アジングで釣れない初心者向け情報!釣り方のコツやテクニックを解説!

アジングで釣れない初心者向け情報!釣り方のコツやテクニックを解説!

初心者がアジングで釣れない原因は、時と場所が悪かったり、間違った釣り方をしていたりするからです。アジングに適した時と場所で釣りをすることが重要になります。初心者にも扱いやすい道具を使用し、必要なアクションとテクニックを知ることも釣れない原因の解決に役立ちます。

記事の目次

  1. 1.アジングで釣れない原因は?
  2. 2.アジングで釣れない原因:狙うサイズが違う
  3. 3.アジングで釣れない原因:狙う時間が違う
  4. 4.アジングで釣れない原因:ポイントが違う
  5. 5.初心者でも扱いやすいタックル・仕掛け
  6. 6.初心者に必要なアクション・テクニック
  7. 7.アジングで釣れない原因を解決し釣果アップ

アジングで釣れない原因は?

初心者がアジングで釣れない原因は、間違ったタイミングと場所で釣りをしているからです。タックルがアジングに適していないため、アタリやレンジがつかめないことも釣れない原因として考えられます。釣れない原因を知り、初心者にも簡単な釣り方と攻略法でアジングの釣果アップを目指しましょう。

釣れないタイミングで釣りをしている

Photo by0fjd125gk87

海水温が10℃以下になる冬の時期や産卵期に入った晩春は釣るのが難しいタイミングです。ルアーが見切られやすくなる昼の時間帯や、活性の下がる潮止まりの時間帯も釣るのが難しいとされています。初心者は釣れないタイミングでの釣りを避け、釣りやすいタイミングを狙って釣りに行くとよいでしょう。

釣れない場所で釣りをしている

Photo bypixel2013

アジは回遊性の高い魚であるため、アジが回遊してこない場所で釣りをしていても釣ることはできません。アジの回遊は潮の動きに大きく関係しており、潮が動かない場所でアジを釣ることは困難です。場所選びは釣果を左右する重要なポイントですので、初めて行く場所などでは釣果情報や釣り人をチェックしましょう。

タックルや仕掛けがあってない

Photo byaranha

アジングはライトゲームを代表する釣りですが、ライトゲーム用のタックルであればどれも適するわけではありません。アジングではアジング専用のタックルを使うことが、釣果アップの基本です。アジを釣ることに特化していますので、釣れない原因の解決にも繋がります。

アタリやレンジが把握できていない

Photo byqimono

アタリやレンジが取れないことは、ライトゲームにおいて釣れない理由となることが多いです。アタリを取るには感度のよいタックルを使用し、ラインには常にほどよいテンションを保つ必要があります。レンジとは水深のことで、アジのいないレンジでは釣ることが難しいため、アタリのあるレンジを重点的に狙いましょう。

アジングで釣れない原因:狙うサイズが違う

Photo by __U___

アジがいる場所で釣りををしていても、狙うサイズが間違っていると釣れません。アジは地域によって多少異なりますが、基本的には季節によって釣れやすいサイズが変わります。特に初心者は、季節ごとに狙うサイズを変えることが釣果アップのための攻略法です。

春:産卵前の成長した大型を狙う

Photo byNickyPe

春は小型サイズのアジが少なくなるので、大型サイズに狙いを定めるのがよいでしょう。産卵期に入る前は餌を捕食しまくる荒喰いの時期となり、大型サイズのアジが積極的に食ってきます。産卵期に入ると活性が極端に落ちるので、産卵期に入る前のタイミングを狙うことが攻略法です。

夏:春に生まれた小型を狙う

Photo byimage4you

夏は春に生まれた小型サイズが多くなるので、小型サイズに狙いを定めるとよいでしょう。サビキ釣りで数釣りが楽しめる時期ですが、アジングにおいても小型サイズであれば釣果アップできます。初心者でも難しいテクニックや攻略法がなくても釣れますので、初めての釣り方を練習するのにも適した時期です。

秋:ハイシーズンの中型から大型を狙う

Photo byLarisa-K

秋は沿岸に多くの成長したアジが回遊してくるので、中型から大型サイズのアジを狙いましょう。ハイシーズンとされる理由からもわかるように、アジングに適した条件が揃っています。夏の小型サイズ狙いのタックルから、中型から大型サイズ狙いのタックルに切り替えることが大切です。

