太刀魚の仕掛けと釣り方4選!堤防から釣る方法やコツを徹底解説!

太刀魚の仕掛けと釣り方4選!堤防から釣る方法やコツを徹底解説!

数釣りすることが出来る太刀魚は、食べても美味しく、釣っても楽しい人気の魚です。今回は、堤防からの釣りで人気魚種である太刀魚をターゲットに、おすすめの仕掛けや釣り方のコツを紹介します!

記事の目次

  1. 1.太刀魚釣りの前に知りたいこと
  2. 2.堤防から狙う太刀魚の釣り方4選
  3. 3.初心者が揃えたい!太刀魚釣りに必要な道具
  4. 4.堤防から太刀魚を釣る時のコツと注意点
  5. 5.堤防から狙う太刀魚釣りのまとめ

太刀魚釣りの前に知りたいこと

釣り

太刀魚は、サバやシーバスの遠い仲間に当たる魚です。また、堤防や船から釣れるターゲットとして、近年人気沸騰中の魚です。また、太刀魚は歯が鋭いため、噛まれると怪我をしてしまう可能性があります。そのため、竿を持つ時はフィッシュグリップやプライヤーを使用しましょう。

それでは、太刀魚の特徴や習性、釣れる時間帯、生息する場所について解説します。

太刀魚の特徴

太刀魚は、名前の通り「太刀」(60cm以上の刀のこと)に似ていて、銀色の細長いシルエットをしています。体長は約1〜1.5m程で、オスよりもメスの方が大きく成長するという特徴があります。

太刀魚の習性

太刀魚は、カニやイカ、アジ、イワシといった小魚を捕食する肉食性の魚です。見た目通り、獰猛な性格をしています。そして、夜行性の魚で、群れで行動する回遊魚です。

太刀魚が釣れる時期や時間帯

太刀魚を堤防から釣る時期は夏〜秋が主なシーズンです。そして、太刀魚は冬季には深場で過ごすため、堤防から太刀魚を釣ることはかなり厳しいです。しかし、釣れた場合は、かなりのサイズが期待できます。また、先述の通り太刀魚は夜行性の習性のため、狙う時間帯は夕まずめ~夜の釣行がおすすめです。

太刀魚が生息する場所

太刀魚は、ウロコがなく、外傷を嫌うため、泥や砂地を好んで生息します。ただ、泥や砂地であっても流木や浮きなどの浮遊物が多く存在しているエリアは嫌う傾向があります。そして、岩礁地帯や海藻が多いエリアも嫌う傾向にあります。そのため、太刀魚を釣る時は、ストラクチャーのないオープンエリアを狙うのが主流となっています。

堤防から狙う太刀魚の釣り方4選

釣り堀の楽しみ方

堤防から太刀魚を狙う時は、様々な釣り方があります。以下では、初心者の方でも道具を揃えればすぐに実践可能な釣り方を4つ紹介します。

電気ウキ

電気ウキとは、ウキの電光で太刀魚を誘って食わせる仕掛けのことです。仕掛けの付け方は、道糸から電気ウキ、ショックリーダー、餌を付けたフックの順です。釣り方は簡単で、フックにキビナゴやサバの切り身などの餌を付けて、ちょい投げ釣りのように仕掛けを投げ込み、待ちます。この時、ウキ下の長さを調節して、太刀魚の泳いでいる深さまで餌を落としてあげることが釣果に繋がるポイントです。

ルアー釣り

ルアー釣りとは、小魚に似せて作られた疑似餌を用いて釣る方法です。仕掛けの付け方として、道糸にリーダーを組んで、その先にルアーを取り付けるシンプルな方法となっています。この時、リーダーとルアーの間にスナップを付けると、ルアーの交換が容易に行えるため、状況に合わせてメタルジグやバイブレーションなどのルアーを交換して、太刀魚を狙っていきます。ルアー釣りのやり方として、巻く速度を変えたり、強弱を付けたりなどのアクションを用いることがポイントです。

引き釣り

引き釣りの仕掛けは、テンヤと呼ばれる重りとフックが一体となった、ジグヘッドのような仕掛けを使用します。仕掛けの組み方は、テンヤにはキビナゴや切り身といった餌を針金で巻きつけ、固定して使用します。引き釣りのやり方も、ルアーとあまり変わらず、ゆっくり巻いて、少しアクションを加えて狙っていきます

ワインド

ワインドは、ルアー釣りの1種で、仕掛けの組み方はルアー釣りと同じです。ワインドは、ジグヘッドとワームを組み合わせて使用します。ワームとは、シリコンなどでできたルアーのことです。こちらの操作もルアーと同じです。ワームの自然な動きが太刀魚の食いつきを誘います。

初心者が揃えたい!太刀魚釣りに必要な道具

釣り具

それでは、堤防からの太刀魚釣りでおすすめのアイテムとあれば役に立つ道具を紹介します!

ロッド

太刀魚のロッドには、ある程度のパワーが求められます。そのため、キャスト性能に優れ、パワーのあるものが理想的です。シーバスロッドなどで、8ft程前後の長さのもので、30gぐらいの仕掛けが投げれるロッドを用意するのがおすすめです。

リール

太刀魚は引きが強い魚です。リールのパワーがないと巻き上げることが出来ず、パワー負けしてしまうため、2500〜3000番程のスピニングリールであれば安心して釣ることが出来ます。巻くラインの太さはPEライン1〜1.5号くらいが一般的です。

仕掛け

先述したような釣り方や仕掛けを参考に用意してみましょう。ルアーやテンヤ、餌など予備のものもあわせて、手数が多いほど様々な場面に対応することができます。それとは別にショックリーダーなどの消耗品の予備もあると、気持ちに余裕を持って挑むことができます。

その他にあると役立つ釣り具

その他でも、以下の7つがあると、釣りが快適に行えます。

  • プライヤー
  • ハサミ
  • 雑巾
  • 水汲みバケツ
  • 持ち帰る際のクーラーボックス
  • 大きいビニール袋
  • フィッシュグリップ
また、夜間の釣りに行く時は、視界の確保に必要なライト、万が一に備えてライフジャケットを必ず準備するようにしましょう!

堤防から太刀魚を釣る時のコツと注意点

釣り 堤防

太刀魚は暗くなるにつれて活発性が高くなるので、夜間の釣行がおすすめです。そして、太刀魚は、明るい時間は深場にいて、暗くなってくると浅い場所まで浮上して泳ぐ回遊魚です。

釣る時のコツとして、太刀魚のいる「棚」を狙えるかが重要なポイントとなっているため、意識するように狙って釣果に繋げましょう!

また、
太刀魚は歯が鋭い魚です。迂闊に触って噛まれたりすると、怪我をして釣りを中断しないといけなくなってしまいます。針外しの時には、プライヤーを使用するように心がけましょう。

堤防から狙う太刀魚釣りのまとめ

太刀魚 釣り方

堤防からでも釣ることができる太刀魚は、とても強い引きがあり、釣って楽しい魚です。そして、初心者の方でも数釣りに期待ができる魚でもあります。また、食べても美味しいので、二度おいしい魚といえるでしょう。ぜひ堤防から太刀魚を狙ってみてはいかがでしょうか。

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