクーラーボックスが釣った魚を持ち運ぶためにはおすすめとなります。小さいタイプのクーラーボックスですと、タチウオを丸めて入れる必要があり身を痛める可能性があります。また、帰ってから捌く際にも捌きにくくなってしまうデメリットもあるため、ワイドタイプのクーラーボックスを用意した方が快適に魚を持ち運びすることが可能です。

タチウオのシーズンや特徴

タチウオが陸っぱりから釣れるシーズン

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主に6月~12月がタチウオが陸っぱりから釣れる時期です。その中で最も最適なシーズンは秋で9月~11月いっぱいまでが最も釣れる時期とされています。地域によっては多少のずれもありますが、一般的にはこの時期がタチウオ釣りのハイシーズンと呼べます。理由はベイトとなるカタクチイワシが接岸する時期のため、これを追ってタチウオも接岸してくるためと言われています。

タチウオが釣れやすい時間帯は?

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基本的には釣りのゴールデンタイムとも呼ばれているマズメ時が最も釣れる時間帯とされています。朝マズメならば日が上がる2時間前くらいからで、夕マズメならば日が沈む1時間半前くらいからが最も良い時間帯となっています。使用するワームのカラーもその時間帯に合わせたものを選ぶとより一層マズメの効果を引き出せることができます。

タチウオの特徴

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タチウオは回遊魚で群れで泳いでいます。そのため、一匹釣れれば他にも何匹もいる可能性が高いです。また、光るものやキラキラしたものを好む習性もあるため日中ならばケイムラやラメ入りのルアーを、夜間ならば蛍光色のルアーなどが効果的です。タチウオは鱗がないため、初心者でも比較的捌きやすく調理しやすいです。また、刺身やてんぷらなど色んな調理方法でもおいしく食べられるのも人気のひとつとなっています。

ワインド釣法でタチウオを釣ってみよう!

Photo byterimakasih0

エサ釣りよりも手軽でアクションも交えながら食わせの釣りが楽しめるワインド釣法は初心者はもちろん、女性や子供でも手軽に楽しめる人気の釣りです。秋のハイシーズンなら比較的簡単に釣れるおすすめの釣りとなっています。お気に入りのタックルを準備してワインド釣法で、タチウオ釣りを楽しんでみましょう。

Iceberg202
ライター

Iceberg202

釣りが大好きです。釣りの楽しさをもっと知って、楽しさを伝えていきたいと思います。よろしくお願いします。

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