冬:回遊しない居着きの大型を狙う

Photo byAlainAudet

冬は水温が下がり回遊するアジを狙うのが難しいため、居着きの大型サイズのアジを狙ってみましょう。居着きのアジは海底付近など、水温が安定している場所にとどまる傾向があります。表層よりも中層からボトム付近でアタリを探り、反応のあるレンジを重点的に狙うことが攻略法です。

アジングで釣れない原因:狙う時間が違う

Photo by 曾成訓

アジが回遊してこない時間や活性が低い時間など、狙う時間が違うと釣ることはできません。回遊の時間帯を潮の動く時間で見極めたり、活性の上がる時間を日の出日の入の時間で確認したりする必要があります。潮見表やタイドグラフを活用し、狙う時間が違うという釣れない原因を解決しましょう。

活性の上がる日の出・日の入前後の時間帯を狙う

Photo by cotaro70s

日の出・日の入の前後の時間帯は、プランクトンの活性が上がると同時にアジの活性も上がります。潮の動きに大きく影響されずに活性が上がるので、アジングをするゴールデンタイムです。短時間の釣行や初めて行く場所であれば、日の出・日の入の時間帯だけを狙って釣りに行くのもよいでしょう。

潮の動きが活発な大潮・中潮の日を狙う

Photo byPok_Rie

アジングには満潮時と干潮時の潮位の差が大きくなる、大潮や中潮の日が適しています。潮の動きが大きいことで、魚の活性もより高まる傾向にあり釣りやすくなるためです。釣りに行く日を決める際は、釣果アップに期待ができる大潮や中潮の日を優先的に選ぶことをおすすめします。

干潮と満潮の約2時間後を狙う

Photo bygeralt

干潮・満潮の時刻から約2時間後が潮が動き始める狙い目の時間帯です。アジは潮の満ち引きにあわせて回遊するので、潮が止まっている干潮・満潮の時間帯は避けます。回遊してくるタイミングにあわせ、回遊ポイントとなりやすい場所を狙いましょう。

アジングで釣れない原因:ポイントが違う

Photo bydimitrisvetsikas1969

アジングに適したタイミングを狙って釣りをしても、そもそもアジのいない場所では釣れません。アジの釣れやすい場所となるのは、潮通しがよく回遊ルートになりやすい場所です。

アジはサビキ釣りのターゲットとしても人気が高く、サビキ釣りをしている人が多い場所はアジングのポイントでもあります。場所選びに困った時は、サビキ釣りのポイントを参考にするとよいでしょう。

堤防の角や先端:魚が集まりやすい

堤防の角や先端は潮通しがよくプランクトンの回遊も頻繁にあるため、魚が集まりやすい場所です。アジが餌となるプランクトンを追って回遊してくる可能性も高く、居着きのアジも好む場所でもあります。アジングの場所選びとして外せない一級ポイントですので、空いていれば選ばない理由はありません。

船道やスロープ:回遊ルートになりやすい

アジの回遊ルートとなりやすい、船道やスロープもアジングに適したポイントです。船道は船が通るため水深が深く、回遊してくるアジと同様に居着きのアジも狙えます。スロープの水深は浅いですが、陽の光で水温が高い傾向にあるため、回遊してくる可能性が高いです。

街灯や常夜灯の下:夜は光に魚が寄ってくる

夜間にアジングをする場合、場所選びにおいて街灯や常夜灯などの光の下は欠かせません。光に集まる習性のあるプランクトンを求め、アジをはじめ多くの魚が寄ってくるのが理由です。光の真下は小型サイズの魚が多いため、明るい場所と暗い場所の境目付近を狙うのがサイズアップの攻略法となるでしょう。

初心者でも扱いやすいタックル・仕掛け

Photo byTheDigitalWay

釣り方にあわせたタックル選びは釣りに行くタイミングや場所選びと同様に重要です。タックル選びが難しいことを理由に諦めてしまう人もいますが、アジングには専用のタックルがあるため迷うことはありません。初心者で初めてタックルを選ぶ際は、扱いやすさを優先して選ぶとよいでしょう。

ロッド:6〜7fのアジング専用ロッド

Photo byoraswet

アジングにはライトゲーム用のロッドの中でも、6〜7フィートのアジング専用ロッドを選びましょう。アジング専用ロッドは感度が高いためアタリもとりやすく、6〜7フィートの長さであれば初心者でも扱いやすい長さです。正しいロッド選びが、釣れない原因の解決にも釣果アップにも役立ちます。

リール:1000〜2000番台の小型リール

Photo byandreasvolz

リールは1000〜2000番台の小型で軽量のスピニングリールを選びましょう。アジングでは細めのラインを使用し、ラインに余計な長さは必要ないので、小型で軽量であることが重要です。軽量であればあるほど、初心者には扱いやすく、アタリも取りやすくなります。

ライン:0.3号前後のエステルラインかPEライン

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

アジングで使用するラインは、0.3号前後のエステルラインかPEラインをおすすめします。アジングで使用するラインは他にもありますが、エステルラインかPEラインを選ぶ理由は、感度が高く強度も十分なためです。感度の高いラインを使用すると、初心者のアタリが取れないという問題を解決できます。

リーダー:1号前後のナイロンかフロロカーボン

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

0.3号前後のエステルラインかPEラインを使用する場合は、1号前後のナイロンかフロロカーボンのリーダーを使用します。リーダーを使用すると、摩擦で切れやすいという弱点を補えるのが理由です。リーダーの長さは最低でも50センチは取り、ラインとリーダーは直結させます。

ルアー:ワームもしくはメタルジグ

Photo bymirandableijenberg

アジング初心者には、ジグヘッドにワームをセットするジグ単と呼ばれる釣り方とメタルジグでの釣り方をおすすめします。ジグ単はアジングにおいて基本となる釣り方ですので、まずはジグ単から始めてみましょう。メタルジグは遠くにキャストする際や、アジ以外の小魚にワームを切られてしまう際に効果的です。

初心者に必要なアクション・テクニック

Photo bygeralt

アジングにはキャスト・リトリーブ・レンジの確認などといったアクションやテクニックが必要です。アジのいる場所に狙いを定めてキャストし、ルアーアクションで誘うという一連の動作の中に組み込みます。初心者にもできる基本的なアクションやテクニックから実践し、釣果アップを目指しましょう。

キャストは飛距離よりも正確さが大切

キャストは飛距離を出すことよりも、狙った場所へ正確にキャストするということが大切です。キャストの際は周囲の安全を確認し、風向きや力加減を意識して繰り返し練習しましょう。アジのいるポイントに正確にキャストするテクニックを身につけることが、釣果アップにつながります。

アジングの基本はただ巻き

アジングの基本となるのが、一定の速さで巻いてくるだけのただ巻きです。ただ巻きは初心者でも簡単にできるリトリーブですが、アジの興味を引きつけやすくなります。

巻いてくる時にラインにはほどよいテンションを保つと、アタリが取りやすくなるでしょう。巻く速さに変化をつけたり、巻くのを止めるタイミングを作ったりするのが攻略法です。

釣れない時に実践したいリフト&フォール

ただ巻きでも反応がない時にはリフト&フォールというアクションで誘ってみましょう。サビキ釣りの釣り方と似ていますが、アジングにおいても効果的なアクションです。

巻いてくる途中で一旦止めてルアーを落とし、竿先で持ち上げるようにチョンチョンとアクションを加えます。再びルアーを落としながらアタリを待つ際に、常にラインにはほどよくテンションを保つことがコツです。

カウントダウンでアタリのあるレンジを確認

Photo bygeralt

アジングにおいてのカウントダウンとは、頻繁に変わるアジの居場所を特定するために必要なテクニックです。ルアーをキャストして着水と同時にカウントダウンを開始し、何秒後に巻き始めるかでアタリを探ります。アタリがあった、もしくは釣れたレンジを重点的に狙うことが釣果アップのコツです。

アジングで釣れない原因を解決し釣果アップ

初心者がアジングで釣れない原因を解決するには、釣れない理由を知ることから始めるのが大切です。釣れない原因はアジングに関する正しい知識を身に付け、基本的な釣り方をするだけで解決できます。初心者でも簡単な攻略法をプラスすれば釣果アップにつながり、アジングをより楽しめるでしょう。

ak10_99
ライター

ak10_99

釣り歴約30年、釣りが好きなライターです。釣りの楽しさが伝わるような記事、読者のお役に立てる記事を書くことに努めます。

関連記事

ランキング